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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ネコは存在するだけで芸術だ

2006年07月14日 | Weblog
とは、ちと大げさだけど、なんとも、いとおしい存在ではある。
寝ていても、トイレで御用中も、食事中も、その姿は美しい。

不思議な魅力を持っていて、一度抱いたら、もう虜。ネコ嫌いで「絶対に飼わん」と、嘯いていた夫が、すっかり嵌つてしまって、「ただ今」より先に「チビは?」と確かめるというのは、友人宅の実話。

やりたくない事は絶対にやらない。退屈になればゴロゴロと甘え啼き。ありがとう、お世話さま、折角だから・・などの語彙は持たない奴。そんなネコがどうしてこんなに可愛いのか。

古代エジプトでは、バスト神と呼ばれ、愛の、恵みの、戦い、の尊い神様。我が家には雌雄2神が御わしまし、イヤハヤ。

俳人にも愛猫家は少なくなくて、中でも加藤楸邨は有名。

  恋猫の皿舐めてすぐ鳴きにゆく

  猫が子を咥へてあるく豪雨かな

  百代の過客しんがりに猫の子も

大木あまりの猫と水

  あやまちは猫飼ひしこと水うらら

  水あれば猫を映して竹の春

    *3秒に1度の割りで尾を揺らし寝そべる猫の日永の羨し

                          鳥野

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犬猫は対照的 (遅足)
2006-07-14 09:49:29


犬と猫、人との付き合い方は対照的です。

お別れの仕方も、確かに対照的でした。



我が家で飼っていた犬は死ぬ前に

最後の挨拶に来ました。

寒い冬の早朝、私に寄ってきて、

尻尾を振っていましたが、

突然、動かなくなったのです。

次第にぬくもりが消え、体が硬直していきました。

私を見ていたのか?

瞳の底知れぬ深さが、今も目に焼きついて

います。



一方、猫は二階の日当たりのよい部屋に

籠もるようになりました。

水をやっても、だんだん飲まなくなります。

そして、ある朝、冷たくなっていました。

いのちが抜けた体は硬く、抱き上げる手を

拒んでいるようでした。



今は2匹とも、庭の金木犀の下で眠っています。



また、今年も、金木犀が美しい花を咲かせてくれるでしょう。





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のら猫 ()
2006-07-14 18:55:17
今日、黒の野良猫が赤ちゃんを2匹連れて散歩しているのを発見。

子猫のうち一匹はとらちゃんでした。

とすると父親は茶色の猫か?などと

いらぬ想像を働かせてしまいました。父親は全く子育てをしないのでしょうか?それともどこか遠くから

母子の様子を観察しているのかな?
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NPO ねこだすけ ()
2006-07-15 01:53:02
 NPOの一つに「ねこだすけ」と言うのがあるそうです。

 「難民救済」とか「アフリカの飢餓を救う」とかいうのがNPOかと思っていたら「猫の救済」というのもあったんです。

 そのスローガンは



 「捨てるな」「殺すな」「増やすな」「逃がすな」

  

 「苦しめるな」最後が「生まれたら一生世話して」



 でした。



  N・・NEKO

  P・・POISUTE

  O・・OKORUZO

 

 猫までもNPOに任される    
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