当ブログの読者の中には、水戸黄門を始めとした時代劇の大ファンが数多くいるのではないだろうか?何故なら、当ブログの編集方針である「勧善懲悪」路線とぴったり一致しているからだ。筆者は佐渡で見聞した事を細大漏らさずブログ記事にしている。当然、「無認可運転代行業者による、白タク」などの島内で罷り通る違法行為などは折に触れて告発してきた。島民からある事案に関する発言を耳にし、その時は何気なく聞き流していたものの、今思い返すと、「それはちょっと幾らなんでもおかしいんじゃないの?」と思うような事が過去に幾つかあった。筆者は数年前に、佐和田の某人気スナックのホステスさんから「島内の某有名医療機関の先生方が接待でこのお店に飲みにやって来た」と明かされた事があった。彼女はその先生の顔を良く覚えていたので決してガセネタではないのは明らかである。佐渡島内には、相川、両津に市立病院がある。真野のみずほ病院は佐渡病院の精神科が分離独立して設立された独立行政法人である。島内唯一の総合病院である佐渡病院は、新潟県厚生農業協同組合連合会(通称、厚生連)を経営母体としているが、その運営には佐渡市から補助金が支出されているようだ。更には佐和田には佐和田病院と言う有名私立病院もある。接待を受けた先生方がそれらのいずれの医療機関に属しているかは、その組織の名誉に関わる事なのであえて伏せておく。と言うのは、もし、公務員たる市立病院の医師が、利害関係のある製薬業者から接待を受けていたとなれば、公務員倫理法で規定された倫理規範に違反する行為であるし、もし、それが準公務員的扱いを受ける佐渡病院の医師であってもその規定を準用されると見なされかねないからである。接待を受けた医者がまだ佐渡島内で診療に従事しているかどうかは定かではないが、狭い島では悪いことはできない。翼君はそうした情報を捕まえるのが上手で、裏が取れれば忘れた頃にそれらをブログ記事にしてしまう。「悪事千里を走る」と言うが、悪事はいつかは白日の下に晒される運命にある。佐渡市役所の職員も心した方がいい、いつどこで翼君の告発で、封印したはずの悪事がばれるかもしれないからだ。
筆者はかつて佐渡で、真冬に、密閉した風呂場で不慮の死を遂げた独居老人の事例を耳にした事がある。死体発見者から通報を受けて駆けつけた刑事は、事件性に乏しいとして、医師に死体検案を依頼した。風呂場には恐らく暖を取るために置いたと思われる練炭火鉢が残されており、周辺状況から一酸化炭素中毒が死因と思われたにも関わらず、死体を検分した医師は、死因を心不全と記載した死亡診断書を遺族に渡したと言う。遺族の誰かが、「心臓に持病はないから死因に不審な点がある」と主張したが、佐渡では医者の言う事は絶対と言う風潮で、周囲に説得され、結局異議申し立てを行えないまま、遺体は荼毘に付されたと言う。不審死の疑いを持ったのは漁師だそうで、彼は、2001年9月1日に発生した、新宿歌舞伎町のビル火災で死亡した女性飲食店従業員の中に、佐渡出身の関係者が含まれていた事を週刊誌の報道で知っており、その際、死因が一酸化酸素中毒で、遺体の皮膚が赤色に染まる事を学んでいた。老人の皮膚を仔細に観察した彼は、首の部分が妙に赤いのが気になったと言う。医者が見逃した所見を素人漁師がめざとく見つけていたのだ。佐渡では、一般診療に従事する医師達が死体監察医を兼務しているそうだ。それゆえ、事件、事故による死亡なのに病死として処理され、死者の人権が守られない事例が少なからずある可能性は排除できないのではないだろうか?