goo blog サービス終了のお知らせ 

奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

新築とかリノベーションの選択肢も考えつつも理想の暮らしを実現する家づくりのポイント・7:3の法則で住まいと家族を豊かにする家造りの計画性、バーチャルとリアルの関係性。

2024年12月08日 | 暮らしの事イロイロ

家づくりを考え始めた方へ。

 

 

あなたの考える

家づくりは

新築でしょうか?

それとも

リノベーションでしょうか?。

 

もしくは家具や

カーテン類を使った

模様替えかも知れませんね。

 

家造りは

それぞれの暮らしや

人生に関して

大きな影響を

持っていますし

選択肢は沢山あります。

 

暮らしの方向性を

どのように考えていますか?。

 

7割は図面、

あとの3割は

現場で出来上がります。

 

どういうことかと

不思議に思ったかも

しれませんが、

家づくりは図面だけで

出来ていくのではありません。

 

もちろん工事が始まるまでに、

ある程度の方向性は決まります。

 

始まってしまってからでは

変更できないところも

沢山あります。

 

ただ、

住まい手さん自身が

現場が出来てきて

初めてわかること、

イメージがつくこと、

これも沢山たくさん

あるんですね。

 

ここが住まい手さん自身が

改めて現場で

検討できる「3割」です。

 

不要と話していたけど

リアルな状態を見ると

やっぱり棚が欲しいな、

照明器具の位置どうかな、

スイッチはやっぱり

もう少し右へ寄せた方がいいかな等、

より「暮らしと現実」が

見えやすくなり、

考えがまとまることも。

 

イメージの世界ですべてを完結できる程

空間情報は

単純ではありません。

 

最終決定

していただくためにも、

この7:3の

家づくりの「密度」を

大切にしています。

 

僕が建築家として

設計したりデザインの提案で

提供させていただく

物事は

住まい手さんと

ご家族それぞれの

「暮らし方」だと

考えています。

 

色で言うなら一言で「赤」

と言っても

朱色やボルドーなど、

いろいろな「赤」があるように、

「暮らし」にも

それぞれのこだわりや

考え方が

本当に沢山出てきます。

 

「暮らし」を考えること

「家庭」を考えること。

それぞれの

豊かなくらしを

提案すると同時に、

その暮らしの中にある

家庭を守るような

喜怒哀楽に

そっと寄り添えるような

住まいのカタチを

ご提案できればと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしに配慮した間取りと設計の考え方に窓とウインドートリートメント、そして壁付けエアコンの設置という実用面とイメージ面の考え方を整理整頓するには最初の段階で詳細に。

2024年11月24日 | 暮らしの事イロイロ

住まい造りの際、

家の新築だけではなく

リフォームや

リノベーションの場合でも

重要なのですが

エアコンの位置にご注意ください。

※カーテンレールよりも上に取り付けが出来るように天井高さと窓の高さを間取り計画段階から調整する事は重要。

 

 

室内の設置場所もそうですが

室外機の置き場所も。

 

間取りだけを

重視すると、

外観が置き去りに

なります。

 

その結果、

玄関の真横に

エアコンの室外機を

置かないといけなくなったり、

2階の部屋の

エアコン室外機を

屋根に置かないと

いけなくなったりします。

※外観を整えるために

予め室外機置場を

計画するケースもあります。

 

場合によっては、

室外機をどうするか?

問題の完璧な答えは

難しいと思っています。

 

外観を優先して、

見えない位置に

室外機を持って行くために

配管を通していく

隠蔽配管をすることもあります。

※天井カセット型はほぼそうですが。

 

住宅であっても

最近は全館空調や

床下エアコンという

施工法も出てきています。

※上記はメンテナンスと

維持費も考慮重要です。

 

家の状態や暮らし方からは

状態によっては

なかなか快適なので

それらも検討してみても

いいと思います。

 

それはそれで

またいろいろな

問題もあるのですが。

 

ということで、

大枠のプランを決めながら

「専用コンセント」や

「汎用コンセント」のこともあるので

ほぼ同時に考えていますが、

エアコンの位置は

そういう意味でも

外側・内側共に重要なので

その都度確認しつつ。

 

エアコン室外機の

場所によっては

お隣さんへ

迷惑がかからないか?

駐車スペースや、

外構プランにも

影響してくるので。

 

エアコン計画あ

窓際の

ウインドートリートメント類、

カーテンやブラインド、

ロールスクリーンにも注意。

 

意外と盲点なのが、

カーテン類です。

 

カーテンは家ができてから

考えればいいと

お思いではないですか?。

 

特にリビングの窓は

大きかったり、

メインの部屋になりがちなので

カーテンも

こだわりたい方も

多いと思います。

 

エアコンの位置によっては、

カーテンレールと

干渉することがあります。

 

ですから

全体像も思考にいれつつ

細部もしっかりと

意識しておくことは重要です。

 

窓際の使い勝手と

部屋の冷暖房効率も考えながら。

 

暮らしの中に必要な要素

どれだけ考えておくべきなのか?

というのは

家造りの際に

整理整頓しておくことは

大切です。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしの趣を丁寧に暮らす環境を設計する前に「知る」事柄と「共感」するという前提条件の整理から紐解く家造りの価値基準、過ごし方をどのように意識して大切な生活環境を立案・設計するべきなのか?。

2024年11月16日 | 暮らしの事イロイロ

暮らしの提案と

住まい造りにおいて

大切にしていること。

※住まい手さんの「ひととなり」から紐解いた暮らしの間取りと付加価値空間の一例

 

家づくりのスタートとして

大切にしていることは、

お互いを知るという事です。

 

休日は何をしているか、

好きな時間の過ごし方、

大切にしているもの、

趣味のこと。

 

勿論、

聞かせていただくだけではなく、

僕自身の事、

自分自身が住む家で

住まい造りにおいて

発注先選定での失敗や

工事中に失敗した事など

沢山話します。

 

どんな内容であっても、

一言一言に

その人があらわれていて、

その言葉の内側にあるものを

感じ取れるように

心掛けています。

 

そうしてお互いを知り、

価値観が通じると

相乗効果のように作用して

よりよい暮らしに関する

共通認識も生まれます。

 

共感と共創。

 

これが素晴らしい暮らしと

住まいをつくるために

大切なことだと

考えています。

 

家というよりは

暮らしを考えて

デザインする事を念頭に。

 

住まい手である家族や

暮らしに対して

暮らしの事柄を

整理整頓しながら

住まいというカタチを

意識していきます。

 

決して他と同じような

住まいではなく、

もちろん決まりきった

パターンもない、

その土地と環境、

暮らしぶりに関して

全くのオリジナルです。

 

洋服でいう

オーダーメイド同様に。

 

会話を重ねつつも

一つ一つを紐解きながら

丁寧に考えていく。

 

それは

建築家自身もそうですが

住まい手さんにとっても、

とても労力のかかることです。

 

ですが、

この過程こそが

「暮らしをつくる」ということに

他なりません。

 

よく結果が全てだ

ということもあるかと

思いますが

その過程において「過ごし方」が

より昇華される

結果が生まれます。

 

