佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

カフェ「トゥートゥー」(佐渡市東大通本田プリモ内)  投稿者:佐渡の翼

2010年09月30日 06時00分32秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記

佐渡市東大通の和菓子屋「大阪屋」さんの真向かいに本田プリモ店があり、このショウルーム内にカフェ「トゥートゥー」がある。バイパス道路に面した部屋には一台のデスクトップ型と二台のノートタイプ型のパソコンがあり、本田プリモ店を訪れた人ならば誰でも無料で利用できるようになっている。無論カフェで飲み物など飲まなくても利用できる。筆者もモバイルPCを持ち歩く以前は過去に何度か無料で利用させて頂いた事がある。そんな手軽さが受けて、日曜祝日などは利用者が急増するため、日曜祝日は利用時間を一時間に制限している。さすがに筆者も最近では無料で利用するのが憚られるようになってきたので、毎回何か飲み物を注文してから利用するようにしている。

筆者は5月のとある日に利用させて頂いた。カフェのカウンターのある所の奥ではちょっとした雑貨なども売っているようだった。確か「本田モビリテイワールド」と書いてあったように記憶している。このデスクトップパソコンの速度はADSL並みであった。今日も自転車に乗って、無料パソコンを利用しにきた地元のおにいちゃんがいた。アイスコーヒーのお代は350円。東京のネットカフェの1時間の利用料金にほぼ匹敵する値段だった。ちなみに東京では今年の7月から、ネット犯罪の防止と悪質な書き込みをした犯人を特定する目的で、ネットカフェ利用時に運転免許証などの身分証明書の提示が条例で義務付けられた。

断っておくが、佐渡汽船両津港前にあったネットカフェ「クレバーキャット」というお店はとうの昔に閉店したが、いまだに佐渡なびでは削除されずにこのお店が紹介し続けられている(「佐渡なび」さんのトップ画面の左サイドバナーの「ご飲食処」の「喫茶店・茶房」部分にである)。

セタンジュテーブル(渋谷西武百貨店内)    投稿者:佐渡の翼

2010年09月29日 04時50分09秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
7月中旬のとある日、筆者は渋谷西武百貨店で買い物をした後、地下2階のレストラン街にあるカフェレストラン「セタンジュテーブル」を訪ねてみた。女性の一人客でも気軽に入れるようにと、店内は二人掛けのテーブル席がほとんどを占めていた。午前11時半頃にお店に到着したが、先客は結婚式の打ち合わせらしき男女3人組がいただけ。筆者はシーフードマリネ野菜サラダセット(スープとパン付き)(980円)を注文した。ものの3分も経たないうちにこれらの三点セットが到着した。スープはポタージュスープだがいいお味である。シーフードは、烏賊、海老、小帆立の組み合わせ。お野菜は有機栽培の物を使用しているそうだ。このマリネサラダは、どこかで食べたのと同じ味だなあ~と思った。あ、そうだ、伊勢丹の有機栽培食品売り場にある「ビーオーガニック」のシーフードサラダと全く同じ味だ!お野菜たっぷりで、ヘルシーな一品です。パンは一口ほど齧っただけで後は全て残した。食後にアールグレーの紅茶を飲んで終了。飲み物込みのお代は1180円。20分ほどの滞在の間に後から訪れた客は老婦人の二人組みだけ。何とも人寂しい「セタンジュテーブル」のランチだった。



台が鼻灯台     投稿者:とある旅人

2010年09月28日 06時46分32秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

二見港から七浦海岸線を北上したら、「台が鼻灯台」というバス停が見えた。ところがここを行き過ぎてしまったので、米郷の集落であらめを干していたおじさんに灯台の場所を尋ねてみた。するとおじさんは「来る時に青い柵が見えたでしょ。そこを入っていくと左手にじゃり道があるから、そこを下っていくと灯台が見えるよ」と答えた。

私は車をUターンさせ、青いペンキで塗られた鉄柵の前で車を停め、柵の脇をすりぬけて、舗装された道を海岸の方に向かって歩いていった。まっすぐ行ったら駐車場のような広場にでたが、ここで行き止まりになっていた。灯台などはどこにもない!しまった!真っ直ぐ歩き過ぎてしまった。そこで少し戻り、斜め右へと折れるじゃり道の方へと歩を進めた。夏の草木が生い茂り行く手をはばんでいる。こういう所は冬に訪ねるべきであろう。このじゃり道を数分ほど歩いたらようやく視界が開け、やや背の低い感じの灯台が姿を現した。灯台の周囲は林に覆われていて、ここから二見漁港を見渡すことはできなかった。

