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旅行 社寺

瑞泉寺

2020-10-14 08:31:13 | 寺院
2020.10.03 瑞泉寺には五木寛之の「百時巡礼」を読み2016年に北陸地方を

        廻った時に参詣しましたが、木彫りの里、素晴らしい建築、彫刻を

        もう一度見ておきたいと思い足を延ばしました。 









  真宗大谷派 井波別院 瑞泉寺  



  前回参詣時の御朱印





  山門  県指定重要文化財 明治18年(1885)再建。

      総欅の重層入母屋造り、楼上には釈迦三尊の木像を安置している。









  山門  精緻な木彫りが至る所に施されている。





  式台門





  鐘楼堂  昭和8年(1933)再建。 大梵鐘は口径4.1尺(124cm)、

       重さ900貫(3.372kg)。本堂、太子堂、山門と共に、

       井波大工の代表的建造物として名高い。



  山門を境内より眺める。



  山門と鐘楼堂。



  屋根のカーブが印象的な本堂。





  本堂  明治18年(1885)再建され、間口125間(46m)、奥行23.5間(43m)、

      総面積約590坪(1950㎡)、単層入母屋造りの北陸随一の大伽藍。

      本尊は阿弥陀如来、両脇壇には宗祖親鸞聖人御影と先門首御影を安置。

      本道内陣(撮影禁止)は随所に見事なまでの井波彫刻に金箔が張られ飾られている。





  本堂 外陣 向拝。



  同上より眺めた境内。









  太子堂  大正7年(1918)井波彫刻の粋を集めて再建された。

     約16間(29m)四面、総面積約255坪(840㎡)の重層伽藍。

     内陣中央に後小松天皇より開基綽如(しゃくにょ)上人に下賜された聖徳太子2才の尊像、

     両脇壇には開基綽如上人御影と瑞泉寺前住職御影を安置。

     太子堂の内陣も素晴らしい井波彫刻が施され大師信仰の深さがうかがえる。(撮影禁止)



  本堂と太子堂を繋ぐ外廊下。







  太子堂外陣、向拝。  







  太子堂  正面向拝上手挟彫刻。





  木彫りの里 八日町通り。 木彫りの工房が軒を連ね、石畳に槌の音が響く、

        その突き当りに綽如上人が、北陸における真宗の拠点として建てた瑞泉寺がある。





  寺の周囲の石垣  中世の瑞泉寺が焼失により移設されており、

           この石垣自体中世のものではないが、

           かって越中の一向一揆の牙城だった頃の瑞泉寺の面影が浮かんでくる、

           中世の井波を偲ばせる堂々たる石垣だ。

           富山に戻りレンタカー返却後、新幹線で金沢に向かう。





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