八王子市からの帰りに立ち寄ったのは、京王井の頭線永福町駅そばのこちら。べんてん、としおか、滝野川大勝軒と食べ歩いたことで、他にも評判の良い大勝軒系列のお店はないのか?と探していて偶々見つけ利用することとしました。尚、偶々大勝軒という名前が一緒なだけで、池袋大勝軒とは全く無関係という事実は後日知った、ということは決してありません、決して・・・
中休みがなく深夜まで営業しているのはありがたいですね。別の張り紙によれば、月曜日が定休日のようです。
17時15分頃に到着すると、店内には空席がちらほらという状況でしたので直ぐに入店出来、カウンター席に案内されました。
メニューはシンプル。
お土産にも力を入れているようです。
卓上には、醤油とお酢と辣油と胡椒と楊枝。お冷も減ると直ぐに補充されます。
従業員も募集中でなかなかの好条件。給与と共に年齢制限が無いのが良いですね。職場で窓際に追いやられている身としては、転職しちゃおっかなという気持ちに。
中華麺。注文から数分でお箸と一緒に配膳されました。
お箸との比較で大きさで伝わと良いのですが、大きな丼です。
280gあるという麺は細くやや軟らかな茹で上がり。
スープを美味しく楽しむ為か、ほんのりと小麦が香るその存在感は控えめで、あくまで脇役に徹しているという印象。
胡椒を振って。ラーメンには本当に胡椒が合いますね。
餃子がメニューにあるわけではないので、こうして使うのかと。まぁ無理してまでは、と言う感想です。
薄く小振りなチャーシューは4枚。赤身はしっとり軟らかく、
脂身はやや硬めで甘さを放ちます。
レンゲも大きいのでスープがたっぷり掬えます。
運ばれてきた瞬間から煮干しが芳醇に香りネギが浮いたスープ。口に含むと煮干し、次に鰹節に代表される魚介の旨味が強烈に覆いかぶさって来ました。それだけでなく、表面に張っていることからも分かるラードの存在が、温度が下がりにくくすると同時に味の面でも奥深いコクをもたらしていました。
薄めに味付けされたコリコリとしたメンマには挽肉が。乾燥メンマをお店で味付けしているそうなのでその過程でのことでしょう。
なると。何度も言いますが大好きなんです。
約12分で完食。お高めの価格設定も、スープを一口含めばその値段にも納得。ほぼ一つのメニューにも関わらず、17時40分に退店する際には店外に5人の行列が形成されてたことからも、多くの皆さんに愛されるお店であることが分かりました。
近所にあった飲み屋さんのメニュー。どんなおつまみなんでしょうね。