7月の4連休初日のこと、未明から降り出した雨が時折強くなる中、11時を過ぎた頃に店頭に到着すると行列は13人。休日にしては予想よりも少ないなぁと思いながら最後尾へ。その後の列の伸びも鈍く、11時58分頃に入店する時には後続に8人が、退店する12時33分には12人が列を形成していました。
冷やし油そば(大蒜油)、中盛り。
ふんわりと大蒜の香りを漂わせる液体油が全体に回し掛けれています。尚、この日は前回と少し異なり、温かい油そばは3分、ラーメンは5分、冷やし油そばは7分の茹で時間でした。
艶やかな見た目で、大蒜の香りが麺にもしっかりと移っています。
赤身はしっとり軟らかく、脂身はきめ細やかな舌触りでしつこさのないチャーシュー。
コリコリというよりもしんなりとした歯応えのメンマ。
良く冷えたしんなりとしたもやし。
このネギは味よりも食感を楽しむものかと。
シャキっとした食感の残る千切り生姜。
千切り生姜の風味のお陰でくどさののない甘さを持つ味噌ダレ。時折顔を覗かせるお酢によってさらにサッパリと。
磯の風味を漂わせる海苔。
パリパリさを保たせておいて麺を巻いて。
良く混ぜ混ぜしました。
味噌ダレが絡まっても一度纏った大蒜油の存在感は保たれたまま。一度歯を入れただけでは噛み切れず、さらにもう一押しが必要な程の反発力です。
味の支配力が強過ぎるのは分かっているのですが、誘惑に負けて毎回手に取ってしまいます。
黒胡椒を振ってさらにスパイシーに。
夢中で食べ進め、この段階でスープ割りをお願いしました。
味噌ラーメンのような見た目。
シコシコさが鳴りを潜めた代わりにややモチさが生まれた麺。
チャーシューはさらにしっとり軟らかく、メンマも穏やかに。
意図的に味噌ダレを残すようにして箸を進めたこともあって、魚介の風味が際立つスープが注がれると、まさしく味噌ラーメンのように。
15分程で完食。味の調整をしながらが自分好みの味を作り上げる過程も楽しめるので、一杯で2度美味しいラーメンです。
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