写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

梅雨明けの蓮池

2024年08月04日 | 写真日記
    [蓮池 花と蓮子]

  一つづつ夕影抱く蓮かな 高浜虚子
河北潟近くにある小さな蓮池の花が散り始めました。
まだまだ次々と新しい花が咲いていますが花弁の散った後の「蓮子」「蜂の巣」などと呼ばれる姿も目立ち夏本番という季節を感じます。
何となく高浜虚子の句が頭に浮かぶ季節です。

    [揺らぐ花弁] 

蓮池の水面を蓮の花弁がゆったりと漂っていました。
しばらく花弁や花弁の陰に身をひそめる小魚の姿に目を惹かれる時を過ごしました。

    [空蝉]

蓮池の周囲は蝉時雨に包まれています。
池を覆うように立つ木の幹に空蝉、セミの抜け殻がしっかりと爪を立てていました。
この殻から出た蝉も騒々しいまでの蝉時雨のなかの一匹として鳴き続けているのでしょうね。

梅雨明けの暑い日に小さな蓮池で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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遅まきながら「バックムーン」

2024年07月27日 | 写真日記
    [22日21時]

7月の満月は「バックムーン」とか、アメリカの先住民たち(総称=ネイティブ・アメリカン)は月ごとに現れる「満月」に名前を付けて楽しんでいたとか。
雄鹿の角が生え変わる7月は「雄鹿の満月=バックムーン」と呼んでいたようですね。

    [23日4時]

前の写真から約5時間後、明るくなり始めた時間に撮った満月です。
肉眼で見える月はもっと明るく白く見えるのですが、満月らしく見えるように少し暗く現像処理してみました。

    [23日4時30分]

日の出前の明るくなった夜明けの空を背景に浮かぶ「バックムーン」です。
実際にはもっと白いお皿のように見えるので、少し暗くしてみました。
写真というものは実に面白いです、真実を写すという言葉通り「人の目」ではなくて「レンズ」がとらえるものをそのままに表現します。
人の目はその一部をリアルに感じてそれがすべてのように思いますがその背景にはとても多くの情報が潜み、その情報を「写真」は解きほぐしてくれます。
私がネットと関わりはじめた30年ほど前はカメラで撮ったフィルムを写真屋さんに持ち込み、現像されたフィルムやプリントされた写真を自宅でスキャナーで読み取ってデジタル化したものをネットにアップするという、撮ってからアップするまでに10日以上かかるという実にまどろっこしいものでした。
デジタルカメラとネット環境の進歩でいまは撮るとすぐにネットにアップ出来るようになっています。
とても凄く嬉しいことですが、私自身は撮ったデーターをパソコンで現像するという時間を大切に楽しみたいと思っています。

一週間前の月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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実り豊かに

2024年07月21日 | 写真日記
    [桃艶やかに]

医王山麓の林道わきの桃畑でにたわわに実る桃の実を見つけました。
全国的にはあまり知られていないのですが金沢市近郊農地では果物の栽培が盛んで、この季節になるとブドウ、ナシ、リンゴや桃などたくさんの果物が市場に出荷されています。
もちろん味も良くて地元の人たちは好んで地元産の果物を口にしています。

    [美しく熟れる]

道路わきの果樹園でおいしそうな文字通り「桃色」の美しい実が下がっていました。
夜露で艶やかな実がみどりの枝葉のなかで目立つ姿でした。

    [ホオジロも]

果樹園の写真を撮っていた頭上にはホオジロの姿がありました。

車で医王山麓の果樹園に、季節の果物が色鮮やかに実る写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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イトトンボ

2024年07月16日 | 写真日記
    [ルリイトトンボ(?)]

医王山麓.、見上げ峠の小さな池に咲く睡蓮の花を撮ろうと出かけました。
池の畔に立つと睡蓮の葉の上を飛び交うイトンボの姿に目がひきつけられました。

    [産卵]

まだシーズンとしては少し早いと思いますが、睡蓮の葉に泊まって産卵行動に入っているイトトンボのペアがいました。
おしりを産卵のために水の中に入れたままのカメラ目線になっているメスのイトトンボの瞳が印象に残りました。

    [キイトトンボ]

岸辺の草を踏んで歩くと草むらから鮮やかな黄色のイトトンボが飛び立ちゆっくりと飛んでいます。
スピードはゆっくりなんですが、なかなかカメラに収まりません。
飛ぶときは鮮やかな黄色ですが草などに止まるとすぐ周囲の色に同化して忍者のように姿を消してしまいます。
子どものころのようにイトトンボたちにしばらく私と遊んでもらいました。

自宅で一人で過ごしていると心のなかが梅雨空のようにもやもやとするので車で.医王山麓の小さな池にカメラ散歩、子どものころに遊び相手になってくれていたイトトンボが飛び交っていたのでその写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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雨と雫と夏のバラ

2024年07月12日 | 写真日記
    [紅薔薇と煌めく雫]

朝から降り続く梅雨らしい小雨を眺めながら昼過ぎまで自宅で過ごしていたが心にカビが生えそうに感じてカメラをもって近くのバラ園へ。
もちろんマクロレンズで、大好きな雫遊びです。

    [黄色の薔薇と雫]

いまバラ園では夏のバラが色とりどりに咲き始めました。
多彩な色のなかでは不思議に地味に感じる黄色のバラですが、小雨の中で小粒のすてきな真珠で上品にドレスアップしたような姿を見せてくれました。

    [紫色の薔薇と雫]

私は紫色のバラを見ると「貴婦人」という言葉が浮かんできます。
小雨がもたらした雫がほんとうに美しく紫の夏のバラを見せていました。

梅雨もそろそろ終わるという季節ですが降り続ける小雨に鬱々として散歩がてらにバラ園でカメラ散歩、夏バラと雫の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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