ここをきちんと

踏まえることによって、

住まいへの理解が生まれ、

この先の暮らし方に

価値が生まれるのだと

考えています。

 

暮らしをカタチにする

その「過程」を丁寧に考える。

 

この意識を最も大切に。

 

暮らしを楽しむという事

近づくように。

 

ほんの少しでも

いいと思います。


心に余裕をもち、

家族との時間を大切にする。

暮らしの楽しさとは、

何気ない話、

何気ない日常にあると思います。


少しの余裕によって

拡張する毎日が

少しでも楽しく、

よりよく暮らしが変わる。


あたらしい生活が

かけがえのない

毎日となるように。

 

毎日が楽しい事ばかりでは

ないとは思います。

 

それぞれの暮らしの中にある

喜怒哀楽。

 

仕事や家庭の中、

自分自身の意識下での事柄。

 

様々なシーンで

いろいろな喜怒哀楽の

感情も生まれると思います。

 

家族だからいつも一緒

という訳でもなく

そういう時きもあれば、

一人で静かに

過ごしたい時もありますよね。

 

そういった

程よい距離感で

それぞれの時間、

それぞれの考え方で

家族としてのバランスを取りながら

寄り添って暮らせる

住まいであるようにと

考えています。

 

土地で感じとる。

光が入る、風が通る。

景色がよい場所、

居心地の良い場所。

気候風土、地域性。

豊かな暮らしをつくるには、

家とともに

土地も大切な要素となります。

豊かさは外にあるという事。

自然、空気、

光と風を吟味して、

いかに中に取り込むか。

この塩梅で、

住まいの豊かさは

決まってくるといっても

過言ではありません。

 

勿論人工的に生み出す事の出来る

程よい環境計画も大事ですが

そういった「そこにある環境」も

良い意味で

暮らしに取り入れるように。

 

日向ぼっこして、

そこで寝てみると

いろんなことがわかります。

目に見えるもの、

感じるもの。


家というカタチを

つくるだけではなく、

土地の内容、

敷地の環境を掘り下げて

暮らしのカタチを

よりよく考えています。

 

 

風景になじむように。

家とは暮らしを営む場所

であるとともに、

風景の一部とも成り得ます。

その豊かな風景をつくるには、

家の計画で切り離されがちな

外構・造園工事を、

ある程度は設計段階から

一体に計画し、

硬い素材でつくられた

建築の輪郭を

和らげてあげることが

大切なのだと思います。

 

また丁寧に考えられた

植栽や塀は、

外との程よい距離感を生み、

守られている安心感を

与えてくれると思います。

 

暮らしにおける

様々なシーンを

どのように思い浮かべ考えますか?

 

想像する暮らしのシーンを

どれだけ丁寧に

カタチにするべきなのかを

意識してみませんか?。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしを考える際に意識しておきたい住まいの防犯対策と安全な間取り計画と外構(庭)のデザイン設計、窓や壁などのパーツだけではなくて暮らし全体で考える防犯対策と暮らしの設計。

2024年11月08日 | 暮らしの事イロイロ

家の防犯と安全な間取り計画。

家を建てる際に

「防犯」と「安全な間取り計画」を

重視する事は大切です。

これから建てる

新築一戸建てや

リノベーションでは、

家族の安全を守る

防犯対策が欠かせません。

 

特に、

日本でも空き巣や

侵入窃盗の被害は後を絶たず、

統計によれば

近年でも数万件の

侵入窃盗が報告されています。

 

住まい手さんが

自宅で安心して

過ごせるための

防犯を考慮した間取り計画の

ポイントを

少し書いてみたいと思います。

 

侵入を未然に防ぐ工夫や、

家全体で

防犯性を高める

間取りデザインの工夫。

 

家の防犯対策を

考える上での基本ポイント。

 

家の防犯を考えるときには、

単に頑丈なドアや

窓の施錠だけでは

十分とは言えません。

 

基本的なポイントから

計画を練ると効果的です。

 

視線と光の活用。

家の「視認性」と「光」が

防犯に大きな影響を与えます。

 

人通りのある場所からの

見通しを確保することで、

侵入者は

人目があるかもしれないと感じ、

リスクが高まるため

犯行を躊躇するという

傾向があります。

 

また、

夜間にはセンサーライトや

常夜灯を活用して、

家の周りに影を作らず

明るく保つとよいです。

 

アクセスコントロール。

敷地内への入り口(門や駐車場、玄関)を

複数設けず、

ある程度ですが

限定的にしておくことで、

侵入経路を

最小限に抑えることができます。

 

アクセスが一つに集中するため、

防犯カメラや

センサーライトも

効果的に配置ができて、

侵入者の動きを

より監視しやすくなります。

 

防犯性の高いドア・窓の設置。

特に玄関ドアや窓には、

防犯性能の高い製品を

選ぶことが重要です。

 

ピッキング対策の

施されたドアや、

侵入者に破られにくい

防犯ガラス、

二重ロック付きの窓は、

簡単に侵入を許さないための

基本です。

※あくまでも予防策です。

 

防犯製品も

プランに盛り込むことは

重要です。

 

防犯を意識した安全な間取り計画。

具体的に

防犯効果を高める

間取りの工夫について。

 

防犯と間取りの設計は、

外観・室内配置ともに

重要な要素です。

 

玄関の位置と

デザイン玄関の位置は、

家の防犯の第一歩。

 

人目につきやすい位置に

玄関を配置することで、

侵入者が周囲から

見えやすくなるため、

比較的犯行を

ためらわせる効果があります。

 

また、

玄関にカメラを設置し、

不審な動きを

記録・監視できるように

しておくことも有効です。

 

玄関には

ドアスコープや

インターホンカメラを取り入れ、

訪問者の確認も

スムーズに行えるように。

 

窓の配置と選択。

1階部分の窓は、

特に防犯性の高いものを

使用するのが理想です。

 

道路や隣家から

見える位置に

窓を設けることで、

視認性が高まり、

不審者が近寄りにくくなります。

 

もし目隠しが

必要な場合でも、

防犯フィルムや

格子付きの窓などで

安全性を

確保することができます。

 

また、

浴室やトイレの小窓など、

見えにくい場所にある窓も

十分な防犯対策を

行うことが重要です。

 

外部からの動線と庭のデザイン。

 

防犯の観点から、

外部からの動線にも

配慮が必要です。

 

庭には適度な植栽を施し、

背の高すぎる植木を避けることで

視界を確保できます。

 

特に高い木や茂みは、

侵入者が

隠れる場所を

提供してしまうため、

計画的に植栽を行うように。

 

また、

庭にセンサーライト

設置することで、

夜間でも

不審者の動きを

察知しやすくなります。

 

テクノロジーを活用した

最新防犯対策。

 

ここ最近は、

防犯テクノロジーの進化により、

自宅の安全性を

さらに高める方法が

増えています。

 

以下のような

スマート機器を

間取り計画に取り入れることで、

さらに安全性を

高めることができます。

 

スマートホームシステム。

IoT技術の普及により、

スマートホームシステムで

防犯対策を

強化することが可能です。

 

玄関の鍵を

スマートロックにすることで、

遠隔で施錠・開錠を

管理したり、

家族の帰宅を

通知することができます。

 

