Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

為那都比古神社(2014年9月20日参拝)

2014-10-17 | 神社
勝尾寺参拝後は式内社の為那都比古神社です。

為那都比古と書いて「いなつひこ」と読みます。
これは何とか読めますね。(笑)



所在地:大阪府箕面市石丸2-10-1
主祭神:為那都比古大神、為那都比売大神
創建:不明
社格:延喜式式内社、村社


【由緒】
日本書紀仁徳天皇三十八年の条に猪名県が見えるように、
大化改新以前は旧豊島郡・河辺郡(猪角川流域の東は吹田市北部、
西は尼崎市北部に至る地域)を一体化したひとつの行政単位であり、
これを古くから支配していたのが、為那都比古の一族である。

地名を負ったヒコというのは、
そのあたりの首長に与えられた一種の称号として用いられ、
これを称した豪族たちは、後に国造や県主などの長官の官職についたものが多かった。

猪名県が成立した時、その首長である県主には為那都比古の後裔にあたるものが任ぜられ、
彼らは氏族の祖神として為那都比古神社をお祀りしたのである。

往昔、当社はこの鎮座地に為那都比古大神、
為那都比売大神の夫婦神一座が同段にお祀りされていたが、
寛平年間(889-898)に別れて別段になり、
白島字道心ケ谷の地に為那都比売大神をお祀りし為那都比古神社と称した。

しかし、この神社を含む萱野地方の神社十社とその境内社五社が、
国の指導により明治40年(1907)に当社に合祀され現在にいたっている。

天正年間(1573-1582)織田信長は高山右近に命じ摂津一円の神社を破壊するに及び、
織田信長の信仰厚い「牛頭天王」を祀っていると称し、その難を免れたのである。 


【鳥居】


無料駐車場がありました。


【神門】


お寺の山門のようですね。


【狛犬】



【境内】


意外と広いですね。


【拝殿】





【天満宮】



【砲弾】



【英霊奉安殿】





【遥拝所】



【社号碑】


徳川八代将軍吉宗が寺社奉行の大岡越前守忠相に命じて奉献したとか。


【神輿庫】



御朱印は神職が不在でいただけませんでした。

対応してくれたお婆さんに珍しく印だけでも構いませんので、と
粘ってみたんですけど。(^^;