意味ありげなタイトルを付けてしまった(^^;)。
先日、親のケータイをムーバからフォーマに変えたり、私のケータイの料金コースを代えるためにドコモショップに行ったのだが、これがかなり面倒な手続きになってしまった。そして複雑な内容。
私の担当になったのは、胸に「研修中」と名札の付いた若い女性。一瞬危ぶんだが、なんの、実に詳しく手際がよい。客対応も抜群にうまい。
それで何気なく「詳しいですね、研修中なのに」とつぶやいたら、
「実は、このお店に来る前、神奈川のお店で4年間勤めていたんです。だから新人らしさがないと言われます」
思わず「結婚して、奈良に来たんですか」
「いえ、非常に悲しい思いをしてきたので話せないんです」
そんなこと言われたら、聞きたくなるじゃないか(^^;)。
とはいえ、奈良の生活は楽しんでいるようだった。来る前は、関西は怖いんじゃないかと思っていたらしい。
「込むと1時間くらいお待たせすることがあるんですが、怒鳴られるかと思っていたら、皆さん優しくて」
そうそう。奈良は大阪と違うのよ。とくに生駒は住宅都市だから、みんな気が長いのよ。と相槌。
「連休中は、友達の結婚式で東京に行ったんです。ついに来るべきものが来たかと。横浜に両親もいるけど、すぐこちらに戻ってきてしまいました」
彼女の悲しい思いとは何だろ? 結婚じゃなく離婚? 破局? つい想像してしまう。
帰り際、「奈良で楽しんでね」と声をかけました。