この台が鼻灯台の近辺には台が鼻古墳の遺跡があるらしいがそれらしき場所は見当たらなかった。



鷲崎集落      投稿者:佐渡の翼

2010年09月27日 05時50分11秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

外海府クルーズの出航時間まで40分ほど時間があったので、鷲崎集落内をそぞろ歩いてみた。この鷲崎は冬の鰤起こしの頃の大謀網と若布の養殖で有名だ。集落の入り口には「せこの浜洞穴遺跡」がある。漁業が主体の集落だが、家々は山肌にへばりつくように建っている。かなり立派な郵便局と鷲崎文化センターがある所から山側へと階段を登っていくと、空き家が一軒見つかった。更にその上には洒落た門構えのおうちがあった。見ると「庭園管理士」の表札が掲げられていた。さもありなんと感心しながら更にその左隣を見たら、かなりモダンなおうちがあり、その左隣に観音寺というお寺があった。このお寺は昔は保育所も併設していたようで、門柱の表札にその名残が見てとれた。ここのご住職は波の写真を撮るのに長けているらしく、それらの写真集を発刊していることで有名だ。このお寺は、集落の一番高い所に建っているため、ここからの眺めは誠に素晴らしい。

このお寺から、せこの浜洞穴遺跡方向へと歩いて行くと、小さくて可愛い神社の祠のようなものが見えた。中を見たら鷲崎金毘羅宮と書いてあった。航海の安全と大漁を祈願する神社であろう。かつて真冬の頃にこの集落を訪ねた事があった。その時はただの寒村という印象しか受けなかったが、夏にはまた違った顔を見せてくれた。



筆者を佐渡の翼と見破った実に鋭いお兄ちゃん    投稿者:佐渡の翼

2010年09月26日 04時15分19秒 | 佐渡の居酒屋

いくら相川の居酒屋がテーマだとは言え、相川高校の話ばかりしていては埒が明くまい。そろそろ肝心の本筋のお料理の話をせねばならぬ。メニューを見たら、早出しもん、暖かもん、冷製もん、葉っぱもん、ご飯もんと言うジャンルに分かれていたが、筆者は、カウンター席前方にぶら下がっていた手書きメニューの紙に「烏賊の丸干し」という文字を見つけたので早速それを注文してみた。これはさすがに短時間で焼き上がった。J1のマスター氏との会話の中で、スナック「メンソーレ」のマスター氏の話を出したのは、実は烏賊の一夜干しの味の違いに関する話題に触れるための伏線だったのだ。「メンソーレ」のマスター大森さんは、「相川のそれも二見や稲鯨の潮風で干した烏賊の一夜干しが佐渡で一番美味い」と筆者に教えてくれた事があった。その訳については後日の記事にアップしてあるのでお楽しみにお待ち頂ければと思う。「ちゃらくらげえ」さんがどこから烏賊の丸干しを仕入れているのかは分からぬが、多分相川のどこかだろう。この丸干しの焼き物は非常に美味しかった。大森さんのおっしゃる事は多分本当だと思う。筆者はこの日を境に、佐渡では相川以外で烏賊の一夜干しや丸干しを注文するのは止めようと、固く心に誓った。

