徘徊老人のひとりごと AIRDO搭乗記（令和５年７月１１日、火曜日、札幌曇り時々雨東京晴れ）

　ホテルを９時半にチェックアウトし空港行きバス停に行くと丁度バスが来たので乗り込む。空港には１０時半頃に到着。すぐにAIRDOのカウンターに行く。やはりスマホでチェックインできない老夫婦がカウンターでチェックイン手続きをしていた。ワタシの番が来てチェックイン。お姉ちゃんに「お客様のお席の隣は３歳児以下のお子さん連れの方ですがよろしいですね？」と言われた。確か、席の予約は最後列の手前の窓側を予約したのだ。「泣かれるとまずいので、ほかの窓側の席はないですか？お宅の飛行機に初めて乗るんですよ。搭乗から離着陸まで時計を計ったりどのルートを通ているのか興味があるんですよ」と訊くと「ご利用いただきありがとうございます。少々お待ちくださいね」と言って席を外したがすぐに戻って来て「申し訳ありません。変更できる窓側のお席がございませんでした」と言われた。まあ、それはそれでいい。お姉ちゃんの対応がよかった。出発は１２時２０分なのでその前に昼飯を食べようと「ラーメン道場」に行った。

　　　　

　　　まだお昼前なので空いていた。

　　　　

　　　　　味噌ラーメンを食べた。1,000円。中国人より韓国人観光客が多かった。チェジュ航空の出発があるので韓国人観光客が多いのだろうか。２階のショッピングフロアーに戻り「地域クーポン券」の「紙」利用可能な店を探した。「紙」「電子」とも利用可能な店があったので「紙」で2,000円分のクッキーなどのおやつを買った。ヤレヤレ。これで2千円パーにしないで済んだ。

　搭乗ゲートに行って搭乗を待つ。

　　　

　　　AIRDO２０便羽田行きになる飛行機が到着した。なんの絵かしらないが

　　　

　　　反対側にも。世間常識に疎いワタシには分からない。機材はボーイング７６７だ。

　　搭乗は後方の席からなのですぐに搭乗。

　　　

　　　座席にもこんなシートカバーが。なんなんですかね～～？

　　ワタシの席の隣はおばあちゃんに抱かれた男の子だった。通路を隔てた通路側のお母さんも男の子を抱いている。親子と孫二人ってことだ。これでステレオで泣かれたらどうする！？１歳違いくらいの男の子たちだ。

　１２時２５分にドアが閉じられ

　　　

　　　ANAの着陸便を見ながら離陸だ。離陸から３０分ほどは雲の中で結構揺れた。婆ちゃんに抱かれた子供は泣きもせずに静かだった。苫小牧から海岸に出て青森に向かう。シートベルトサインが点灯っしたまま雲の上にでて午後１時２０分機内サービスが始まった。

　　　　　　　

　　　　　ワタシはアップルジュースを所望。この絵はなんですかね～～？本当にワタシには分からない。隣の男の子は「ピカチュウ」とか「ポケモン」とか言っていた気がしたが・・・。飛行機は雲の上に出て　　　　

　　　

　　　機長からのアナウンスで関東地方には積乱雲が発生していて大気が不安定でこれからも揺れる可能性があるのでシートベルトを締めたままでお過ごしくださいとのことだ。

　　　　　　

　　　　　　

　　　　午後１時４５分ころから下降体制に入り

　　　　

　　　　千葉県だろうか？住宅地？が見えて来た。

　　　　　　

　　　　　東京湾の石油タンクを左手に見て右旋回してC滑走路に

　　　　　

　　　着陸。接地した瞬間、後部座席のワタシたちにドスンという衝撃が走って横に揺れた。「おいおい大丈夫かい？」ワタシの席の後ろの人も「おっ！おっ」と驚きの声をあげていた。翼の向こうに見える白いのは東京湾の「風の塔」だ。これが左に見えるということはここがC滑走路ということなのだ。タキシングして到着ゲートに向かっていると

　　　　　　

　　　　　ANAのスターウォーズ機が出発に向かうところだった。

　　　無事羽田に到着し、京急線で横浜に出て東海道本線で熱海に戻った。関東地方は大変な暑さのようだ。ワタシは冷え性なので長袖シャツで北海道に行った。機内は寒いからだ。東海道本線車内も冷房が効いて長袖で丁度良い。来宮駅に着いて駐輪場に置いたバイクでマンションに戻った。部屋の中は蒸し暑く、路地に置いたサンパチェンスの花はたった１日水遣りをしなかっただけなのにほとんど「仮死」状態で、すぐに水をたっぷり与えた。サンパチェンスのために家を空けることができないのかね～～。

