見せない工夫・・・・・隠す事でのスッキリの見せ方・・・・・。
「生活感がない」イメージが生み出すスッキリ感があります。
シンプルに暮らすイメージ。
空間そのものが必要なものだけで構成されて、
色のバランスや大きさのバランス・・・・視界の心地よさが、
住みはじめてからも「ズレない」ように暮らす工夫・・・・・・。
生活感があるけれど、それが丸出しにならない工夫。
ある意味「生活感」を「集結」させる設計の工夫で生活の動線もそこに組み込み、
「見えない事」による生活感の無さを見せるように・・・・・・。
例えばですが、パソコンやゴミ箱・・・・・ファックス、電話・・・・・ティッシュ、
家電のリモコン類その他家庭環境によるイロイロな「モノ」。
それを「生活動線」との相性も計算して出来る限り一か所に集結できるように。
そして極力「普段の生活の場所から「死角」となる位置をデザインする事。
足元で隠れたりする場所、椅子に座って見えない場所・・・・ソファーに腰を掛けて見えない場所・・・・。
そういう部分にあえてデザインする収納。
棚だけでも十分。
でも・・・・それは隠す為の場所ですからね。
それを忘れずに・・・・・・・。
そして「扉」を、つける・・・・つけないに関係なく・・・・・「置く物」の色、素材、質感を揃えること。
これだけで、生活感が薄れスッキリ見えます。
部屋のイメージ上、逆に「見せる事」になったとしても・・・・・・。
新聞が読みっぱなしで机の上に置いたままだったり、
誰もいないソファーの上に、リモコンが投げ出されたままだと、
生活感が逆に丸見えとなり「スッキリ感」がなくなりますよ・・・・・・。
少しの事は仕方ないとして・・・・・・生活臭的な意味合いの物は
いつでも「元の場所に戻すこと」で消す事は出来ますよね。
ちょっとだけの「意識」を改革すれば・・・・・・変わりますよ、生活の質もスッキリと。
LDKなど・・・・とにかくモノが集まりやすい場所がある意味、
家庭内のパブリックスペース。
生活感の一番生まれやすい場所でもあります・・・・・・・。
でも生活感が出過ぎると、スッキリの具合が低下しますよね。
結果、物が溢れて片付かない事によるストレスも生まれますから・・・・・・。
それが「ギクシャク」の原因になったり・・・・・・。
そうならないようにするためにも、計画段階から設計の工夫で、
「生活感のあるモノ」をデザインに取り入れたり、逆に隠すテクニックを
そこに盛り込むことで暮らしの価値を高める事・・・・・考えてみるという方法がありますからね・・・・・。
スッキリとした空間で暮らす事による価値を考えてみませんか。
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建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
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