7月下旬の平日、毎月恒例の法務局と裁判所への出張の帰りに立ち寄りました。12時25分頃の到着で店頭には8人の先客。食券を購入し、15分程待って12人が待つ店外から席に着くことができました。そして、その直後注文の品が配膳されました。
ラーメン(脂多め)+小ネギチャーシュー丼。
ラーメン(脂多め)。
麺。この日はノーマルな太さで。
プツプツと千切れる均一の茹で加減。弾むような歯応えを持ち合わせ、シコシコとした感触を強く覚えました。
また、かん水由来と思われる香りも仄かに。
チャーシューは小振りなものが2つ。
スープの熱でトロトロ状態に。
周辺部が崩れて赤身のみとなりましたが、軟らかさは健在。
コリコリとしたメンマと、肉厚で噛むと僅かなぬめりを発したわかめ。
海苔は早めに小ネギチャーシュー丼へ。
強すぎない風味で麺をくるりと巻いても互いの長所を消すことなく。
小口切されたネギは最後までシャキシャキさを保ったまま。
多めをお願いした脂。確かに増えているような。
醤油ベースとは思えない位に強い甘さを放ち、塩味はその陰に隠れがちで味噌に近い位に円やか。雪のようにふわふわとした固形脂が大量に加わっても、しつこさよりも深みを与えるというプラス面が際立っていたので、今度は有料トッピングの「コテコテ」を試してみようかと。
直線的な辛味で若干の酸味を含んだ豆板醤や、スープに垂らすと唐辛子による純粋な辛さが際立つラー油を。
小ネギチャーシュー丼。
前回は表面を覆いつくすようにチャーシューが盛付けられていたのですが、今回は空白地帯もちらほらと。
醤油が立ったタレが良く染みて、強い噛み応えとしなやかさを併せ持っていました。
太めに切られてパリパリとした食感のネギ。
水分を含んでしなっとなった海苔。
ご飯はやや温度低めでパラリとした感触でした。
卓上のブラックペッパーを振ってみました。ピリッとした刺激で箸がさらに進むことに。
13分程で完食。短期間で4回目の訪問にも関わらず、全く飽きの来ない一杯を食べ終え、5人の待ち人を横目にいそいそと職場へと戻りました。