そうこうするうちに、白とグリーンの帽子を被った二番目のお兄ちゃんが「佐渡で美味しいラーメン屋ってどこですか?」と尋ねてきた。妙な質問をするなと思ったが、このお兄ちゃんが自身の正体をばらした時点でこの疑問は氷解した。筆者は「そうだなあ~、二見食堂のラーメンも美味しいのだけど、私の一押しは佐和田の大まるラーメンだな。池袋大勝軒のラーメンも美味いよ!後は多来福かな。小木なら新保屋だ」と答えた。すると帽子お兄ちゃんは「多来福かあ~」と不満げな口調で言った。しまった、相川高千のさっぱり系スープの美味いラーメン屋「赤ちょうちん」の名前を出すのを忘れていたと思ったが、もう後の祭り。眼鏡お兄ちゃんの「佐渡への来島は今回で何度目ですか?」の質問には「2回目だよ」と答えておいた。すると帽子お兄ちゃんは「たった2回の来島でこれだけ佐渡情報に詳しいのは変だ。もしかして佐渡の翼とかですか?」とずばりと核心を突いてきた。筆者は今度は狼狽することなく、「いや違うよ。それに佐渡の飲食店なんて二日も滞在すれば詳しくなれる、その程度の島なんだからさあ~」と右手を振りながら強弁しつつ答え、あくまでもそしらぬふりで一介の観光客を装い、それを最後まで演じ続けた。帽子お兄ちゃんは「お客さんの職業はIT関連ですか?」と尋ねてきたが、筆者は、職業、年齢、出自については不詳とさせて頂いている。これらは墓場まで持っていく重要な機密事項だからだ。だが筆者の職業はIT関連では無いことは明確にしておきたい。お兄ちゃん達との会話が佳境に入ったところで男性二人組みの新規客がやってきた。筆者は椅子に置いた高島屋で購入したミントグリーンのトートバッグをテーブルの上に移動させ席を空けて差し上げた。そしてマスター氏に向かい、お兄ちゃん二人分の酒代も含めて支払う旨を告げお勘定をお願いした。お代は7,950円。筆者は一万円札をテーブルの上に置き、「お釣りはいらないから取っといとくれ」と言い残し席を立った。帰り際、帽子お兄ちゃんが「自分の実家は高千でラーメン屋を経営しています」と明かした。筆者は「あ~あ、あの赤ちょうちんさんね。あのラーメン美味しかったですよ。是非頑張って下さい」と声をかけ握手をしてからこのお店を去った。そおかあ~、あのお兄ちゃん、赤ちょうちんさんの所の息子さんだったのかあ~。年増女性と若いお兄ちゃん、異なる会話相手のギャップの大きさが話を益々面白くしてくれたし、今宵も楽しい出会いがあった。あのお兄ちゃん、今頃このブログを読みながら「どうだ、俺の言ったとおりだろう」と、勝ち誇ったように心の中でつぶやいているのかもしれない。実に楽しい相川の一夜の酒だった。

居酒屋「ちゃらくらげえ」
佐渡市相川1丁目12番地2F
電話:0259-74-2067
2008年2月に営業を開始したそうです



君は本当に相川高校の卒業生か?     投稿者:佐渡の翼

2010年09月25日 04時22分11秒 | 佐渡の居酒屋

筆者はおにいちゃんらに、「お二人共相川御出身なんですかあ~?」と尋ねたら、二人共そうだと頷いた。筆者は眼鏡のおにいちゃんに「善知鳥(うとう)神社って知ってるよねえ~」と言った後、「あの神社はどんな神様を祀っているのか知ってるかあ~」と問うと、おにいちゃんは「知りません」と答えた。筆者は「相川に住んでるくせに善知鳥(うとう)神社に祀られている神様の種類も知らんのかあ~、こらあ~、何考えてんだ」と思いっきり心の中でツイッターし(つぶやい)た後、「あの神社は海の神様を祀っているんだよ」と教えて差し上げた。筆者は「ほら、もうすぐ相川祭りだろう、お神輿はあの神社から出るんだよ」と言わずもがなの事を言うと、お兄ちゃんは「僕はお神輿を担ぐ役目なんです」と応じた。筆者が更に「大山ずみ神社って知ってますう~?」と問うと、眼鏡のお兄ちゃんは再度「知りません」と答えた。「なんだ相川高校出身のくせにその校長宅が隣にある神社の存在も知らんのかあ~、ふざけるなあ~」と再び思いっきり心の中でツイッターし(つぶやい)た後、「ほら、外観が肌色の二階建ての家が校長宅で、その隣が大山ずみ神社なんだよ」と教えて差し上げた。するとお兄ちゃんは「いやあ~、相高の校長は毎年ころころ代わるからなあ~」と苦しい言い訳をした後、校長宅の前のグラウンドっぽい広場が相川高校の第二グラウンドである事を教えてくれた。相川高校の生徒さんらがあそこでランニングをしていた訳がこれでようやく分かった。筆者は更に「レストラン・バーこさどの店長氏が相川高校御出身なのを知っているか?」と質すと、眼鏡のお兄ちゃんは再再度「知りませんでした」と答えた。筆者は「こらあ~、かの有名な伊藤善幸氏が君の先輩である事も知らなかったのかあ~?冗談も休み休み言え」と思いっきり心の中でツイッターし(つぶやい)てやった。

