奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

土地を探して家を新築する、家を建てるという選択肢、奈良県にも様々な市町村がありそれぞれの地域での特徴や環境の違いがあります、家造りの価値観と過ごし方のテーマをどのように考えて土地を探すのか。

2024年02月10日 | 暮らしの事イロイロ

奈良県にも様々な市町村があり

それぞれの地域での特徴や環境の違いがあります。

奈良県には

奈良市/生駒市/大和郡山市/天理市/宇陀市

桜井市/橿原市/大和高田市/香芝市

葛城市/御所市/五條市・生駒郡平群町

斑鳩町/三郷町/安堵町/北葛城郡・王寺町

河合町/上牧町/広陵町/磯城郡・川西町

三宅町/田原本町/山添村/高市郡・明日香村

高取町 宇陀郡・曽爾村/御杖村/吉野郡・大淀町

下市町/吉野町/川上村/上北山村/下北山村/十津川村等という市町村があります。

 

南北に長い奈良県特有の

平地と山間部での差も

住まいの環境には大きく影響します。

 

一年を通じての四季での差にも

色々な価値観が存在します。

 

そういった環境も踏まえての

土地探しからご提案する理由。

 

やまぐち建築設計室は、

設計事務所なのですが、

土地探しからのお手伝いも

行っています。

 

エリアも、先に書いたように

奈良市・生駒市・葛城市・橿原市・明日香村を中心に

その周辺エリアも対応可能です。

 

なぜか?

 

設計事務所が

土地探しからご提案に関わる理由

についてお話します。

※既に土地を所有されている場合は

 その土地での住まい造りを考えます。

 

暮らし方に合った

土地なのかどうかを見極める。

 

まず、一番初めに大切なのは、

住まい手さん(お客様)が、

「暮らしたいイメージ」に合った土地に

出会えるかを一緒に考えて、

ご提案する為です。

 

住まい手さんが、

自分たちの暮らしたいことが

本当にできるのか。

 

この土地は、

場所良いけどなんだか気になる。

 

この土地は、

自分たちのやりたい庭は

計画できるのだろうか?

 

この土地で、

平屋の家は建てられるのだろうか。 

 

現場では目に見える物理的な情報と

目には見えない

法律上の規制が存在しており、

家が建った時のイメージが、

初めての時には

わからないことが多かったりします。

 

設計事務所の建築士(設計士)と

一緒に考えることで、

「暮らし方」を一緒に

イメージしながら計画が可能な家と

過ごすことが出来る空間に

ワクワクしながら、

家づくりを進めてみませんか。

 

そのためにも、

僕は建築家として、

いきなり土地を探すのではなく、

自己資金や、

ローンの借入額のお話ではなく、

「どんな暮らし方をしたいか」、

というヒアリングから始めています。

 

それは、「暮らし方の軸」をブレさせないために、

最初にお聞きして、

共有するべき大切な部分なのです。

 

新築の際の家具ショールームご案内も

そういう意味でおススメしています。

 

そのうえで予算や

場所の具体性をご相談し

目的となる土地のイメージを共有します。

 

日当たり・風通り・窓の外に見える景色を

考える実際に、

どのような感じで太陽の陽ざしが

入ってくるのか。

 

風は入ってきそうか。

 

窓の外には、

どのような景色が切り取る事が出来そうか。

 

初めての土地探しでは、

なかなか分からないものです。

 

実際に、

周りの建物から

どんなふうに日影を受けるのか、

図面を描いたり、

シミュレーションして

検討することが大切です。

 

土地の決定には

必ず現地での日影もイメージします。

 

建物が上棟した時に、

周りの建物から、

どのような雰囲気が生まれるのか?

 

日影を受けない状態になった時には

その建物は太陽に照らされて、

冬に暖かく、

ポカポカとした陽だまりのある暮らしが

リビングにあります。

※間取り調整によります

 

その時には窓の外に

どのような風景が広がるのか。

 

家の中に居ながら

風景を愉しむには

どのような間取りと角度が重要なのか。

 

庭や空が見える暮らしを

求めるのか求めないのか・・・・・。

 

土地を探したり、

決めるときには、

設計をサポートする人(設計を行う免許を持った建築士)と

一緒に決めていくことも大切です。

 

実は、

この「日当たり」がしっかり確保できるかどうかが、

建物の住宅性能に

大きく影響を及ぼすので

注意が必要です。

 

数値競争、

住宅の性能競争にならないで、

四季折々を感じ取れる、

感覚にも即した設計が大切だと考えます。

勿論・・・家の基本性能を

大切に考えながら。

 

土地は、「生き物(生もの)」ですとよく例えられます。

 

「いい土地」とは、基本的には

「多くの人にとっていい土地」であることがあります。

 

つまり、

本当は購入したほうが良い土地なのに、

「決断に迷ってしまう」ときに、

他の方に先を越されて

購入できないこともあります。

 

実際そんなことも、

起こってしまいます。

 

しかし、あなたにとってどうなのか?

が最も重要な判断基準です。

 

土地の良さは

世間の多数決で決まるものではありません、

皆にとって良い土地を選ぶのか

住まい手さん家族にとって

価値かる土地をえらぶのか?

 

皆さんはどうお考えですか?

 

勿論、転売を考えていたり

当たり障りのない土地選び

であればそれで良いかと思います。

 

ですが、暮らしの本分を

どのように考えているのかによって

土地価値については

多くの違いが生まれます。

 

 

本当に良い土地とは、

北側道路の場合もあるという事。

 

実は、見落としがちですが、

落ち着いた雰囲気で

周りの人たちから視線を気にせずに

南側の日当たりを感じたい

 

洗濯物が通りから見えないようにしたい

 

庭で遊んでいるときに、

周りから見られたくない

 

など実はこれ、「北側道路の土地」の方が

適している場合があります。

 

もちろん、

南側道路でフェンスをつくって

囲い込んで庭をカタチにする事もできますが、

道路側にフェンスを高く計画すると、

防犯対策上、

デメリットになってしまうこともあります。

 

そんな時に、

見逃しがちですが、

きちんと日当たりが確保できる計画は重要ですが、

北側道路の土地という敷地も

設計の工夫で

解決することができることがあります。

 

一見、

マイナスに見える要素も、

見方を変えると、

大きなプラスになることも

土地探しでは起こります。

 

見えていないかもしれない価値を、

見落とさないために、

建築と暮らしを考える建築家と一緒に

土地探しをしてみませんか。

 

暮らしを考えるパートナーとして、

より良い提案土地探しからご提案、

お手伝いさせていただくことで、

建物の設計前にも、

周辺環境の考慮が前提条件として

可能になるので、

提案も一歩上に改善することが

できるようになることもあります。

 

「新しく、愉しい暮らしの一歩」に

設計事務所と一緒に

土地探しもご検討しませんか。

 

土地探しからご相談も気軽に。

まずは、

土地探しの前段階で

どんな暮らし方をしたいか

というポイントをご相談してみませんか。

 

実際に暮らしと住まいを設計をする建築家が、

暮らしのイメージを

共有させていただきます。

 

ご予算のイメージや建物性能、

快適な間取りの提案など。

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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