人生いろは坂

人生は山あり谷あり、そんなしんどい人生だから面白い。あの坂を登りきったら新しい景色が見えてくる。

ピースボートIN児島

2007-03-26 21:30:20 | Weblog
 楽しかったピースボートの同窓会も終わってしまった。計画を立てた
一、二月頃は非常に温かく、同窓会の頃は桜の花が満開ではないかと
思っていたが、三月に入って急に冷え込んでしまった。そのため開花は
遅れてしまい、この日も日陰は肌寒いくらいの一日だった。
 13時40分、瀬戸大橋線の児島駅に集合、むかし下津井回船問屋、
鷲羽山、田之浦港の橋脚などを見学して宿へと向かった。この日の宿は
国民年金センター「しもつい」だった。ここからの眺めはすばらしく
水島灘沖が一望できる高台にある。前回もPボート文クラブの同窓会も
ここで開き好評だった。誰でもが感激する場所である。
 お風呂に入った後、延々4時間近く宴会は続いた。私は先週からの
風邪が治らず朝から微熱があった。実は最悪の状況だったのだ。それでも
何とか二日間の幹事役は務めさせて貰った。
 参加者は27名だった。一時は30名を越えるかに思えたのだが、
何しろお互いに生身の体、体調を崩した人もいて26名に減っていた。
そして当日、駅に着いた人の中に申し込みをしていない人も一人いて
27名になった。
 宴会場では第47回クルーズでの出港歌を流した。船を降りてもう
二年。覚えている人などいないだろうと思っていたところが意外にも
何人かの人は覚えていた。印象深い曲であった。私はこの曲を聴くと
妙な高揚感を覚えるのである。どうやらその思いは私だけではなく
他の人の中にも同じように感じている人がいたらしい。
 異体験と言えばこの旅行ほどの異体験はないのではないだろうか。
旅行先も船の中での体験もまるで別世界に迷い込んだような百余日の
旅であった。それだけに一度も話を交わしたことがない人であっても
旧来からの友のように語り合えるのかも知れない。
 私達が体験したことの数々をどのように説明してもその感動の十分
の一も伝わらないもどかしさを感じている。その思いがあるだけに
こうした集まりが、うれしくもあり楽しいのかも知れない。
 ともあれ幹事役として大任を果たし終えてホッとしている。参加者
のみなさんには喜んで貰えたのであろうか。

 中国では亜硝酸塩という塩に酷似したものが市場に出回って大騒ぎに
なっている。わずか3グラム摂取しただけで死に至るという猛毒の物質
である。塩より仕入れ価格が安いこの物質に目を付けたものがいたらしい。
中国とは恐ろしい国である。全てとは言わないまでも何でもありの国で
ある。儲けになることであれば人の命など問題ではないようだ。この
猛毒が混入した加工品が日本に入ってくる危険性はないのだろうか。

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