森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

外食漂流

2010-06-13 16:05:39 | 娘ネタ
妻が社員旅行で留守。そこで娘と外食することにした。
どうせなら、これまで行ったことのない店で、しかもオシャレなところに行こう。

娘は、学校を早めに切り上げる。学校の最寄りの駅で私が車でピックアップして出かける予定だ。

最初は山の中にある自然食レストランを考えていた。ところが家を出る前に、念のため、と思ってネットで検索してみると、なんと当日は夜の営業をしていないことがわかった。

あらら。焦る。車で駅に向かいながら、代替え案を考える。

娘に提案したイオンショッピングセンターのレストラン街の店は、却下される。制服で行きたくないそうだ。
そこで生駒山のラッキーガーデン近くにできた新しい店にして車を走らせる。夜道を棚田の中を登り、ようやく着くと……なんとcloseの看板が。なんでやねん!

金曜日の夜だぞ。はっきり言って稼ぎ時なのに、どこもかしこも、なぜ休む。

困って、また車で山を下り、東生駒のイタリアンへ……が、駐車場が満員。ならばと、オシャレな寿司屋を目指すと、駐車場が見つからず、しかも店の前は大渋滞で、停める余裕なし。

ああ、仕方ない、以前行ったことのある駅前のイタリアンに向かう。駐車場は一台も車がなく、ラクラク停められた。そして店に行くと……なんと満席! 団体が入っているみたいだ。

もう、頭が真っ白になる(~_~;)。

当てもなく、車を北に走らせるも、どうすりゃいいの。すでに娘と合流してから1時間がたとうとしていた。
これ以上遅くなると、レストランは閉まる可能性がある。居酒屋に娘を連れて入るのはナンだし。
このままだと、イオンにでも向かわなくちゃ仕方ないなあ……。ほかにファミレスか? それも、せっかくの外食の機会には残念だ。

悩みつつ、暗い道からニュータウンに入ったところに、イタリアの国旗が目に入った。

新しいイタリア料理店だ!

瞬間の判断で、車をその店の前に停める。覗くと、十分席はあった。ああ、やっと漂流は終わった。

ほっとして入店。広い一枚板のカウンターに娘と座った。後ろの席からは外国人の声が。

料理はコースのみ。それを注文すると、少量ずつオシャレな冷たい前菜の盛り合わせから始まり、次々と出てくる。
温かい前菜にチョイスしたのはウシのほほ肉のシチュー。
ツブ貝とほうれん草のトマトソースのパスタ。
パンはお代わりOKで、オリーブオイルに浸して食べる。
最後のデザートは、なんと7種類のケーキの盛り合わせ。
娘も満足したのか、よくしゃべる(^○^)。

支払いは当初想定の2倍の金額なので、そこそこ散財したことになるが、漂流しただけによい店に当たってよかった、よかった。父親の面目を保った。