写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

山里の秋 色ずく花と実

2018年09月11日 | 写真日記
    [萩の花]

いま山里は秋の実や花が色づき美しい季節です。
萩の花は古くから日本人の感性に響き合うものがあるのでしょうか、たくさんの俳句や和歌で取り上げられています。萩を詠った有名な師弟の句があります。

  「行き行きてたふれ伏すとも萩の原」河合曽良
河合曽良は松尾芭蕉が奥の細道をたどる旅を共にし、石川県山中温泉で病を得て芭蕉より先に旅立つときにこれが師と最後の別れになるかもしれないと思って詠んだ句だと言われます。

  「一家(ひとついえ)に遊女もねたり萩と月」 松尾芭蕉
河合曽良が先の句を詠んだ奥の細道をたどる途中に越後の港町の市振(新潟県西頸城郡青海町)の宿に伊勢参りの遊女と同宿したがその宿から月と萩の花が見えていたという句だそうです。

    [ヤマボウシの実]

赤い実は春にバレエの群舞する踊り子のような白い花を咲かせるヤマボウシが色づいたものです。
その色や姿から食べられるとは思えないのですが、美味しいと言われます。
食べ方は生のままならば表面の皮をむいて中の黄色く甘い果実を、ただ種が多いので食べられる部分は少なめだそうです。
またジャムや果実酒にする方たちもいるようです。
私はまだ食べたことはないので、今度食べてみようかな。

今日は山里で色づいた実と花の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー

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