奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

中庭や坪庭、窓の種類と位置関係で変化する空間の開放性と可能性、和モダンの暮らしの趣をシンプルにデザインしつつガラスを効果的にレイアウトする設計デザインの効果

2019年06月18日 | 中庭 ライトコート デザイン 設計建築家

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※(仮称)暮らしの趣を時間と一緒に楽しむ和モダンの家玄関ホール先の坪庭

 

ガラスや窓を使って目線の抜けをつくり出す事で

場所の印象と広さの感覚を

良い意味で変化させることにより

居住空間の居心地をよりよく・・・・・。

 

空間を広く見せる為に効果的なのは

壁をくり抜くように

ガラスやアクリル板などの透ける素材の活用。

 

外部へ面する窓にそれを使う事は勿論ですが

部屋と部屋をつなぐ場所や行き止まりの壁に

それらを効果的に設計して

デザインの効果を施すことで

随分と部屋の奥行に対しての印象は

変わりますよ・・・・・。

※(仮称)暮らしの趣を時間と一緒に楽しむ和モダンの家玄関ホール先の坪庭

 

例えば、部屋の仕切り壁の部分で

玄関ホールの正面や廊下の突き当り

階段室等の部分に採用するように。

 

狭い空間や奥行の少ない場所でも

小さな窓を効果的にレイアウトしたり

それ相応の大きな窓をレイアウトして

見える場所や向きを調整する事で

外に向かっての視線が抜けて

行き止まり感が無くなり

拡張する空間の認識が生まれますからね。

※(仮称)暮らしの趣を時間と一緒に楽しむ和モダンの家LDK吹き抜けのハイサイドライト(窓)

 

同様に、吹き抜け部分や

部屋の高い壁の位置に設ける窓を

ハイサイドライトと言いますが

それらは、上に視線が抜け

空が見えやすくなるので

視界を遮る要素も少なく

広がりが生まれやすくなりますよ。

 

吹き抜け部分の窓は、

特に一階から眺めると、

空に向かって斜めに視線が抜けるので

空間の立体的なボリュームとの相乗効果で

開放感をより一層満喫できますよ・・・・。

 

勿論単純に窓をレイアウトするだけでは無くて

様々な要因を加味してサイズ、カタチ、レイアウトを

調整した結果としての効能ですよ。

 

窓のコーディネート次第で

暮らし方の印象も空間も

良い意味で居心地に変化を与える様に。

 

コツコツと丁寧にデザインのカタチを。

適度と適切のバランスを検討しながら 

セレクトでの違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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建て主目線+αの提案・・・「明日の暮らしを設計する/建築と住まいとその暮らしを豊かに」

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