意味のある窓があるという事・・・・・・・取り入れるものにデザインする工夫。
住宅設計において台所と浴室、洗面所などの水廻りは、
動線や設備の関係で一ケ所にまとめるのがセオリーですが、
「暮らし」を考えた場合でそうではないケースが良い事もありますよね。
手掛けた「この住宅」の場合は、
浴室は、台所から少し離して、あえて開放感を生み出すことが出来る場所、
眺めの良い場所に浴室として計画しました・・・・・。
敷地は東側、南側に開けた高台斜面で、
遠くには山並が見えつつ、
しかしながら浴室を持ってくるには「見える=見られる」という位置関係が
出来上がる場所で、外部に見えないような細工をしてしまうと、
郊外としてのせっかくのロケーションをつぶしてしまう事にもなるので、
西側の端・・・・そして「外部から見えない」だけども「見える場所」を
選定して・・・・・。
外部からの視線はまったく気にしなくてもよい場所なので、
浴室の窓も大きくとりガラスも透明にして、その窓も特注で・・・・・・。
視界の広がる方角としては、ちょうど西側。
日没の頃・・・・・照明によるライトアップでちょうど夜お風呂に入る頃に、
傾斜にある風景と庭の風景の陰影を眺めながら・・・・・・。
高さと見る位置によっては、浴室の照明を消して
「外部の陰影のみ」を楽しんだり・・・・・・・。
ただ風景眺めるだけでなく、
例えば・・・・・庭園に池を配して、水面に映る月を鑑賞するよう
意図されている建物がいくつかあります。
こうした観点から「庭や建物」を設計・・・・・デザインしていくことで
「暮らしを上質に彩る価値」があるように思いますよ・・・・・・・。
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建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
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