このお兄ちゃんは、筆者のカーキ色のルパートのクロップドパンツとコーギー社製の可愛いトランプ柄のピンクのハイソックス(この靴下は伊勢丹メンズ館でしか販売していない)の組み合わせを繁々と眺めていた。実はこれに、ビームスで購入したアミモックと言うブランドのグリーンスエードのモカシン靴を合わせていたのだが(トップスはシップスの白のキーネックボタンダウンシャツ)、こういうお洒落靴は島内を歩き回るのには不向きだ。そこで急遽、佐和田のシュープラザでアデイダスの白・グリーンのスニーカーを購入し、それを履いて歩いていた。こちらの方が遥かに楽チンである。余談だが、暑いからと言って、ハーフパンツ(サーファーパンツとも言う)を穿き、素足でサンダルやスニーカーを履いて毛むくじゃらの脛毛を見せながら歩くのだけは止めた方がいい。これらは女子受け急降下なNGコーデの代表格である。靴とパンツの間をハイソックスで埋めるか、せめて素足チラ見せ程度のソックスを履くのならまだ許せる。成人女性のクロップドパンツと生足の組み合わせは夏の定番だが、メンズでこれが許されるのは小学校六年生までである。こんな事をあえて書かなければいけないと言う事は、いかにファッションセンスが無さ過ぎるおじさんや若者達が街中に溢れかえっているかと言う事の裏返しなのだ。これを読んだ多くの男性読者氏は「あれえ~、その格好って、みんなやってるけどいけないファッションなの?」と訝るかもしれないが、それは「赤信号みんなで渡れば怖くない」の甘えの論理と同じで、多くの人がやることが必ずしも正しいとは限らないのだ。嘘だと思うなら、筆者の言うとおりのコーデで街中を歩いてみるがよかろう。アイテムを選び出すセンスさえ良ければ振り返り女子が頻発するはずだ。


居酒屋「ちゃらくらげえ」        投稿者:佐渡の翼

2010年09月24日 04時45分01秒 | 佐渡の居酒屋

筆者がJ1の扉を開けたら、そこにはマスター氏所有の白のトヨタ製のセダンが待っていた。筆者は車に乗り込むと、八幡のスナック「メンソーレ」の素敵なマスター氏の話をした。するとマスター氏は「ああ、あの方は大森さんと言って、私の知り合いなんですよ」と言った。どうやらJ1のマスター氏は島内ではかなり顔が広そうだった。やがてマスター氏はママさんの言ったとおり、「バーマルコ」の入り口の右隣にある格子戸の所に車を横付けにしてくれた。そして車から降り素早く格子戸を引くや否や階段を駆け上がり、お店が営業しているかどうかを確認しに行った。ほどなくして、マスター氏が弾んだ声で「お客さん、大丈夫です、営業しています」と筆者に告げた。そして「お店の感想を報告がてら、又J1にも来て下さいね」と続けた。筆者はマスター氏に送迎のお礼を言った後、彼とがっちり握手を交わしてから別れた。

ちゃらくらげえの店内には、5席ほどのカウンター席と、小上がりに6~8人掛けのテーブル席が3卓ほどあった。テーブル席は若者や親子連れの客で満員の御盛況!カウンター席には今時の裏原系のかっこいいファッションに身を固めた若いお兄ちゃん二人組みが仲良くビールを煽っていた。カウンターの内側にはラグビーポロシャツを着たマスター氏とお手伝いの小柄な女性とがいた。若いマスターだ!筆者が席に座るなりマスター氏は「お料理はすぐには出せませんので」と念押しをした。筆者は、まずはウイスキーの水割りを注文した。普通、居酒屋では最初にお通しなる小皿料理が出てくるものだが、このお店ではそういう物が一切出て来なかった。一杯目の水割りを飲み干すとお代わりが欲しくなった。筆者が「ウイスキーのボトルはありますかあ~?」と問うたらば、「ありません」とのつれないお返事。しょうがないのでウイスキーの水割りを単品で追加注文し、その日の気分から焼酎をボトルで注文した後、これらをテーブルの上に並べて記念撮影をした!一人悦にいっていると、隣のお兄ちゃんらがニヤニヤし出したので、話しかけられる前に今度はこちらから話しかけてやろうと思い、右隣の眼鏡をかけたお兄ちゃんに「あのお~、焼酎って飲みますう~?よかったらこのボトルを差し上げますので全部飲んで下さいませんかあ~」と申し出た。するとお兄ちゃんはびっくりしたような表情をして「え?いいんですかあ~?悪いなあ~、じゃあ~せっかくだから頂きます」と言った。筆者は「遠慮せずにがんがん飲んじゃって下さい」と応じた。

