佐渡は冬にこそ訪れるべき島 投稿者：佐渡の翼

画像は１月中旬の外海府（入崎海水浴場近辺）の様子です。画像では分かりにくいのですが、ゴーンという音を立てながら怒涛のように押し寄せる日本海の荒波の迫力はかなりのものです。まるで波が牙をむいて襲い掛かってくるかのようです。夏は海水浴客で賑わいますが、冬には全く違った顔を見せる外海府海岸。でも暖流が洗っているのでそれほど寒くは感じません。実に豪快な景色です。荒れ狂う日本海を眺めるツアーというのが無いのが不思議なくらいです。でもそんなツアーがなくても、本当に佐渡の真冬の魅力にとりつかれた人は、悪天候などものともせずに冬の佐渡を訪ねるのでしょうね。

タクシーの車内で、運転手さんに、「お客さん、何でまたこんな冬の佐渡なんかにいらしたんですか？」と怪訝そうな顔で聞かれました。「冬だからこそ佐渡に来たんですよ」と答えると、「ああーそうですか」、と酔狂な客もいるもんだとでも言いたげな表情で応じていました。

夏の佐渡もいいけれど、一人静かに佐渡の自然の醍醐味を味わいたいなら、断然冬に来るべきですね。

魚の身を取りはずした後も見事な盛り付けを披露したシェフ 投稿者：佐ガット覆面調査員

画像は、シェフが魚の身を小皿に取り分けてくれた後のお皿です。さすがにプロ中のプロの料理人は違います。素人が魚の身をほぐした後とは全く違い、とにかく絵になります。やはり、お魚のお腹の中に香草を詰めて焼いていたのでした。魚の身を取りはずす技術料も2800円の中に入っているんですよねえー。

調査員は、この旬の石鯛のお料理を全て食べつくしました。いや本当に美味しかった。何故こんなに美味しいのだろうか？石鯛は別に佐渡から直送しなくとも太平洋岸でも獲れるので、それらを使用した方がよっぽど鮮度は高いはず。だけど、日本海側と太平洋側とでは波の荒さが違うので、身の締りに違いが出てくるのだろうか？無論、旨さの秘訣はシェフの調理技術の高さに負うところが大なのは事実なのだが。。。

このお店のシェフの原さんを始め、厨房のスタッフは三軒茶屋のイタリアンレストラン「グッチーナ」で働いていた仲間。とかく好みが「保守的」と言われる銀座に新風を巻き起こしたいという、活気あふれるイタリアンだ。

お代は5985円。お料理は豪快で美味しいが、お値段はお手ごろな「三茶価格」。楽しい気分で盛り上がりたいなら覚えておきたい一軒です。陽気な気分に浸りながら、佐渡直送の新鮮な魚介類に舌鼓が打てる貴重なお店。今度は、佐渡産黒そいのアクアパッツアを試してみたいと思っています。