また、

防犯カメラを

スマホアプリと連動させ、

外出先でも

家の様子を確認できるため、

安心感が得られます。

 

センサーライトと

防犯カメラ。

センサーライトは、

侵入者が近づくと

自動で点灯するため、

威圧感を与えやすく

効果的です。

 

玄関や庭、

窓の周りに設置し、

死角を減らすように

配置すると良いかと考えています。

 

また、

屋外用の防犯カメラを

合わせて設置することで、

さらに高い防犯効果が

期待できます。

 

ガラスブレークセンサー。

ガラスブレークセンサーは、

窓ガラスが割れた際に

アラームを発する

装置です。

 

窓からの侵入を防ぐため、

特に大型の窓や

ガラス面積が広い

リビングルームには、

このようなセンサーを

配置すると安心です。

 

ガラスブレークセンサーは

窓が割れる音に反応するため、

犯行が試みられた段階で

警報が鳴り、

犯人の心理的な

プレッシャーになります。

 

防犯意識を持ち続ける重要性。

防犯対策の基本は、

住まい手の「防犯意識」です。

 

いかに最新

セキュリティを取り入れても、

施錠を怠ったり、

窓を開けたままに

してしまっては

意味がありません。

 

また、

定期的に防犯設備の点検を行い、

異常がないかを

確認することも重要です。

 

家族全員が

日常生活の中で

防犯意識を持つことにより、

家全体で

安全な環境を

築くことができます。

 

家の防犯対策は、

安心で安全な生活を送るための

重要なポイントにもなります。

 

間取りの計画段階から

防犯性を意識し、

侵入者のリスクを

最小限に抑える工夫を

取り入れることで、

家族が安心して

過ごせる住まいが

実現します。

 

また、

センサーライトや

防犯カメラ、

スマートロックなど

最新のテクノロジーを

上手に取り入れることで、

より一層の

安心感を得ることが

可能になります。

 

自身の住まいでも

防犯対策を取り入れて、

安全な生活を

考えてみてください。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家造りと安全性と日常の暮らしの周辺について、日頃から気を付けて意識しておきたい塀の事、地震の度に建物の構造や耐震補強と同じように繰り返される塀の報道など。

2024年11月03日 | 暮らしの事イロイロ

ブロック塀は

街中の至る所にあります。

 

このブロック塀の倒壊により

地震で

人が亡くなってしまうケースもあります。

 

地震や災害の度に

建築関連の規定や制度は

改正されていきます。

 

周辺に存在する建築や

工作物などは基準があり、

改正されるなどして

現在に至っています。

※建築申請メモ・組積造補強コンプリートブロック造の塀

 

ブロック塀の法律を

少しだけ記載すると、

・高さ2.2m以下

・長さ3.4m以内ごとに控壁

・基礎の規定

・配筋の規定

・壁厚の規定

 

上記などがあります。

 

ちなみにブロック1つの大きさは

高さ20センチ、幅40センチです。

なので、積んである数、

並んでいる数で

大体の長さはわかります。

 

僕は過去に定期報告という、

建築基準法に記載される調査を

幼稚園(こども園)や小学校、

中学校、公共施設や商業施設を含めて

行ったことがあります。

 

そこにはブロック塀の調査も

含まれています。

 

ブロック塀に大きい亀裂があったり、

傾いていたり、

安全上のささえ(控壁)がないというのは、

少なからずあったと認識しています。

 

指摘はしましたが、

直っているかはわかりません。

 

感覚的には、

指摘は確認しているが、

学校数の多さ、

建物の属性、

至急措置がいる箇所の優先順位、

予算の関係で

多くは後回しになっているような

気がしています。

 

法律上の調査や

たまたま改修設計などが

行われない限り

基本的には自発的に

改修を行う事は少ないように思います。

 

危ない塀の持ち主が

補修・改善する以外は

直りません。

 

地震の被害などで

倒れている画像は

皆さんも

よくご覧になられるかと思います。

 

意識して道路を歩くと

様々なところに

ブロック塀がありますが

管理の状態も様々で

塀の水平方向に

ひび割れがあったり

傾いていたりというケースも

よくあります。

 

街中にはそういう箇所が

たくさんあります。

 

通学路の危険調査などでも

よく行っていましたが

意識できるならば

自分の通る道路などの

チェックをしておく方が

良いかもしれません。

 

1.2m以上(6段以上)高さがある塀の

ブロック8個以内に控壁があるか?

ひび割れなど発生していないか?

 

ブロック塀が自宅にある方は、

上記法が守られているのかの

確認も必要ですね。

規定を知らない業者さんが

工事を行っているケースも多いので。

逆に施主・依頼者側が

コスパ・タイパと言われる

内容を優先して

無理やり・・・というケースも

少なくないようです。

 

塀が崩壊する事で、

ブロックが道を塞ぎ

避難に支障が出る恐れもあります。

 

ブロック塀付近にいる人の命を奪

う可能性もあります。

 

地震に対して

家も暮らしもそうですが、

自宅周辺の危険個所なども含めて

少しでも

備えておくことは

大切だと思います。

 

家造りだけに限らずに

日頃から「暮らし全般」の

安全性も意識する事を

大切にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしの空間に癒しの時間を考える時にインテリアの要素としてアロマキャンドルなどを意識した暮らし方も一つの価値観だとおもいます、過ごし方を丁寧に考える家造り。

2024年10月30日 | 暮らしの事イロイロ

香りと灯りに包まれる

心地よい時間を過ごすプランも

家造りの際には

考えておくべき要素だと思います。

※キャンドルの光やアロマの香りで癒しの時間を考える提案も

 

最近家の中で

「ほっ」とできていますか?。

 

たとえば淹れたての

コーヒーを飲んだり、

美味しいスイーツを口にしたり、

お気に入りの

音楽を聴いたり・・・・・。

 

皆さんもいろいろ

思い浮かぶかと思います。

 

家造りの際には

そのような過ごし方を

イメージする時間も大切です。

 

性能や間取りだけではなくて、

どのような時間を

過ごすのかということ。

 

気分転換の方法は

人それぞれですが、

眠りに入る前の

何気ない

日常のひとときを

豊かにしてくれる

キャンドルやアロマの存在も

インテリアの要素にと思います。

 

香りが広がったり

ほのかな灯りが彩りとなる

暮らしの時間。

 

その日の気分や季節によって、

自分で好きな

香りをセレクトしたり。

 

気軽にアロマの香りを

楽しみながら、

寝る前の時間に

自分の心地良さを

充実させるような

空間づくりにも、

くつろぎ時間にも

馴染むと思います。

 

みなさんも当たり前の日常に

あたたかな光と

香りの時間を

取り入れることも考えてみませんか?。

 

想像以上に

心地よい時間に

出逢えるかと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしの趣やインテリアを考えた収納スペースの提案に組み合わせと壁際の有効活用を楽しむディスプレイのような収納パーツを検討する事も暮らしの空間を楽しみながら収納の質を向上させる工夫

2024年10月29日 | 暮らしの事イロイロ

ミラタップ・miratapの営業さんと

いろいろな住まい造りの

パーツについて相談を。

※株式会社ミラタップ・営業さんとの相談中

 