徘徊老人のひとりごと 首切り取り持ち去り事件現場に行った（令和５年７月１１日、火曜日、朝曇りのち雨）

　宿泊ホテルは最上階の９階なのだが、午前２時頃若い男の酔っ払いの歌が聞こえた。５，６人だ。飲んでカラオケにでも行ったんだろう。何時だと思ってんだ！老人は目が覚めたのでしょうがなく読書をする。５時になったので風呂に行く。風呂から戻り、今日乗るAIRDOのフライトチェックインをスマホで試みる。AIRDOからのメールでAIRDOは４月１日からスマホでのチェックインになりますというメールが届いたからだ。しかし、何度やっても途中から進まなくなる。イライラしてやめた。どうせ空港でもできるだろう。次に地域クーポン券の２千円分もA4の紙に印刷されたものだったので電子クーポンにするには変換しなければならないのだが変換するのができないので、これもやめた。時代は年寄りには無理な方向に向かっている。使えないなら使えないでいいや！４月に宿泊した時は朝食は確か６時半からだったと思うが夏は６時からのようだ。混雑する前にと思い６時に食堂に行った。

　　　　　

　　　　　　　　　ガッツリとイクラ丼にした。

　　朝食後、腹ごなしにススキノのラブホテル街に行った。一週間ほど前、ススキノのラブホテルで「首切り猟奇事件」があった。あそこに行こう！

　　　　　

　　　　なんだか知らないがこの変な建物の右側の路を少し奥に入ったところが

　　　　　　

　　　　　　事件現場の「ホテル・レッツ」だ。ミニパトが止まっていて若い婦警さんが立ち番をしていた。「ご苦労様です」と声を掛けて、「あなたが入らないように写真を撮りたいんですがいいですか？」と言うと「いいですよ」と。「旅行で来たついでに見に来たんですよ」というと「どこからですか？」「熱海から」「え～～っ、そうですか～～」と。それにしてもこのラブホテルの名前は直截的だね～～。レッツだかんね。（笑）レッツ・ゴー・ラブホテル。

　　　近くのラブホテルも

　　　　

　　　　「ススキノ・ラブ・ホテル」というそのまんまの名前のホテルだ。（笑）誰か出て来るかな～～と思ったがだれも出てこなかった。文春記者じゃないから張り込みなどしない。そろそろホテルに戻ろうと歩き出すとポツリポツリと雨が降り出した。その内、雨脚が強くなりファミマに飛び込んでビニール傘を買った。どうも札幌ではワタシは雨男のようだ。４月に来た時も帰りの日に雪が降り傘を買ったのだった。

徘徊老人のひとりごと フジドリームエアー搭乗記（令和５年７月１１日、月曜日、晴れ）

　今日は富士山静岡空港からフジドリームエアー(FDA)に乗って新千歳空港まで行く。最近は乗ったことのない飛行機に乗りたいと思っているのだ。フジドリームエアーは名古屋と静岡を起点とする航空会社だから羽田や成田に行くのではなく、熱海からだと富士山静岡空港に行かなければならない。新幹線の掛川駅からFDA利用の人には出発時刻に間に合うように無料バスが運行されているが、熱海から新幹線で掛川までゆくと4,840円だ。ところが、新幹線で静岡までの運賃は金券ショップで買うと2,750円だ。静岡駅から空港行きバスは1,100だ。合計でも3,850円なのでこちらの方が安い。これで行くことにした。

　　　

　　出かける前にテレビでは福岡に大雨特別警報が出た。熱海も静岡もいい天気だが飛行機の運行に影響がなければいいが・・・。旅のスタイルはショルダーバッグひとつだ。なぜならば、今回は飛行機に乗るためだけだから今日札幌まで飛び、明日、また別の航空会社の飛行機で羽田に戻るだけだからだ。

　　８時４３分のこだま７０７号で静岡駅着９時１８分だ。三島駅と新富士駅で「ひかり」の通過待ちがあって実質的な走行時間は２０分だ。いつも静岡に行くときは東海道本線を使って１時間かけて行っているが新幹線だと近いんだな～～。静岡駅から空港行きのバスは

　　　

　　１０時５分発なので駅中のお店をウインドウショッピングで時間を過ごす。外は暑いからだ。

　　　　　　

　　　　バスはこんなバスだ。運賃は1,100円。Sica使える。バスは高速道路を走り、やがて空港に向かう支線に入る。

　　　

　　　

　　なんだか山の方に向かっている。車も少ない。中南米ならこう車が少ないとタクシー強盗など出るよ。タクシーで空港に向かうと不安になるもんだ。だがここは日本だ。（笑）

　　　

　　FDAの格納庫が見えて来た。駐車場には車が沢山。結構、働いている人いるじゃん！

　　

　　富士山静岡空港ターミナル。

　　中に入ると

　　　　

　　　ガラ～～ン！人まばら。（笑）ワタシの乗る飛行機の出発時間は１１時４５分だ。３０分前に空港に到着したのだがね～～。もっとも、こちらは初めて富士山静岡空港に来たので探検・探検。２階にエスカレーターで上がるとフードコートがある。

　　　　

