12月中旬の平日、龍ケ崎市内への出張の際に立ち寄りました。14時頃の到着でも店内は妙齢の男女等で8割方の席が埋まっていました。
こちらのお店は看板にもあるように、玉ネギを丸々1個使ったスープが有名です。
メニューはこんな感じ。全体的にお高めの設定です。
卓上の調味料は塩と胡椒。注文が終わると、スープ用の辛味噌とカリカリ梅が運ばれてきました。
カリカリ梅は途中、口の中をリセットさせる為に。
フォークとナイフに加えてお箸が用意されているのが嬉しいですね。
最初にスープとサラダが運ばれて来ました。丸々1個の玉ネギの存在が目に飛び込んで来ます。
スプーンを入れるスペースが無い位の大きさの、飴色に色付いた玉ネギ。
スープは玉ネギの旨味が加わったこともあってか、穏やかな甘さを存分に感じられる仕上がり。
上品なスープをしっかりと味わった後は辛味噌を。
辛味噌を加えると上品な味付けのスープに辛さと深みのある甘みが加わり、濃厚さが増していきます。
玉ネギはこのままだと少し物足りないので、もう一度カップの中に沈めてスープをたっぷりと吸わせたり辛味噌を乗せたりして。
皿に残ったデミグラスソースも有効活用して。
サラダは、キャベツと紫キャベツとレタスにドレッシングがたっぷりと掛けられていました。
少し遅れてビーフシチューが配膳されて、
ビーフシチューセット(ほほ肉、丸ごと玉ネギスープ、バニラアイス、ホットコーヒー)。ライスorパンはこれ以上の出費を抑えたく自重いたしました。
ビーフシチュー。
初めて食べるのですが、ショートケーキのような形状ですね。
ナイフを入れると筋繊維が目に飛び込んで来ました。「やっちまったなぁ、素直にタンにしておくべきだった。」と。
しかし、箸を入れるとスッスッと身がほぐれました。口に入れると見た目の繊維質は全く気にならず、舌に旨味を残すとすっと消えていく軟らかさでした。
これだけの厚さもたっぷりのエキスを含んだジューシーな肉質でとパサつきは一切なし。
付け合わせは、表面がカリッと焼かれたかぼちゃとソテーされたさつまいもと甘く味付けされた人参と茹でいんげん豆とポテト。
ポテトはボイルされたジャガイモの周囲にすり潰されたジャガイモが添えられており、異なる2つの食感を楽しめました。
デミグラスソースの具材はマッシュルーム、最後に生クリームが加えられて。ソース自体は肉や野菜の旨味が複雑に絡み合って、最初コク深さと円やかさが伝わってきた後に、心地よい苦みにより後味がスッキリとするものでした。
ビーフシチューを食べ終えると運ばれてきた、
バニラアイスとホットコーヒー。
バニラアイスは、有楽町献血会場が脳裏に浮かぶもの。
献血会場での記憶を辿ると、レディボーデンバニラ味かと。
ホットコーヒーはブラックで。
値段的に気軽に立ち寄れるお店という訳ではありませんが、安心して友人知人を連れて来られる品質の料理を提供しているお店だと思います。尚、この日時点で消費税は変わらず8%として料金が計算されました。
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