もとは「サンワカンパニー」

今年の10月からは「ミラタップ」と

社名が変更になっています。

 

サンワカンパニーといった方が

皆さんにも

馴染み深いかと思いますが・・・・・。

 

この日はカタログを見ながら

収納のパーツなどの特徴なども

いろいろと聞かせていただきながら

建材提案の選択肢にも。

 

収納スペースの考え方にも

いろいろあって

まとめて収納する方がよい場合と

個々に分別にて

必要なところに必要な数だけ

という収納方法があります。

 

個室にでもそれは該当する訳で

特に寝室やLDKといった場所

場合によってはホールや廊下などにも。

 

カタログで見ていた収納は

スッキリとして

ディスプレイにもなる

インテリア収納。

 

ただ収納というだけではなて

収納をインテリアとして

考える時にはちょうどいい棚。

 

ある程度自由に組み合わせて

モダンな壁面空間を

イメージしたり

程よく落ち着いたカラーリングで

役目をつくったりする

デザインにはいいいなと思います。

 

収納スペースを

単なる置場として考えるのか

デザインを活用して

居心地と利便性を兼ねた

収納の多機能をイメージするのか?。

 

暮らしの空間づくりと

インテリアの融合に

程よい提案になればと思います。

 

カラーの組み合わせと

心地良さの雰囲気で

ある種の

「フォーカルポイント」にもなりますから。

 

組み合わせも楽しみながら

モダンな空間の工夫にも

最適だなと思います。

 

いろいろな暮らしの価値に

収納の工夫・アイデアも

過ごし方の一部に。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしの事を丁寧に考え整えるということ、生活に密着した案が得方を大切にしながら日常と非日常の環境を各家庭の暮らしに関する文化を紐解きながら関係性を程よくデザインする設計の役割。

2024年10月22日 | 暮らしの事イロイロ

建築を考えるとき、

住まいや

暮らしの事を考える

前提条件として

人のことを考えるということ。

※アトリエにて住まい手さんご家族との打ち合わせ

 

心身を癒しつつ

家族と時間を共有したり

人生で一番長く過ごす場所は

ご自身の住まいだと思います。

 

そういう意味で

住まいは家族との関係性も

それぞれの暮らし方を

理解しつつ

「ココロ」も「カラダ」も

解放できる空間であるべきだと

考えます。

 

住宅において、

建物の耐震性や耐久性などの

性能はもちろんですが、

そういった性能が

備わっているだけでは

よいとは考えていません。

 

勿論「性能が第一」という

表現もあるかも

知れませんが

機械的に

管理する状態であったとしても

息をする人が

密閉された空間で

長時間過ごすべきなのかどうか。

 

性能は大前提として、

そのうえでどのような

暮らしをするのか?。

 

様々な意見も

当然あるかと思いますが

そういった全体でのバランス、

それこそが大切だと考えます。

 

また、家族には

それぞれの

ライフスタイルがあります。

 

家族という単位や

個人という単位

大きさの中で

そのライフスタイルにあう

暮らしをどのように

実現するべきなのか。

 

家族との繋がり、

外部空間との繋がりを

考えながら

親子や夫婦の

何気ない日常のやり取りが

愉しいと思えるように。

 

どこかに出かけなくては

維持できないのではなくて

毎日いる家こそが

一番心地よく思えるように。

 

ココロから愉しいと

思える家づくりを。

 

そして、

毎日の暮らしから、

暑い寒いなどの

極端な環境的ストレスを

できるだけ最小限とし、

「カラダ」がいつまでも

元気で健康でいられる

家づくりを。

 

長く暮らしていく

住まいで、

「ココロ」と「カラダ」の

バランスをイメージすると

見えてくる事柄も

あるかと思います。

 

実は昨日も

それに近いような話しを

とある方と

いろいろ話していたところです。

 

それらだけに

限った事柄ではありませんが、

人生の時間を

どのように過ごすのかという意味で

どちらもが「愉しく」いられるような

住まいづくりが

必要だと考えています。

 

暮らしの状態を

どのようにデザインするべきなのか?。

 

過ごし方と共に

家庭という環境のデザインを

マクロ的にもミクロ的にも

意識する事は大切だと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それぞれの家庭で家の価値観や過ごし方の違いがありますが室内で愛犬を過ごすという住まい造りや環境を考える際には床の構成にも考え方の差が生まれます、出来るだけ滑らない床に。

2024年10月20日 | 暮らしの事イロイロ

 

愛犬とって危険な床の特徴。

人の場合もそうですが

犬の脱臼や骨折など

重度の怪我のほとんどは

自宅の室内で起きています。

 

獣医の住まい手さんと

室内飼いについて

意見交換する事もあるのですが、

よく話題にも出る

犬にとって「危険な床」の特徴を

少し書いてみたいと思います。

 

人間にとっての快適な室内環境と、

犬にとっての快適な室内環境とでは、

様々な違いがあります。

 

犬の体の大きさによっても、

それぞれに

暮らしやすい

室内環境がありますし

犬の年齢や健康状態によっても、

室内環境を

見直さなければなりません。

 

家の中で暮らすことが

当たり前な犬が増えたことで、

犬にとっての

快適で安全な室内環境とは何かという事は

飼い主にとっても

大きな課題になっています。

 

犬にとって「危険な床」の特徴を。

 

室内飼いをしたいのですが

家の床は大丈夫でしょうか?。

という内容でご相談を

問い合わせから

いただく事もあります。

 

犬にとって危険な床の特徴は、

滑りやすいことです。

 

代表的なのは、

フローリングです。

 

実は、

畳も犬にとっては

滑りやすく危険な床です。

 

ただ、

爪にグッと力を入れることで

食い込ませやすく、

滑ったときに

とどまれることがあります。

 

フローリングの木目が

デザインとして

お好きな方もいますし

掃除がしやすくて

楽だということもあります。

 

しかし、

滑りやすい床は、

犬が脱臼や骨折などの

大怪我を負いやすい状態。

 

先日、

知り合いの犬がフローリングで滑り、

股関節脱臼したという話しも。

 

もしフローリングを活かしたい場合、

ペット用の

フロアコーティングをするという方法が

安全対策としては

おすすめできます。

 

業者に依頼することも可能ですし、

コーティング剤を購入して

ご自身で塗ることも可能です。

 

歩くだけでズレるラグが敷いてある。

犬にとって危険な床の特徴は、

歩くだけでズレる

ラグが敷いてあることです。

 

やんちゃ盛りで

遊び好きな犬である場合、

留守番中にズレてしまいやすく、

帰宅する度に

敷き直しているのではないでしょうか?。

 

犬がラグの上を

ダダダッと走ったとき、

滑ったり転倒したり

したことはありませんでしたか?。

 

一度でもあれば、

買い替えることを

検討したほうがよいラグかもしれません。

 

ラグを買い替えられないときの

安全対策としては、

ズレやすいラグの下には、

滑り止めシートを活用する事もお勧めです。

 

ラグの下に敷くタイプもありますし、

ラグに貼り付けるタイプもあります。

 

めくれやすいカーペットが敷いてある。

犬にとって危険な床の特徴として

めくれやすいカーペットも

注意したほうがよいかと思います。

 