　　　こちらは札幌に到着後に味噌ラーメンでも食べようと思うので飯はいいやと思ったのだが、なんと

　　　　

　　　ワタシの乗る新千歳行きのFDA163便（JALとの共同運航便）は使用機材の到着の遅れにより出発は１時間３５分遅れの１３時２０分の予定とのアナウンスと掲示版。ええ～～！これだと札幌には午後３時過ぎだ。飯を食べるしかない。

　　　　

　　　　フードコートでお安く「かき揚げそば」。それでも８９０円。味は駅のホームの立ち食いソバと同じだ。お値段は空港値段だね。３階には海鮮レストランがあるがお値段がな～～。３階の展望デッキの日陰で読書をしながら遅れている便を待つ。

　　　　

　　　なにか音がしたな～～と思ったらヘリコプターだった。

　　　　

　　　新千歳発のANA１２６２便が定刻の１２時１５分に到着した。東北北海道地方は天候の影響もないようだ。このANA便は沖縄行きになるようだ。

本を読んでいると、やっと福岡発のFDA機が到着した。大雨警報の出ていた福岡からよくキャンセルせずの飛んできたよ。

　福岡発１４２便で定刻運行到着時刻は１１時１５分で機内清掃をして１１時４５分に１６３便となって新千歳に出発するのだ。だが大雨によって遅れに遅れたわけだ。ワタシが乗るこのFDA機はエムブラエム社の航空機で機材ごとに色分されている。ワタシが乗る機材は８番目に購入した機材で８４人乗りだ。

　　　　　

　　　静岡茶の色だ。静岡発だからいつも新茶色の機材とは限らないのだが、この色の機材でよかった。FDAのパイロットは若い人が多く、女性のキャプテンもいるので有名だ。搭乗を待っていると若いパイロットが二人飛行機に向かって歩いて行った。３０歳台くらいだろうね？キャプテンが中年のベテランでコーパイ（副機長）が若いパイロットという組み合わせがフラッグキャリアの航空会社では多いが、若い二人がキャプテンとコーパイというのも何となく不安になるな～。でもFDAでは２７歳でキャプテンに昇格した人もいるようだ。

　　　　　　　　　　

　　　　搭乗が始まった。機内は小型機では考えられないほど空間が広い。天井が高く圧迫感がない。これはなんでも製造方法が特殊なのでできる技のようだ。

　　　　　

　　格安航空会社（LCC）ではないので座席ピッチも広い。座席配列は２－２だ。今日は満席で、あいにくワタシの席は通路側だ。隣の窓側の席は青年なのだが、彼は窓のシェードを下げスマホで漫画（コミック？）を見だしたので外の様子が分からない。午後１時３１分に離陸し、午後１時４０分には水平飛行に移る。コックピットからキャプテンのアナウンス。午後３時に新千歳空港到着予定だとのこと。やはり若い声だ。やはりあの若い二人がコックピットクルーだったのだ。前の席の人の富士山が見えるとの声。ワタシの隣の席の青年はシェードを上げ、スマホで富士山の姿を録画し始めた。この時だけ少し窓の外の富士山が見えた。だがすぐにこの青年はまたシェードを下げ漫画を見始めた。心の中で「むかついた」。飲み物のサービスが始まった。静岡発なので

　静岡茶をお願いした。

　　　

　　スナックは甲府の「梨恵夢」（ナエム）バター風味のシャトレーゼだ。お店で買うとなんと今時税抜きで６０円だって！有名な店だって。

　午後２時４０分頃から高度を下げ始め午後２時５５分にギアダウンし、キャプテンの言う通り午後３時に着陸した。スムーズな着陸だった。「沖止め」なのでタラップを降りたあとに

　　　　

　　　やっと機体の写真を撮ることができた。バスでターミナルビルへ。預けた荷物などないのでそのまま外に出て午後３時２７分発のバスで札幌市内の「南三条ススキノ」で下車し狸小路にある「ドーミンインPremium札幌」にチェックイン。４月に来た時もここに宿泊したホテルだ。４月の時は旅行サイトのポイントを使用して５千数百円で宿泊したが、今回も同じサイトから予約をしたが、全国旅行支援を使い１万３千円。地域クーポンが２千円つくので実質１万１千円ということだ。チェックインした時刻はもう５時過ぎていたのですぐに大浴場に行って風呂に入り疲れをいやす。狸小路の飲食店は観光客だらけで「ひとりもん」は断られる場合が多いので部屋飲みに決めて三越デパートの総菜売り場に行く。閉店間際なので４０％５０％引きは当たり前！カナダ産本マグロの中トロが1,280円、赤身が880円。両方買うなら千円でいいよ！と言うので買っちゃった！総菜1個310円が3個で550円。また買っちゃった！蟹チラシ弁当は1,400円が1,100円だって。買っちゃえ！と買ってしまった。

　　　　　

　　　　日本酒と缶ビールを買って合計で3,666円。いいんじゃないの～～。