森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

亀嵩駅

2009-05-27 23:49:47 | ドーデモ体験談
亀嵩……この言葉はなんと読む?

松本清張の「砂の器」では、刑事が「かめだ…」という言葉の謎を追って、奥出雲の亀嵩にたどり着く。正確には、「かめだけ」だが,山陰地方は、東北に似たずうずう弁があり、「かめだヶ」と語尾が消える。これが壮大な謎解きの発端なのだが…。

昨日から訪れていた奥出雲町は、まさにその舞台であった。
帰りの列車に乗ると、「亀嵩駅」がある。ファンならずとも、おお! となるし、駅舎には「砂の器の舞台」という看板が立っている。

ところが、乗った列車の車掌は、「かめだか~」と呼んだのだ!
幾度か「かめだか」と行った後に、あわてて「かめだけ!」と読み直した(笑)。

毎日走っている路線じゃないか。しかも有名地。

乗客は、ほんのわずかだったけど、困るなあ。

でも、笑える。