重さのあるカーペットは、

犬が歩いてもズレにくく、

タイルカーペットであれば

お手入れもしやすくて

人気かと思います。

 

しかし、

長期間使っていると、

経年劣化によって、

めくれやすくなることがあります。

 

角が少しめくれた状態のまま

使い続けていませんか?。

 

人も犬もつまずきの原因になりやすく、

危険です。

 

犬がシニアになると、

人と同じように

ちょっとした段差にも

つまずきやすくなります。

 

ご自宅の床に、

今回書いたような

特徴はありませんか?。

 

それぞれの床にあわせた

安全対策を施し、

愛犬を重度な怪我から

守ることが出来るようにと思います。

 

愛犬の成長と変化も

同じ家族として

どのように接して暮らしていくのか?。

 

室内で飼うという

暮らしのカタチを考えている場合は

それに応じた選択として、

危険な床ではないか、

一度見直してみるとよいと思います。

 

家を新築される際にもそうですが

リフォームやリノベーションの際にも

そういった観点を大切に。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生設計の中にすまいの計画をどのように盛り込むべきなのかを丁寧に考える時間も大切にそれぞれのタイミングとライフプランを考えつつ人生設計に寄り添う暮らしの提案と間取りの工夫。

2024年10月06日 | 暮らしの事イロイロ

マイホームはいつ建てるのが

正解なのかという事。

※ライフプランを大切に考えつつ間取りの検討

 

人生にはいろいろな

フェーズがあるかと思います。

 

マイホームにも色々な選択肢と、

それを建てようと思う時期には

いろいろな考え方があります。

 

特に注文住宅を建てるの際には

行動と予測も大事です。

 

予算をどうするのか

土地はどこにするのか?

広さはどれくらいが適切なのか?

どこに設計を依頼するのが良いのか?。

どこで建てるのが良いのか?。

ハウスメーカー?

工務店?

設計事務所?

間取りはどうする?

仕様は?

設備機器類は?

どんなキッチンにするのか?

玄関の雰囲気や外観は?

窓のサイズや色は?・・・・・etc。

 

やりたい事を全部盛り込めるのかどうか?

実際に家造りが始まるまでの

「青図」は様々です。

 

難しい分

楽しいと思える事も沢山あります。

 

想像以上に決め事は

沢山ありますが

でもその分、

いざ住んでみると

その家が自分にとって

最も落ち着く場所になるという

ご感想は

そういった経過からも

生まれるものだと思います。

 

とは言え、

家を計画するのに

そんな時間をかけてられない。

という人々も増えてきいますし

一生賃貸派やマンション派の

割合もあります。

 

地域性にもよりますが

全国的にまたは都市部では、

賃貸の人、マンション購入した人が

半々で大多数を占めており、

注文住宅を建てた人は

少ないかと思います。

 

ただ、

今分譲マンション

住んでいる人々も

いずれはマイホームをと

検討している人が

沢山いるのも事実です。

 

でも「いずれ」っていつなんだろうという事。

 

確かに人生って

何があるか分からないですし

様々なフェーズ(段階)があると思います。

 

若い頃の考える未来に

いつか子供できるのかな?

何人かな?

なんなら結婚するのかな。

 

それとも一人で過ごす未来を考えるのか?

 

自分がいつまで

今の会社にいるか分からないし

とりあえず実家を離れて

自立した暮らしをしてみたい。

 

嫌だったら引越せばいい。

 

そんな先の見えないなかでも

とりあえず住んでみる時代、

結婚はした。

子供が生まれた。

そろそろ通勤等の

利便性だけじゃなくて

子供の学校の事をちゃんと考えないとな、

住環境を気にする

子育て時代。

 

どうしようかな、

どうしようかなと思ってるうちに

子供のいなかった頃の

家に住み続けているけど

子供が育つ段階で

手狭さを感じるし物は増えるし、

今のお家が手狭だな。

とにかく広さが欲しい

子育て時代バタバタと忙しく

子育てしてきたけれど、

あっという間に子育てが終わってしまった。

 

子供も自立して(しそうで)今まで狭い、

少ないと思っていた部屋数、

リビングの広さが余ってきた。

 

子供が自立して

自分の老後を楽しむ事を

考える事で寂しい気持ちは落ち着いてきた。

 

自分に向き合う事で気付いた

ここは終の住処なのか?

という疑問。

 

引越すなら早めの方がいいよな

思い始める「終の住処」を考え始める

初老時代。

 

最近老いを強く感じるようになった。

体が思うように動かない・・・・・・。

目が霞んで掃除したつもりなのに

全然ピカピカになっていない、

と他の人に言われて気付く。

 

家の面倒は

誰かにお願いしないといけない

かも知れないな、

管理が難しくなってくる老後時代。

 

少し想像しただけで

こんなに沢山のフェーズがあるかと思います。

 

実際にはそれ以上だと思うのですが。

 

それを考えると

家を建てるタイミングって

人それぞれの状態によって

様々ですし本当難しいと思います。

 

人それぞれ暮らしの環境も

生活に対する考え方も異なるので

絶対という正解は無いけれど、

最適を考える事は出来ると思います。

 

DATAだけではなくて

自然な流れで

状況判断が出来るように

「ライフスタイル」を考える時間も

家造りの間には大切。

 

周囲をみるよりも

自分自身の、家族の事を考えた

人生設計として

自分達にとって

いつ頃建てるのが

1番良いのだろう?。

という分析を

自分なりに考える事が

大切だと思いますよ。

 

暮らしをイメージする時間と共に

人生設計という想像を丁寧にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室内の間取り構成のギアとしての開閉空間の考える余白をイメージする事は大切、部屋を仕切る壁と建具を融合する際にどのような暮らしのイメージと部屋の用途使い勝手を設計するのか。

2024年09月24日 | 暮らしの事イロイロ

引き戸の特徴を考えながら

生活に馴染む出入口をイメージする事。

※住宅建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム空間展示

 

室内の部屋間の出入りで重要な内装扉。

 

使うタイミングや使い方によって

昔ながらの「和室」のように使い分けが可能な

空間構成の間取り設計もあります。

※住宅建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム空間展示

 

広く使いつつも

条件に合わせて仕切るような

使い勝手も。

様々な形状やデザインと共に

その特徴にも良し悪しがあります。

住宅建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム開閉扉建材展示コーナー

 

どのような室内出入口が良いのかは

それぞれの暮らし方や出入りの頻度

間取り上の部屋構成

そしてデザインのも向きや

部屋の用途などにより

選択肢は様々ですが

壁に沿ってスライドする引き戸は

比較的出入りの際には

向きにとらわれずに

出入りしやすいので有効的です。

 

ですが、スライドさせる部分に壁が必要だったり

様々な制限も存在します。

 

間取りの計画時には

人が移動する「動線計画」と共に

扉の種類も重要な計画要素です。

 

引き戸のメリットのひとつは、

デッドスペースが生じにくいという事。

 

開き戸の場合は、

扉を奥ないし手前に開く為の

スペースが必要です。

 

ですからそのスペースに

物を置くと開閉の障害になりますし、

車いすでの出入りも不便です。

 

