5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

しめ縄と干支の置物

2016-10-15 22:30:49 | くらし
時は神無月、寒露の次候は「菊花開」である。気温が下がり草木の紅葉も始まった。冬至まではまだだいぶあるが、2か月などそれこそあっという間。正月は直ぐに来てしまうだろう。 「早くもしめ縄作り」という熊野のニュース。農家の水田で刈り取った稲わらを使って、すでに30年以上もしめ縄づくりをしている熊野の農家に取材したものだ。しめ縄つくりはすでに先月から始まっていて、今が最盛期。近所のひとたちも一緒になって . . . 本文を読む

タイ国王の死

2016-10-14 22:11:07 |  経済・政治・国際
「タイのプミポン国王(ラーマ9世)が亡くなった。いつか来ることとは知りながらも遂にきた。大変なことだ。僕としてはどうしようもないが、タイ国が平安であることを祈る」 高齢で病身だったタイの国王が亡くなったニュースを受けて、お仲間のSTさんがこうツイートした。彼はアユタヤの特殊鋼の会社で社長をしていたことがあるから、国民に人気の高かった国王の死については感じることもいろいろあるのだろう。 世界中が . . . 本文を読む

髭を立てたる

2016-10-13 22:58:40 | 自然
ツイッターのフォロー先には天気予報のアカウントも数社ある。日本気象協会のアカウントは今日こんなツイートをした。 「今日は十三夜。旧暦の9月13日にあたる。日本では「十五夜」に続いてこの夜にお月見の習慣があり、十五夜が「芋名月」と呼ばれるのに対して十三夜は「栗名月」と云う」 そういえば、昼のTVヴァラエティでは天気予報にあわせて出演者がマロンケーキを食べていた。 今夜の愛知県地方は曇り。残念な . . . 本文を読む

アキエビかアクビか

2016-10-12 22:39:54 | たべもの
「口あいて五臓のみゆるアクビかな」 顎が外れそうな大きな欠伸をすると五臓がみえるぞという意味だろうかと考えたがさにあらず。 ここでいうアクビとは蔓性の落葉木・アケビのちょっと変わった果実の格好を詠んだものだ、、、とは「ことばの歳時記」の金田一春彦先生。 十月の項の中にある一文だが、もとは昭和40年の中日新聞のコラムだったもの。すでに半世紀が経過して今はほとんど見かけなくなったモノについての書 . . . 本文を読む

汚れ役の担い手は

2016-10-11 22:25:48 | 社会
シンガポールの老舗ホテル「ラッフルズ」が大規模なリノベーションを行うというニュースがあった。 装置産業としてのホテルであるから観光都市のシンガポールのホテル市場へ参入してくる内外の新規資本に厳然と対抗するためには不断の設備改善が不可欠なのだ。十数年前に出かけた折、サマセット・モームとシンガポール・スリングが売りのこの白亜のホテルに足を踏み入れたことがあったが、やはり古さを感じさせる厚化粧が気にな . . . 本文を読む

綱引きわっしょい

2016-10-10 22:28:01 |  文化・芸術
今日10日は「体育の日」、1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開会式が挙行された日を記念して定められたのだそうだ。あの日は見事に晴れ上がった素晴らしい秋の一日だったと記憶する。 次の2020年には再び東京オリンピックが予定されている。つい最近、リオのオリンピック・パラリンピックが終わったばかりということもあって、日本国民の意識も高いようである。 各地で開催されたスポーツイベントに参加し . . . 本文を読む

仙台味噌のはなし

2016-10-09 22:20:59 | たべもの
韓国語の翻訳(というより勝手訳)の練習台はもっぱらお仲間Jさんのブログを使うのだが、ほかにもないかと思って月刊誌の投稿を探っているうちに「味噌から見た近代日本の政治経済学」というタイトルを見つけた。 ソウルにあるうどん屋の店主(元外交官というからちょっと異色)が書いている。 戦国時代の兵糧として発達した味噌の故郷からは多くの英傑が生まれているが、伊達政宗のふるさと仙台の仙台味噌もその一つ。 . . . 本文を読む