写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

蜻蛉と蝶たち

2022年08月27日 | 写真日記
    [ギンヤンマ]

山里の小さな農業用ため池はこの地域の小さな生き物たちの文字通り「生命の泉」となっています。
写真はちょうど一年前の今日、そのため池で撮ったギンヤンマの産卵の様子です。
ため池はこの地域のトンボたちの産卵の大切な場所になっていました。

    [ツマグロヒョウモン]

私が本格的に写真を撮り始めたフィルムカメラの時代には、ここ金沢市周辺ではほとんど目にしなかった南方系のタテハチョウ仲間の「ツマグロヒョウモン」ですがいまでは環境の変化か、生息域の北上が進み最もよく目にする蝶になりました。
そしてこのため池の周りでもこの美しい姿がよく見られるようになりました。

    [イトトンボ]
「ルリイトトンボ」かもしれませんが、さかんに産卵行動を繰り返しているイトトンボです。
毎年この季節には水面を飛び交い水草に卵を産み付けます。
この小さな蜻蛉にとってもかけがえのないため池となっていたのですが、先日この場に行ってみると埋め立てられて池は姿を消していました。
あらためて周囲を見回すと棚田の小さな田んぼはあらかた耕作されないまま草地となり、あと少しは畑に姿を変えていました。
数年前まではよく手のかけられた水田として稲穂が揺れる谷だったのですが残念なことになっていました。

山里の小さなため池の蝶や蜻蛉の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
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