奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)古都の風情と「personal&common」を満喫する数寄屋の家新築工事、暮らしの付加価値がデザインのカタチ・設計の表現として部位毎の意味を拡張するように、佇まいとシーンが生み出す感度へ。

2021年12月14日 | (仮称)古都の風情と「ぱーそなる&こもん」を満喫する数寄屋の家

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※初期提案の頃の外観設計デザイン案CG(現在は窓・玄関等位置関係がこの頃から変わっている状態)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

現場工事が進んでいるところ。

※基礎工事が完了した状態

 

(仮称)古都の風情と「personal&common」を満喫する数寄屋の家。

数寄屋の和風住宅。

※前後しますが基礎鉄筋の配筋工事が完成した状態

 

基礎の中に隠れる鉄筋の配筋工事が済み

生コンクリートを流し込み

その強度が発揮されるまでの

養生期間を済ませて型枠の撤去後には

早速の住設機器と関連する

給排水の設備配管・・・・・。

※基礎スラブ(床板)上に張り巡らされた「さや管」

 

床が完成すると床下で隠れてしまいますが

お湯と水、そして排水のルート。

 

給湯給水の為の配管に、

メンテナンスもしやすい「さや管」ヘッダー工法で。

※さや管ヘッダー工法の概略イラスト

 

性質としては電気関係の「空配管」のような

仕組み・・・配管工法のことです。

 

ヘッダーと呼ばれる給水・給湯を

一元的に分配するユニットから、

各水栓まで供給される工法。

 

ヘッダーから各給水栓まで途中に

大きな分岐がないので、

複数の水栓を同時に使用した場合でも、

水量変化が少なくて、

比較的安定した給水、

給湯量が得られる事もメリット。

 

さや管ヘッダー工法は、

さや管内部の空気層による断熱により、

裸配管に比べて結露が起こりにくく、

給湯配管では保温効果も期待できます。

 

配管への釘打ちなど、

建築の複雑な他業種との「とりあい」も

低減できる効果も・・・・・。

 

そして強度面で構造として

骨組みとなる軸組み(土台・柱・梁等)の

木材を固定する為のアンカーボルト

ホールダウン金物緊結の為の仕掛け。

※基礎天端から表面に出ているアンカーボルト

 

基礎から出ているボルトのサイズに

違いはあるのは「柱」と「土台」の関係性と

部材にかかる「力の流れ」、

力学的な対応からの差ですよ。

 

その「部材にかかる力の流れ」の話しは

またの機会に・・・・・・。

 

最終的なファサード(家の正面)や

窓との連動、暮らしの工夫、

暮らしの充実対して

デザイン的な配慮にも

色々仕掛けがあって、

それは基礎の段階でも少し見えています。

※一般基礎の外側へ平面的にはL字型に設計している外側の床板(土間範囲)と化粧束石位置

 

一つ外側に存在する余白の空間・・・・・・。

 

回廊のような空間として

家の壁より外側にL字型に巡らせた

テラスの位置づけを設計。

※建築外観・外構部分イメージ設計デザインCG(回廊・軒下範囲の設計での仕掛けも表現)

 

建築の仕掛けは外構の仕掛けと融合する事で

その価値自体、倍率で拡張させます。

 

そこには軒下の空間を

最適化したボリュームでデザインしています。

 

回廊というのは

宗教建築や宮殿などで

重要部分を囲んでいる屋根のある廊下。

 

日本では内裏、神社、寺院では金堂、

塔などの一郭を囲んで、

構造によって単廊・複廊・築地廊等があるのですが、

家として、暮らしの環境に

順応するフリーな空間として

今回デザインを施しています・・・・・。

 

※建築外観・外構部分イメージ設計デザインCG(回廊・軒下範囲の設計での仕掛けも表現)

 

外構デザイン設計のCGパースでも

その役目が見えやすいように

表現・提案していますよ。

 

暮らしにとって重要かつ、

絶対的な役目、用途を持ちながら

暮らしにゆとりを生み出す空間でもあり

外観・・・・・和の佇まいに「風情」を

生み出す仕掛けの設計空間でもある場所。

 

屋根を支える隙間空間は

時間とシーンによって

様々な表情を創出しますから。

 

そんな空間には存在するけど

存在しない空間の多機能を

レイアウトしていますよ・・・・・・。

 

視界を生み出す贅沢な仕掛けと

意識設定の良い意味での「余剰」を。

 

和の風情と情緒の意識は

過ごし方に良いテリトリーを

そして、その効能が良い意味で

人生に潤いを与えますよ。

 

暮らしの意味を

カタチで表現するように。

 

一つひとつの作業が

すべての完成の結果に

繋がりますから。

 

住宅計画での思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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