写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

中秋の名月 雲のなか

2024年09月17日 | 写真日記
    [月に叢雲]
2024年の中秋の名月、そろそろ涼しくなる季節なのですが金沢は今日も真夏日で夜も暑いままとなっています。
今夜のネットの世界はすてきな満月の写真がたくさんアッブされていますが、金沢は雲の隙間から月が少し姿を出していました。

    [彩雲のなかから]

暗くなった20時過ぎの空を見上げると月の光を受ける雲が「彩雲」となって輝く雲の色合いがとても不思議な雰囲気をもたらす「中秋の名月」となり不思議で魅力的な月夜になっていました。

    [9月十三夜の月]
十五夜は明夜、今宵の金沢は曇りという予報が出ていたので晴れていた昨夜9月の十三夜の月を撮った写真です。
満月よりも美しいともいわれる十三夜、昨夜の月でその美しさを堪能してくださいね。
ブログ更新中の現在の空は雲に覆われ月影も見えませんが・・・、でも例年とは違う「中秋の名月」を堪能しました。

今夜は「中秋の名月」暑さでエアコンをかけながら月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑い! 河北潟で探鳥

2024年09月13日 | 写真日記
    [天然記念物 コウノトリ]
「秋」とは名ばかりの酷暑の河北潟干拓農地、稲刈りが終わったばかりの田んぼで餌を探している大型の野鳥を見つけました。
足環がなかったので、ここ河北潟干拓地で昨年の2羽に引き続き今年の春も4羽の雛を育て巣立ちさせたペアのお父さんコウノトリだと思います。
雛の巣立ち以後久しぶりの対面でした。

    [稲刈り後の田で]

この地で農家の人たちから大切に見守られて暮らしているコウノトリたち。
干拓農地でのさまざまな農作業と暮らしや季節による環境の変化に順応しながらこの地で家族で暮らしている絶滅危惧種のコウノトリとの再会はとてもうれしいものでした。

    [ミサゴとカラス]
コウノトリがいた農地の電柱に大きな魚を爪にかけた「漁の名手」ともいわれる鷹のミサゴがいました。
いつもは「ここが今日の食卓」とばかり魚の頭部から鋭い爪と嘴を上手に使って昼食中のはずなんですが、なんだか落ち着きません。
なんと近くの電線にミサゴのおこぼれを狙うカラスが二羽、地上にも数羽のカラスがいました。
そのカラスたちが気になっていたのでしょうね、いつもの空の王者然とした姿とは違う落ち着かない表情が面白いひと時でした。

秋とは名ばかりの酷暑の河北潟干拓地で久しぶりのバードウオッチング、絶滅が心配される野鳥たちの写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早い秋 峠のヒガンバナ

2024年09月08日 | 写真日記
    [初見 彼岸花]

例年は9月末、早い場所でも9月半ばに撮る彼岸花ですが先日源平の古戦場倶利伽羅峠の古道わきで咲いているのを見ました。

    [大きく咲く]

あまりにも見事に咲いているものですから、真上からクローズアップで撮りました。

    [参道にて]

花はこれからというところだけど、古道から倶利伽羅不動への参道に点々と咲こうとする彼岸花が印象に残りました。

秋を迎えたばかりだというのに早くも出会えた秋の花の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水辺の蜻蛉

2024年08月27日 | 写真日記
    [ギンヤンマの飛翔]

暑いさなかの水辺ではギンヤンマが自らのテリトリーを守るために猛スピードで飛び交っています。
フィルムカメラ時代に「置きピン」という撮影技法でトンボの飛ぶ姿を撮ろうとしていたことを思い出しながらデジタルカメラの機能進歩に助けられて楽しくシャッターを押した写真です。

    [ギンヤンマの産卵]

水面の水草の茎に止まってお尻をリズミカルに水面に突き入れ産卵行動を繰り返していました。
蜻蛉にとって今は種の保存と繁栄にとっては大切な季節なのですね。

    [イトトンボのペア]

小さな池の岸辺ではギンヤンマとは別の場所でイトトンボのペアも産卵行動を続けていました。
あまりにも細く華奢なので少し見えにくいのですが、ペアの♂が手助けしながら♀は必死に卵を産み付けていました。

暑さの続く金沢では高齢者の外出もままならないのでPC内の写真整理、数年前の8月27日に撮ったトンボの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八月 十三夜の月

2024年08月20日 | 写真日記
[夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを]

 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ 清原深養父
百人一首にも取り上げられている美しい月の姿に心を寄せて歌った有名な和歌でかるた遊びで覚えた方も多いのではないでしょうか。
今夜は満月ですが、金沢の空は雲が多くて写真にとれるかどうか・・・。
そこで二日前の18日、夜空にあった「十三夜の月」の写真をアップしました。

    [夏の月]

 夏の月寝ぬ声一人二人かな  正岡子規
暑さに眠れないまま戸外で涼む人たちの声が蚊帳の中で寝ている子供のころの私にも聞こえてきた故郷の村の夏の夜の思い出がよみがえるような句です。
雲間を流れながら人の目では刻々と色や形を変える月を見て70年も前の記憶に遊びました。

    [月涼し]

  月涼し憚りて雲近づかず  富安風生
夏の月と雲はイメージとしては重なりにくいのですが、曇り空の多い金沢ではきっちりと月の姿が見える夜は少ないです。
雲の多い中でようやく撮れた十三夜の月は「今夜はもういいだろう」というように雲間に消えていきました。

8月18日に撮った、最も美しいと言われる十三夜の月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする