脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

2016-12-11 20:52:44 | 日記 2
長い間、心疾患を抱えていた母の容態がいよいよ悪い。
心不全がかなりすすんで苦しそうだ。
でも、私たちにできることはほとんどない。
日によって、遺言かと思えるようなことを言ったり
かと思えば、ヘルパーさんへの不満を言ったり
なかなか「悟り」の境地にはほど遠いようだ。

母を見ていると
否応なく、夫の最後の日々を思い出す。
苦しい呼吸なのに
語ってくれる言葉は
感謝の言葉ばかりだった。
どんなに息苦しかっただろうと思うのに
わたしを困らせるようなことは一度も言わなかった。
比べてはいけないと思いつつも
母のわがままとも思える言葉にいら立ってしまう。
いのちを終えるということは
苦しくてつらい修行なのだなあと、改めて思う。

自分は
どんな「終わり」を迎えることになるのだろう。
できるなら
早くその時が来てほしいと願いつつも
とりあえず
母を送り
お世話になった叔母、叔父を送り・・・などど
勝手なことを考える。




1 コメント

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ご無沙汰しています (そよかぜ)
2016-12-22 17:29:05
お母様とゆったりゆったりとお過ごしくださいね!
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