実は筆者はこの日、まず「中庄」さんで揚げ出し豆腐とお刺身をつまみに生ビールとウイスキーの水割りをひっかけた後にJ1に繰り込んだのだ。そしてJ1で更にウイスキーの水割りを3杯も煽ったので、もはや飲酒量は限界に達していた。そこで飲むのはもう止めにしておにいちゃんらとの会話に専念する事とした。


ナイトスポットJ1のサービスは超破格    投稿者:佐渡の翼

2010年09月23日 06時00分25秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
何でも佐渡のコンパニオンクラブの先駆けは「明日香」と言うクラブで、そこから「凛」だの「ビビ」だのが派生していったと言う。あの金井の人気スナック「花音」のママも元を質せばナイトスポットJ1の出身だそうだ。恐らく佐渡の人気スナックのママさん達の出自を辿れば、そのうちの何人かはナイトスポットJ1に行き当たるのではないだろうか?佐渡ではこの不況にも関わらず、逆にコンパニオンクラブの数は増えているそうで、いずれもオーナーさんが現場に出て行って営業の最前線に立っているので皆さんそこそこ善戦しているのだという。話は自ずとキャバクラ「パレス」の話題へと移った。ママは「オープンしたての頃はお客さんから、このキャバクラの話をよく聞かされたんですが、最近はさっぱり聞きませんねえ~」と一人ごちた。ある客が「1時間を5分越えただけで延長料金を取られた」と愚痴をこぼしたそうだが、どうやらこの客は民間企業では1分でも遅刻すれば即減給対象になると言う厳しい現実がお分かりになっていないようだ。キャバクラのシステムはあくまでも時間制ゆえ、制限時間を1分でも越えれば延長料金が発生するのは当たり前の世界だし、制限時間の10分前に山田さんが片膝ついて客席に近寄り、制限時間が近づいた事を知らせに来るシステムになっている。文句を言う客の方がおかしいし、そもそも「パレス」はそんなけち臭い客などが行くべきお店ではない。「パレスで水割りを数杯飲んだだけで3万も取られた」と憤慨しながら明細書を持参し、ママに「これで妥当な値段か?」と聞きに来る客もいたと言う。明細書にはキャストの指名料、ドリンク代、おつまみ代などの金額が理路整然と並べられており、「至極妥当な値段設定ですよ」とママが答えたら、その客はしゅんとなって帰っていったそうだ。ママさんが筆者に向かい、「これから何軒かお回りになるんですか?」と尋ねてきたので、筆者は「いや、日曜は相川のスナック街は軒並みお休みで、かろうじてバーチェリーが営業していたくらいですよ」と答えた。するとママは「ちゃらくらげえ」と言う居酒屋御存知ですか?と尋ねてきた。「八幡のちゃらくらもんなら知ってるが、ちゃらくらげえは知らないなあ~」と答えると、「あそこのマスターは東京で修行してきたので、お料理は美味しいですよ、それに安いし、是非行かれてはいかがですか?あのお店はうちの関連なんですよ」と言った。何でも、天領通り沿いにある「バーマルコ」の右隣にあるお店で、看板などはなく格子戸だけが目印の、二階でひっそりと営業する隠れ家風居酒屋なのだという。そうは言っても、毎晩地元の若い衆で大賑わいの人気居酒屋だと言うのだから、ここはもう何が何でも行かねばなるまい。筆者が例によって、ボトルに佐渡市民と書き、そう名乗る人が来店したらボトルの酒を飲ませてやって欲しいと依頼すると、ママさんは、「そんな事は百も承知よ」と言いたげな表情で、「はいはい」と頷きながら領収書を記載した後、マスターがわざわざ車で筆者を「ちゃらくらげえ」まで送りますと申し出てくれた。たとえ自店の関連のお店とは言え、マスター直々に車で御送迎下さるとは実に親切なスナックである。お代は12,500円。そろそろ「新婚さんいらっしゃい効果」の賞味期限が尽きる頃である。今度は、このブログを読んで来たという客が増える事を心から祈っている。