引き戸は換気をするときや、

物を運び込むときなど、

半開きや全開といったように、

好きに開けられる点もメリットです。

 

デメリットは、

床にレールを埋め込む場合には、

戸を滑らせる音が生じやすいので、

音に敏感な方は

寝室での利用などには注意が必要です。

 

またレールにほこりが

溜まるというのも悩ましい所です。

 

レールを上に埋め込む

吊り戸にした場合には、

レールを滑らせる音は

かなり改善されますし、

ほこりの問題もなくなります。

 

しかし吊り戸は

機密性が低くいので、

隙間風や音漏れなどの問題も

生じやすくなります。

 

音が大きく出る部屋には

気密性の観点から向かないケースもあります。

 

ですから

室内の開閉用建具選びは

デザイン面だけでなく、

建物の断熱性能や間取り、

ライフスタイルなども踏まえて

検討する必要があります。

 

扉だけではなくて

家全体と生活に視点を持った考え方は

大切です。

 

意識するだけで暮らしの質は

向上します。

 

細部からも

暮らしをイメージする事を

大切にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収納スペースが暮らしに連動するように、自由度の高い過ごし方を意識したクローゼットやウォークインクローゼットを間取りと共に考えるように生活スタイルのデザインを丁寧に。

2024年09月21日 | 暮らしの事イロイロ

収納を最大限活用する

暮らしのカタチ。

 

 

※コレクションルームを兼ねるホテルライクなウォークインクローゼットシステム収納空間

 

ハンガーパイプの高さや

収納棚の配置で変化する収納スペース。 

 

暮らしを考える際には

住むための空間の延長として

収納の計画性も大切です。

 

「家での時間」を

どのように考えるのか?。

 

家事時間とも連動した

収納計画が必要なのか

そうでは無いのか?。

 

家事は暮しの時間や

暮らしの充実度にも

良い意味でも悪い意味でも

変化をもたらします。

 

家事のありかたも

各家庭により様々です。

 

そんな一つとして、

設計で変わる収納空間の

優位性を考えておきたいものです。

 

わかり切っていることですが、

「高さ」をうまく活用することは、

収納力を考えつつ

使いやすさを

向上させることにおいて

重要です。 

 

そして、

クローゼット、

ウォークインクローゼットの中を

どのように使うのか?。

 

「間取り」を眺めているだけでは、

わからないことも、

設計者と話をする中で

充実した収納の計画を

導き出すこともあります。

 

クローゼットにおける

「ハンガーパイプ」の高さと

収納配置について、

少し書いてみたいと思います。

 

例えば、

クローゼットの中に

ハンガーパイプエリアと

棚のエリアを分けて設計することで、

分類を明確にして、

使いやすさを演出できたりします。

 

押し入れ等で見られる

布団などの収納にも活用する

「中段」スペースと

ハンガーパイプを直交させて、

布団も置けるし、

服も掛けておけるような

収納スペースを

計画する事が出来たりもします。

 

家族が使う収納スペースなので、

多少入り組んでいても、

収納力が必要であれば、

そういう考え方も可能です。

 

ハンガーパイプを

二段にすることで

シャツの二段にかけて

収納したりすることもできます。

 

下の段には、

パンツ(ズボン)を掛けておく。

 

その場合は高い方の

ハンガーパイプの高さについて

普段使い上どうなのか、

近くにステップが必要かどうか等

確認をしっかりと行って

計画することが大切です。

 

コーナーでL字に

ハンガーパイプを

取り付けることも可能です。

 

この場合は、

コーナー部分が

若干使いにくくなりやすいのと、

コーナー部分を

重さに耐えられるように

補強をしてあげることが重要です。

 

それでも、

目一杯収納に活用できることは、

増えていく服などや、

生活に必要なものを

確保しておくためには、

安心ですよね。

 

意外と、

収納の配置の計画でも、

いくつかのパターンがあります。

 

使い勝手や、

生活のリズムは

住まい手の方によって様々です。

 

しっかりと収納の意味を

考えながら

自分たちの暮らしを

意識する事で、

よりよい住まいに変化していきます。

 

暮らしと収納の関係性を

見直しながら

生活の場を考える時間を

大切にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暮らしやすい家の間取りとプランの提案、家事動線とライフスタイルを取り入れた部屋の構成と暮らしの仕組み提案、ランドリースペースのある住まいの設計。

2024年08月03日 | 暮らしの事イロイロ

ランドリールームでの

部屋干しの魅力と

家事効率の向上で

家事時間に

ゆとりある暮らしを実現してみませんか?。

※作業カウンターと収納、脱衣場を兼ねたランドリールーム

限られた時間の中で、

家事の効率化を追求し、

快適な生活空間を

実現したいと願う方も多いかと思います。

 

天候に左右されることなく、

いつでも洗濯物を干せる、

そんな理想的な空間を

手に入れるように。

 

忙しい毎日でも、

快適で充実した暮らしを

実現するヒントとなる、

ランドリールームの魅力について

少し書いてみたいと思います。

 

ランドリールームとは

洗濯に特化した空間のことです。

 

洗濯機や乾燥機、

収納スペースなどを集約することで、

家事の効率化を図るだけでなく、

快適な室内干し環境を実現します。

 

洗濯用のスペースランドリー(laundry)は

日本語で「洗濯」や「洗濯物」を意味します。

 

ルームが付くことから、

洗濯物専用の空間を指します。

 

従来の住宅では、

洗面と洗濯機を

同じ場所に設置することが一般的でした。

 

現在でも、

多くの住宅では

共用スペースとなっている

場合が多いですが、

ランドリールームは、

洗濯機のある部屋、

洗濯物を干すスペース、

洗濯物を畳む空間など、

用途に応じて

様々な役割を担います。

 

いずれにしても、

家事を効率的に

行うために設置される

空間であることは

共通しています。

 

共働き世帯による需要、

防犯意識等の高まり。

 

近年では共働き世帯が増加しており、

室内干しを行う家庭が

増えています。

 

共働き世帯の場合、

帰宅時に洗濯物を

取り込む時間がないため、

室内干しを

採用するケースが多いかと思います。

 

そのため、

ランドリールームを設置したいという

ニーズが高まっています。

 

寝室やリビングなどに

洗濯物を干すことも可能ですが、

生活臭が

服に付着してしまう

可能性が高くなります。

 

しかし、

ランドリールームは

洗濯物専用の空間であるため、

嫌な臭いがつきにくく、

清潔な状態を保ちやすくなります。

 

外気リスクへの懸念。

黄砂やPM2.5、

花粉などが深刻化しています。

 

外に洗濯物を干すと、

せっかく洗濯した衣類に

これらの物質が

付着してしまう可能性が高まります。

 

そのため、

ランドリールームを設置し、

室内干しをしたいという

ニーズが高まっているのです。

 

また洗濯物が風に吹かれて

地面に落ちることもなく、

外的汚染が付着しないため、

再度洗濯する必要がなく、

家事の効率化にもつながります。

 

ランドリールームと室内干しの魅力。

ランドリールームを設置することで、

家事の効率化、

快適な室内干し環境、

生活空間の美しさ、

そして時間のゆとりが生まれ、

快適で充実した生活を

実現できるようになります。

 

