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おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

金メダルへの重圧、それとも・・・。オリンピック狂想曲。

2012-08-03 00:32:49 | つぶやき
交代川澄へ「素晴らしいシュートはやめてくれ」(読売新聞) - goo ニュース
 「日本は攻めきれず、スコアレスドローに終わった。」(掲載写真へのテロップ・産経新聞)知ってか知らずか、実に空しい表現。正しくは「日本はあえて攻めず、スコアレスドローに終わらせた。」監督さんは、金メダルへの勝負師というべきでしょうか。
 バドミントンは、たしかにやり過ぎ。TVで見ても、見苦しい感じ。パラドックスの例としてよくあげられる「負けるが勝ち」を文字通りやってみせたが、その代償は大きかった。
 しかし、昨日の朝日新聞では、こうしたバドミントンの実態を受けて、試合形式・やり方がおかしい、と選手・チームのとった試合駆け引きを積極的に弁護(もちろん「ナデシコ何とか」に対しても)。
 それにしても、八百長選手あり、侮蔑つぶやきあり、さらには柔道、体操、フェンシングなどの誤審判、抗議による判定変更等々、話題の多いオリンピックではあります。
 とことん勝ち負けにこだわる「スポーツ」ってとても素直で、正直で。特に負けても、マスコミあげて、集団としての「絆」を大事にし、親や指導者への感謝を大事に、みんなで支える精神を訴えています。そこに、「日本の明日・未来がある」と言わんばかりのキャンペーン。別に悪いことではないけれど、恩着せがましいところが・・・。
 こうして一億国民が浮かれているうちに、消費税増税の目的、社会保障の充実はそっちのけで、自公と一体になっての莫大な公共事業投資にすりかわらせようという魂胆が見え見えになってきている。原発再起動もじわじわと・・・。どこかのチームのような目くらまし作戦に騙されてはいけない。
 「週刊新潮」では毎週金曜日夕べに集まる「脱原発」「反原発」の人々を夏の花火大会(所詮いっときのあだ花と言いたいのでしょう)にやってくるミーハーどもと揶揄、オリンピックに「感動している」一般国民と比較して。このへんが、支配層の本音の代弁でしょう。 
コメント
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