すごいスピードで這い回り、コーナーが回りきれず勢い余って頭を打って
大泣き。小さな家の中だが孫にとっては興味ある物ばかり。狭い部屋の中
を所狭しと這い回っている。
まだ、お尻は持ち上げられないが腕の力と足をけっての推進力。それでも
早い早い、たちまち目的のところへ。興味を引くような物音がしたり物が
見えたら一目散。少しでも興味を引くようなものが目に入ったら掴みに行く
のも早い。どこで見ていたのだろうと思うような素早さだ。
従って、食器戸棚を開けるのも注意しながら。少しでも油断するといつの
まにか足元に来ていて、さっと手が伸びる。まるで小さな忍者のようだ。
興味ある物はパソコン、ゲーム機、食器等々。何でそんなものに興味が
あるのだろうと思うような物ばかり。しかし、小さな目には全ての物が
興味のある物ばかりのようだ。
そして、まだまだ考えて行動すると言うのではなく直感によって動いて
いるようだ。魚がルアーの色や光りに反応するようなものかも知れない。
何かに夢中になっていたかと思うと、思い出したように洗面所の方に
這っていく。どうやらお母さんを捜しているようだ。お母さんがいる場所
を覚えていて思い出したらそこへ行くようだ。そこにお母さんがいなかった
ら急に不安そうな顔になる。何度も何度も行ったり来たり。
それでも見つからないと大きな声で泣き始める。お母さんが相手をして
くれなくても自分の目が届く範囲に居てくれるだけで安心するようだ。
お父さんも大好きのようだ。自分の側に居てくれるときは、いつもにこ
にこしている。いつも自分の遊び相手をしてくれる優しいお父さんなのだ。
孫の起き出すのは早い。お父さんもお母さんも寝ている内から起き出して
周辺を這い回っている。もう少しお母さんを寝させてやろうと、しばらくは
別の部屋で私が相手をしていた。しばらく遊んでいたが、お母さんの姿が
見えないことに気が付いたようだ。いつも居ると思われる場所に行って一生
懸命さがしていた。
その内にとうとう大粒の涙を流しながら泣き出してしまった。急に寂しく
なったようだ。お母さんの顔を見たら安心したのだろう。にこにこ顔に戻って
又遊び始めた。
朝の公園は静かだ。私の腕に抱かれていて次第におとなしくなった。目を
盛んにこすっている。どうやら眠くなったようだ。太陽の日差しが温かい
場所を選んで子守唄を歌ってやる。その内にとうとう寝てしまった。
そう言えば昨日もここへ来たとき寝てしまった。静かで気持ちよいのかも
知れない。この子の耳に子守唄はどのように聞こえているのだろう。寝た子
は急に重くなる。九キロになったという孫の重さが腕に応える。
こうして朝の一時を孫と二人きりで過ごす。興味ある物には一目散。そして
仰向けになって何かしらぶつぶつ言いながらしばらく観察した後で口に入れて
味わってみて、興味がなくなったらポイと捨ててしまう。実に微笑ましい
孫の仕草だ。
大泣き。小さな家の中だが孫にとっては興味ある物ばかり。狭い部屋の中
を所狭しと這い回っている。
まだ、お尻は持ち上げられないが腕の力と足をけっての推進力。それでも
早い早い、たちまち目的のところへ。興味を引くような物音がしたり物が
見えたら一目散。少しでも興味を引くようなものが目に入ったら掴みに行く
のも早い。どこで見ていたのだろうと思うような素早さだ。
従って、食器戸棚を開けるのも注意しながら。少しでも油断するといつの
まにか足元に来ていて、さっと手が伸びる。まるで小さな忍者のようだ。
興味ある物はパソコン、ゲーム機、食器等々。何でそんなものに興味が
あるのだろうと思うような物ばかり。しかし、小さな目には全ての物が
興味のある物ばかりのようだ。
そして、まだまだ考えて行動すると言うのではなく直感によって動いて
いるようだ。魚がルアーの色や光りに反応するようなものかも知れない。
何かに夢中になっていたかと思うと、思い出したように洗面所の方に
這っていく。どうやらお母さんを捜しているようだ。お母さんがいる場所
を覚えていて思い出したらそこへ行くようだ。そこにお母さんがいなかった
ら急に不安そうな顔になる。何度も何度も行ったり来たり。
それでも見つからないと大きな声で泣き始める。お母さんが相手をして
くれなくても自分の目が届く範囲に居てくれるだけで安心するようだ。
お父さんも大好きのようだ。自分の側に居てくれるときは、いつもにこ
にこしている。いつも自分の遊び相手をしてくれる優しいお父さんなのだ。
孫の起き出すのは早い。お父さんもお母さんも寝ている内から起き出して
周辺を這い回っている。もう少しお母さんを寝させてやろうと、しばらくは
別の部屋で私が相手をしていた。しばらく遊んでいたが、お母さんの姿が
見えないことに気が付いたようだ。いつも居ると思われる場所に行って一生
懸命さがしていた。
その内にとうとう大粒の涙を流しながら泣き出してしまった。急に寂しく
なったようだ。お母さんの顔を見たら安心したのだろう。にこにこ顔に戻って
又遊び始めた。
朝の公園は静かだ。私の腕に抱かれていて次第におとなしくなった。目を
盛んにこすっている。どうやら眠くなったようだ。太陽の日差しが温かい
場所を選んで子守唄を歌ってやる。その内にとうとう寝てしまった。
そう言えば昨日もここへ来たとき寝てしまった。静かで気持ちよいのかも
知れない。この子の耳に子守唄はどのように聞こえているのだろう。寝た子
は急に重くなる。九キロになったという孫の重さが腕に応える。
こうして朝の一時を孫と二人きりで過ごす。興味ある物には一目散。そして
仰向けになって何かしらぶつぶつ言いながらしばらく観察した後で口に入れて
味わってみて、興味がなくなったらポイと捨ててしまう。実に微笑ましい
孫の仕草だ。