家事の効率化洗濯から収納まで、

一箇所で完結できるため、

無駄な移動時間がなくなり、

家事を効率的に行えます。

 

ファミリークローゼットと

連続性のある間取りを

計画する事で

より充実化も図る事も可能になります。

 

天候や時間を気にしない

便利な室内干しスペース。

 

室内干しスペースを確保することで、

夜間や雨天時でも、

気にせず洗濯物を干すことができます。

 

外干しが難しい

梅雨の時期でも、

室内干しスペースがあれば、

洗濯がはかどり、

ストレスを軽減できます。

 

生活感を抑えられる。

洗濯物をリビングや和室に

放置してしまうことはありませんか?。

 

共有スペースに

洗濯物を放置したり、

散乱させてしまうと、

生活感が漂ってしまいます。

 

ランドリールームに

作業台を設置することで、

取り込んだ洗濯物を

その場で畳んだり、

アイロンがけをすることができます。

 

そのため、

共有スペースに

洗濯物を持ち込む必要がなくなり、

常にスッキリとした住空間を

保つことが出来るようになります。

 

時間の「ゆとり」が生まれる。

毎日行わなければならない家事。

 

家事動線が不便だと、

一つひとつの動作に時間がかかり、

ストレスも増えてしまいます。

 

ランドリールームを設け、

家事を効率化することで、

家事にかかる時間を短縮し、

時間に「ゆとり」が生まれます。

 

その「ゆとり」を活かして、

読書をしたり、

趣味を楽しんだり

家族との時間に使う事で、

心にも余裕が生まれ、

暮らしを楽しむことにもつながります。

 

ランドリールームは、

それ単体の便利さだけではなくて

家事の効率化、

快適な室内干し環境、

生活空間の美しさ、

そして時間のゆとりを生み

一つの考え方です。

 

忙しい毎日でも、

快適性もあり

充実した暮らしを

実現したいと考えている方は、

間取りと暮らしのプランに中に

ランドリールームの考え方を

取り入れてみるのも

良いかと思います。

 

暮らしの時間を丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家造りの際に考えておきたい収納計画の一つにキッチン周辺の整理整頓と家事時間を考えた間取り計画、収納のタイプにも色々なパントリーがありますので家事作業やストック類の状態を考えた設計を提案。

2024年07月24日 | 暮らしの事イロイロ

家づくりの際に考えておきたい

収納計画のひとつに

キッチン周辺のパントリーのある暮らし。

※対面式キッチン横に備える収納庫式のパントリー提案

 

キッチン周辺の収納を変える

パントリー活用。

 

自宅の家事時間や収納の快適性と

機能性を重視する方々にとって、

キッチンは日常生活において

中心的な役割を果たす空間です。

 

整理整頓に関心のある方々は、

キッチン周りを

効率的かつスタイリッシュに整理し、

快適な生活空間を

実現したいと

考えている方も多いです。

 

サイズや位置関係は

暮らし方の趣旨や生活環境によって

ご提案も変わりますが

パントリーの導入が

いかにキッチンの収納最適化と

空間の快適性向上に寄与するかという事。

 

パントリーの基本とその魅力。

 

パントリーは、

キッチン周りの整理整頓に

不可欠なスペースとしても

注目されています。

 

パントリーがキッチンに

どのようなメリットを

もたらすのか?。

 

パントリーについて

収納力の向上パントリーの導入により、

食品や飲料品、

調味料などのストックスペースが増え、

キッチンがより

機能的な空間に変わります。

 

使用頻度の低い調理器具や

消耗品のストック場所としても

活用ができて、

キッチンの利便性が

格段に向上します。

 

整理整頓が容易に。

オープン棚のパントリーは、

探し物が容易で、

整理整頓もしやすくなります。

 

目的のアイテムを

見つけやすくなり

キッチンの効率性が向上します。

 

キッチンスペースの最適化。

パントリーを活用することで、

キッチン本体のスペースを

より有効に

使用できるようになります。

 

キッチン台の上や周辺を

スッキリさせることで、

調理作業がしやすくなり、

キッチンの快適性が向上します。

 

アイランド型キッチンや

ペニンシュラ型キッチンで

LDKとオープンな関係性の場合は

特にキッチン周辺の家電等も

パントリーをよりよく利用する事で

キッチンの背面もスッキリとした

空間にもなります。

 

パントリー収納の効率的なコツ。

 

キッチン周辺の整理と

パントリーの活用。

 

収納のブロック分け。

パントリーを

「上段」「中段」「下段」という

ブロックに分けにして、

ブロックごとに

適したアイテムを収納することで、

取り出しやすさと

整理のしやすさを実現します。

 

賞味期限の管理。

パントリー内での食品の収納は、

手前に賞味期限の短いもの、

奥に長いものを置くことで、

食品の管理がしやすくなります。

 

これにより、

食品の無駄遣いを防げます。

 

アクセスのしやすさ。

日常的に使用するアイテムは

中段に収納し、

ご自身にとって

すぐに物を取り出しやすい位置関係に

置くようにします。

 

また、

重いアイテムは下段に置くことで、

取り出し時の負担を

軽減できます。

 

パントリーの導入は、

キッチン周辺の収納と

機能性の向上に大きく寄与します。

 

上手にパントリーを活用することで、

キッチン作業が

よりスムーズになり、

家事時間も含めて

日々の片付けや整理収納も

随分改善されることもあります。

 

自分たちにとって適切な

パントリーのカタチと

間取りによる位置関係を加味しながら

パントリーを最大限

活用出来る事で

生活基準もよりよく変化します。

 

まずは現在の暮らしで

収納が自分たちに合っているのかいないのか?

というところも見直しながら

家造りの際には

暮らし全般を考える事が大切です。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すまいの設計と暮らしのデザインを丁寧に、過ごし方と生活環境を考える間取りとインテリアの計画、家具と建築空間の広さ、間隔、寸法という環境づくりの考え方。

2024年07月13日 | 暮らしの事イロイロ

ダイニング空間のスタイルと

各種寸法について。

※シンプルな空間にLDKを一体化して暮らしを凝縮しつつ余白をデザインした空間事例

 

ダイニングルームにも

いろいろなスタイルがあり、

ダイニングテーブルを買いたいけど、

適切な寸法はどのくらいでしょうか?。

等、時々家具購入について

インテリアコーディネートとして

模様替えのご相談をいただく事もあります。

※シンプルな空間にLDKを一体化して暮らしを凝縮しつつ余白をデザインした空間事例

 

そういったご相談事も

ホームページのお問合せや

InstagramのDMを通じて

ご連絡をいただく事も多いので、

ダイニング空間のスタイルと

各種寸法について

少し書いてみたいと思います。

※シンプルな空間にLDKを一体化して暮らしを凝縮しつつ余白をデザインした空間事例

 

ダイニング空間は

食事をする場所と同時に、

家族の団らんの場所にもなる

大切な空間です。

 

住む人のライフスタイルに合わせて

スタイルを選んだり、

使いやすい寸法にすることで

居心地の良さも変わってくるから、

しっかりと考えていただきたいところです。

 

