奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まい造りの際に気になる間取りと同時に外構・庭工事、駐車スペースをどのように考えるべきなのかという事、玄関からのアプローチ、乗り降りのしやすさや荷物の持ち運びも視野に。

2024年02月22日 | 設計の事デザインの事

 

住まい造りの際に気になる

間取りと同時に

外構・庭工事、駐車スペースを

どのように考えるべきなのか?

※ビルトインガレージ(インナーガレージ)のある家

 設計デザイン事例(電動シャッター付き)

 屋内で出入り可能な間取り設計

 

家づくりで見落としがちなのが

「外構(エクステリア)」かもしれません。

 

※開放型ビルトインガレージのある家設計デザイン事例

 土間を通じて出入り可能な間取り

 

 

※デザイナーズカーポートのある家設計デザイン事例

 メイン玄関以外に勝手口からの出入りも近い家事動線配置計画

 

内装やインテリアは

一生懸命に考えるのに、

庭を含めた家の外観や

外回りの使いやすさを

見落としているケースは

少なくありません。

 

また予算の都合で外回りは将来、

落ち着いてから

というケースもよくあります。

 

しかし、

将来的にという場合でも、

新築のプランの段階から

しっかり外回りについても

考えておくことが大切です。

 

外回りの中でも

特に駐車スペースは注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは

「ビルトインガレージ」と呼ばれます。

 

一方、

エクステリア部材などで

簡単な屋根が付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を

「カースペース」と呼びます。


ある程度の

国産普通車の場合にになると

全長約4.9m、幅約1.8mになります。

 

この大きさに、

乗り降りなどをするときに

必要な前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場は

想像より大きなスペースが必要になります。

 

実際にどれぐらい

スペースが必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や車種など

ろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度の「ゆとり」が必要なのか?

という事を知っておくことは大切な事です。


そのためは日頃、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、

パーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」と感じる

駐車場がどの程度の広さなのかを

知っておくと、

これからの家づくりの際に

敷地(土地)に対する建物の位置関係も

把握しやすくなるかと思います。

 

土地だけを見るのではなくて

電柱の位置関係や

道路の傾斜、道路幅、

道路の対岸等、

駐車する際に気になりそうなところを

意識的に見ておくことで

その後の建物配置計画も

意図が分かりやすくなるかと思います。

 

暮らし始めてからの事を

丁寧に考えてみませんか?

 

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■やまぐち建築設計室■

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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