奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

水まわり・・・・洗面・脱衣・トイレ・・・キッチンなどのコストを考える・・・・。

2010年12月24日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

おはようございます、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。

 

今日はクリスマス・イブ。

サンタさんは、今日・・・・明日と大忙しですね。

携帯のヒツジの執事も今日はサンタに・・・・。

 

 

さて、コストの話・・・・・。

建築設備・・例えば浴室・洗面化粧台・トイレにキッチン。

そういう部分はコストアップの要因になりやすい部分。

 

 

計画当初からその部分を重点的に考えておく事も安心できるすまいづくりにつながるんです。

コスト意識ばかりを優先しては暮らしそのものが「不便」になることもあるので、

その辺りは優先順位も考えて、バランスよくですが・・・・。

 

 

よく視線が注がれるキッチンで考えると・・・・。

 

 

シンプルなI型のキッチンがスペース的にも、金額的にも「シンプル」かと・・・。

 

キッチンのレイアウトで考えると、I型・Ⅱ型・U型・L型・変形型、アイランド型・・・などがあり、

商品自体が豊富なのはI型とL型で、

スペースを大きく取らないのもI型・・・・・。

 

作業効率は奥様の調理方法や家事動線で異なるので・・・・・・。

 

ただ、I型は一般的には流し(シンク)と、

加熱調理部分・作業スペースがコンパクトに、一列にまとめられているので、

効率的には計画されています・・・。

 

L型は、コーナー部分を活かして、作業動線を短くして、作業スペースを広くとれますが、

やや設置スペースが広くいるので、部屋自体のスペースにある程度・・・・・・。

 

ちなみにアイランド型や変形型、U型は作業や収納のスペースは、

十分すぎるほど確保できますが、設置そのものに広いスペースが必要で、

高いグレードの商品群でのラインナップがほとんどなので、また・・・現場で

特殊な加工を建築工事として行う事が必要な商品もあるので、

割高になることがほとんど・・・・・。

場合によっては数百万・・・・・。

 

コストを意識する場合はシンプルな計画で、I型がベターだと思いますよ。

スペースの工夫で、パントリー・食品庫・収納部分を充実させて、

キッチンは作業スペースではあります、インテリアに溶け込むように設計することも

コストの調整になる場合もあるので、そういう部分も

設計の勘どころ・・・・・ですかね。

 

 

 

 

*********************************************
その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、

想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。

住まいをつくるということは、そこでの暮らしをつくるということにつながります。

だからこそ、設計する上で常に心がけていることは「建て主目線」です。

住まいはいつも「その思想」で設計しています。


「住まいを設計するという事は暮らし方を設計するという事」

建築設計事務所  
 やまぐち建築設計室   の仕事

URL  
http://www.y-kenchiku.jp/

片流れ外観 スリット 和風 シンプル外観 純和風 インテリア

シンプルナチュラル 和モダンとナチュラルモダン シンプルモダンの住まい

庭 外構 家のエクステリア・ガーデンプランも住まいと同じように大切

ウッドデッキ 借景を考えた窓 増築 建て増し リフォーム リノベーションで暮らしを豊かに
*********************************************

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今夜のつまみ食いは?? | トップ | クリスマス・イブ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

建築家 設計の仕事 監理の仕事」カテゴリの最新記事