各室の計画と寸法。

ダイニングの計画について。

 

ダイニングルームは

基本的に食事を行うための空間ですが、

居住者のライフスタイルによって

キッチンやリビングとの

空間と繋がったり

離れたりという関係性を持ちます。

※アイランドキッチンの配置でLDKを一体的に開放感ある空間として提案した事例

 

特にキッチンとは

配膳や食器の片付けなどの

作業を行うことなどからも

強い結びつきがあり、

この結びつきパターンは

大きく3つの分類できます。

 

オープンタイプ。

ダイニングとキッチンの間に仕切りがなく

一つの空間となっているタイプです。

 

キッチンとダイニングが

完全に同じ部屋、

一体の空間となるため、

コミュニケーションが取りやすい

という特長があります。

 

また、仕切りのある空間と比べると

広く開放的に感じられるため、

近年はアイランドキッチンや

ペニンシュラキッチンを中心に

採用するケースも多くあります。

 

ペニンシュラキッチンのある

オープンタイプの間取り。

※ペニンシュラキッチンで空間の使い勝手と開放感を提案の設計事例

ペニンシュラとは「半島」を

意味する言葉で、

四方が壁に接していない

アイランドキッチンを

片側だけ壁に付けたもの。

 

見た目はとってもオシャレで

開放感もありますが、

オープンであるが故に

キッチンがよく見える状態となるため、

日頃からの整理整頓や

清掃を心がける必要があります。

 

またキッチンの匂いも

ダイニング空間に

流れてしまうのもデメリットです。

※換気計画や換気扇の能力と

部屋容積によってもて結果は変わります。

 

生活感が出ても

大丈夫なケースと

そうでは無いケースもあるので

全体の計画性が

大切になります。

 

セミオープン (セミクローズド)タイプ。

完全なオープンキッチンとせずに

キッチンキャビネットやハッチ、

カウンター等で仕切る

又は家具などで適度に

仕切ったイメージです。

※対面式キッチンでI型を活用し腰壁とカウンターでLD+K間取りとしてデザインした事例

 

オープンタイプに比べると

開放感は劣るものの、

それでも十分に

コミュニケーションをとりやすいことや、

開放しすぎていたキッチンを

適度に隠すことで

手元等を見せないようにできる

メリットがあります。

 

デメリットは、

オープンタイプと同じように

キッチンの匂いが

ダイニング空間に流れてしまうことが

挙げられますが、

窓や可動間仕切りなどを

設けることで防ぐことができます。

 

セミオープンタイプでは、

キッチンから直接配膳して

そのまま食事が取れる

「キッチンカウンター」を

設けたスタイルも使い勝手の良さを

発揮する事もあります。

 

キッチンで立っている人と

カウンターに座っている人との

アイレベル(視線の高さ)の差が

大きくなるから、

ハイスツールを使ったり、

床の高さを変えたりして

アイレベルを近づけることがあります。

 

クローズドタイプ。

キッチンが個室となっていて、

ダイニングとは

完全別室となっているタイプです。

※パントリ―を横にリビングスペースダイニングスペース(LD)をキッチンから分離した間取り事例

 

調理に集中できたり、

匂いがリビングに流れづらい、

生活感が出やすい部分を

隠せるなどのメリットがあります。

 

デメリットは、

子どもの様子が見られず、

ダイニングやリビングにいる家族と

コミュニケーションがとりづらい

という点になりますので、

現在ではそれぞれの

良い点を組み合わせつつ

住まい手さんの価値観を汲み取り

セミオープン (セミクローズド)タイプも

選択肢として提案させていただく

事もあります。

 

ダイニング空間に関わる

各部寸法の目安。

※ダイニングテーブルとイス壁に囲まれる寸法

食事に要する

1人あたりの最低寸法。

ダイニングテーブルに座って

食事を摂るときは、

あまりに狭いと身体を動かしづらく、

快適な生活を送ることが

出来ません。

 

食事に要する1人あたりの

最低寸法は、

幅600mm前後、

奥行き350〜400mm前後が

目安となります。

 

これが2人なら「×2」、

4人なら「×4」をすることで、

最低寸法が求められます。

 

この寸法値はあくまで

最低寸法。

 

実際はこれより大きなサイズを

選ぶことで

快適さは向上しますし、

食事の際、

食器類の並べ方や

食事のスタイルにより

変化しますのでご注意を。

 

また円テーブルを使用する場合は、

2人で600mm(60センチ)、

4人で900mm(90センチ)

といった目安はありますが、

1人で使用する場合でも

直径はあまり

小さくすることはできません。

 

2人で使うにしても

直径90センチは欲しいところ。

 

一般的に販売されている

円形(ラウンド)テーブルも

直径90センチ〜120センチが主流です。

 

テーブルと背後の壁との距離。

テーブルに着席、

離席するために

最低限必要な

テーブルと背後の壁との距離は60センチで、

スムーズな動作で行う場合は

80センチ〜90センチは

欲しいところです。

 

また車椅子を使って

テーブルを使用する際は、

最低95センチは必要となります。

 

テーブルに着席している人の

背後を通過するためには、

椅子に座った人の

奥行き40センチ〜50センチ

+通路スペース60センチ以上は必要。

 

物を持って

背後を通過するときは75センチ程度の

通路スペースを

確保するとよいかと思います。

 

ダイニングテーブルの寸法や形は、

部屋・間取りの通路が

狭くなりすぎないよう、

小さ過ぎないように、

バランスを取って選ぶことが

大切なんです。

 

テーブルの高さ。

ダイニングテーブルの高さは、

概ね70センチ以上が一般的。

 

近年では75センチ前後の高さも見られ、

海外では身長差も含めて

室内で靴を履くことから

800センチほどの高さの

ダイニングテーブルも多く存在します。

 

ダイニングテーブルの

天板の高さから差尺(さじゃく)を

引くことによって、

座りやすい高さの

椅子を選ぶことが出来ます。

 

差尺とはテーブルの天板から

椅子の座面までの寸法のこと。

 

皆さんも色々と経験があると思います。

椅子自体は座りやすいけど

テーブルを使う際には

なんだか使いにくくなってしまう事。

 

それ身長とイスの座面、

テーブルの高さのバランスが悪く

姿勢が悪くなってしまう事によって

起こる現象です。

※家具インテリアショールームをご案内

 

そういったところ、

家を新築する際、

リフォームする際の打ち合わせでは

プランや設計に入る段階で

事前にキチンと実感していただくように

家具ショールームやインテリアショップへ

ご案内させていただく理由です。

 

和室用の

脚が短いテーブル座卓(ざたく)を

使用するときは、

腰を下ろした状態や

正座にもしっくりくる30センチ〜350センチ前後の

高さのものが多いです。

 

リビングで使われるテーブルは

400mm前後のものが多く、

座卓はそれより

全体的に低いという事。

 

家具のレイアウトや

新築、リフォームなどでの

部屋サイズの最適性

またはわからないことや

分かりにくい事があれば、

インテリアや片付け整理収納も含めて

暮らし全般についての

ご相談をお受けしておりますので

ホームページの

お問い合わせよりご連絡ください。

 

暮らし全体を丁寧にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする