奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

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住宅設備の機能的な良さを活用する暮らし、浴室(バスルーム)で使用する暖房・乾燥・換気・涼風等の機能を活用して生活環境の改善に室内環境も機能的に向上する選択肢で家の中で暮らしの安全も大切に。

2024年03月25日 | 住まいの水まわり住宅機器

 

住宅設備の機能的な良さを

活用する暮らし。

 

暖房・乾燥・換気・涼風等の機能付きバスルームという選択肢。

※浴室換気暖房乾燥機付きバスルーム(システムバスルーム)

 

浴室換気暖房乾燥機を

上手く使って

入浴事故をなくすように。

※浴室換気暖房乾燥機付きバスルーム(現場造作バスルーム)

 

入浴中の事故は交通事故よりも多い

という統計があります。

 

入浴中の急死・急病の原因は

心肺停止、脳血管障害、

一過性意識障害(失神)、

溺水・溺死とされており、

冬場の寒冷地にとくに多く見られます。

 

暖房の効いた部屋から

寒い脱衣室に行って服を脱ぎ、

熱いお風呂に入る。

 

こうした温度差は

血圧の乱高下や脈拍の

急激な変化をもたらし、

脳出血、脳梗塞、

心筋梗塞などを

引き起こす「ヒートショック」が

起こりやすくなります。

 

このようなことが原因で

亡くなる人は

推定年間1万人以上とされ、

交通事故死の2倍以上にもなります。

 

ヒートショックから身を守るには

急激な温度差をなくすこと。

 

家の中でどのような温度環境を

イメージしておくのかも重要で

特に冬の寒さに関しては

考慮が必要です。

 

そのうえで

例えば浴室換気暖房乾燥機は

浴室の換気・暖房・乾燥などが

目的ですが、

ヒートショック対策にも

一役買っています。

 

暖房機能で

入浴前に浴室を暖めておけば、

浴室に入ったときの

ひんやり感が緩和でき、

急激な温度変化をなくせます。

 

浴室換気暖房乾燥機は

便利でメリットも多く、

導入を希望されるご家庭は

少なくありません。

 

暖房機能のほか、

換気・乾燥の機能は

湿気を抑えてカビや結露の発

減らしてくれます。

 

衣類乾燥機能は

雨の日でも夜でも

洗濯物を乾かせるので、

忙しい家事の強い味方にもなります。

 

最近ではミストサウナ機能、

カビ抑制機能、涼風機能などより多機能になり、

消費電力を抑える

省エネタイプや静音タイプもあります。

 

洗面脱衣室にもそういった機能を

付加させることも可能です。

 

実際にそういった空間にも使用可能な

ミニマムなエアコンも

実は住宅設備機器として

建材メーカーも開発しています。

 

予算やライフスタイルにあった

機種を選ぶには、

間取りと機能面から

住み方に対して

イメージを持つことが大切です。

 

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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