奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

リノベーションを想うデザイン設計・・・・・暮らしに質の良い意味での変革を促すように。

2017年01月08日 | リフォーム・リノベーション

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現在進行中のリノベーションの現場から・・・・・。

古民家として、

既存の構造体を活かしながら、

周囲の環境を最大限取り込んだ

リノベーション。

 

リノベーションには既存の制約も

多く存在するモノですが、

新築にはない変化が生まれるものです。

 

 

今まで慣れ親しんだ

住まい手さんの家への愛情を守りながら、

新たに提案した空間の変化に、

住まい手さんの暮らし方が

そこへ良い意味での変化として

続くというところにあります・・・・・。

 

 

 

既存の制約さえも

新たな空間作りへの手掛かりとし、

自然環境を最大限取り込み、

静謐な空間を生み出すように・・・・・。

 

 

新築では発生しない仕事も多々あり、

一般的には手間も掛かるリノベーション。

 

 

既存建物の状態を基本に、

緻密に積み重ねられた新しい計画は

解体をして初めて判明する天井裏、

床下、構造体を前に、

スピーディでありつつも、

時には即興での変更を迫られるもの。

 

 

その際、反射神経と引き出しの数が勝負になる。

トータルコストの中での

デザインをより意識しながら、

どこまでをさわり、

どこからはさわらないかを

その場その場で考え悩み、

完成する空間をイメージしながら

現場で決断を重ねていく・・・・・。

 

 

 

費やしたコストに対し、

空間の質という意味での

最大限の効果を目指しながら・・・・・。

 

 

 

刻一刻変化し、

目に見えて生まれ変わる、

リノベーションとはそういう現場です。

 

 

現在手掛けているリノベーション計画は

古民家リノベーションの現場も含めて3案件・・・・・・。

どの現場にもその「暮らしの変化」が

良い意味でうまれるようにデザインを

丁寧に生み出していますよ。

 

既存からの変革として・・・・・・。

 

 

 

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設計デザインのカタチの効能も色々と・・・・見える場所と見えない場所、壁の段差と角度で死角をつくり奥行の広さをデザインすると広さの感じ方も異なりますよ。

2017年01月08日 | 家 住まい 間取り プラン

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※デザインCG(壁の段差と角度で死角をつくり奥行の広さをデザイン)

 

 

住まい造りと空間の妙をデザインするという事。

 

 

 

暮らしの空間に

ズレを忍び込ませることが

良い意味での意外性のある余白を生み出すという事。

 

 

段差を計画したり、斜めの壁をデザインしたり

折れる壁を何カ所かに計画したり・・・・etc。

意外性が、空間に「情緒に動き」を

生じさせる事により「距離感」を

ちょうどいい具合に操作する基本の寸法になったり。

 

 

矩形という「四角い」イメージでの空間のように

きちんと揃えるだけが能じゃないという事ですよ。

 

 

暮らしやすさが生まれる空間には

程よい抜けの要素として「ズレ」を

設計する事があります・・・・・。

 

 

その「ズレ」の効能は「何をその場所に生み出すのか?。」

で異なりますよ。

 

 

 

見える場所をデザインする為、

その逆に見えない「死角」をデザインする為・・・・・。

 

 

 

そういう部分も丁寧にいつも設計のカタチを

デザインしていますよ。

丁寧な「カタチ」に・・・・・。

 

 

 

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