ナイトスポットJ1再び    投稿者:佐渡の翼

2010年09月22日 06時09分22秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
筆者は9月19日の午後7時半、相川は下戸(おりと)町18にある、「ナイトスポットJ1」に再びお邪魔した。実に2年ぶりの訪問である。先客はカウンター席に地元のおじさん二人組みがいただけ。筆者は席につくなり、「ウイスキーの水割りをお願いします。あ、シーバスリーガルのボトルを入れて下さいね」とお願いした。2年前は様々なウイスキーの銘柄を次々に注文し、ママさんからの「それはお店には無い、無い」の連続返答ですったもんだしたが、今回はちゃんと用意してあり、学習効果はばっちりだった。カウンター席の向こうには個性派女優の渡辺えりこ似の変わらぬママさんの笑顔があった。さすがに目元には2年間の歳月の長さを感じさせたが、その妖艶さにはいささかの衰えもなかった。いくら何でも2年も経てば客の顔などは忘れているだろうと筆者は思ったが、このママさんは筆者の顔をはっきりと覚えていた。最初は一見客のような応対ぶりだったが、ほどなくして「お客さん、2回目ですよねえ~」と言い出だしたからだ。ママさんは筆者の、可愛い外観の「ボンボンウオッチ」(画像)を目ざとく見つけるや、「その時計素敵ですね、お洒落ですね」と言った。これは伊勢丹本館1階のアクセサリー売場で3万円弱で購入したものだが、男女兼用のユニセックスタイプの時計である。2年前のママさんは白のスーツを粋に着こなしていたが、今回は黒のゆったりめのワンピース姿だった。下腹にちょっぴりお肉が付き始めており、顔と言い、体型と言い、女優の渡辺えりこの完璧なる相似形を形作っていた。ママさんは筆者の顔や腕を見つめながら「色が白いですね」と感心したような様子で言った。これでも職場の同僚女性からは「この夏焼けましたね」と言われたのだから、佐渡の男性客氏の肌色はかなり濃い目なのではないだろうか?激変したのはマスター氏の体型だ。筆者には実に恰幅のいい押し出し姿に見えた。ママさんは「これでも痩せたんですよ」と言ったが、2年前のマスター氏は筆者の目には相当スリムに映っていた。そしてママさんは、自らのお腹をさすりながら「最近、私もダイエットを始めたんですよ」と付け加えるのを忘れなかった。

客の誰かが、弥平商店の息子とナイトスポットJ1の元従業員夫婦が「新婚さんいらっしゃい」という番組に出演した話を持ち出した。するとマスター氏がすかさず「メデイアの力と言うのは大きいですよねえ~、あの後、テレビで見たからと言いながらうちの店に来るお客さんが増えましたよ」と言った。筆者はママさんに向かい「あの番組の中で、ママさんが客席で司会者からインタビューを受けた時、私なんて、元従業員から「くそばばあ」呼ばわりされてますよと言ってましたね」と言うと、「ああ、両津の天国さんであの番組を見たんですね」と返し、ママさんも当ブログの愛読者である事を認めた。あの番組が放映されたのはもう一年以上も前の話だ。それがいまだに話題に上るのだから、いかにメデイアの影響力が大きいのかを今更ながら改めて感じた次第である。当ブログもそうしたメデイアの一角を汚しているので、影響力の大きさはそれなりに無視できないのかもしれまい。そしてママさんは、「8時半になると女の子がコンパから戻って来るので待っていて下さいね」と先客に言いながら、昨今のコンパニオンクラブ事情を話し始めた。


外海府クルーズ     投稿者:佐渡の翼

2010年09月21日 06時00分08秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

内海府の鷲崎から外海府の関岬までの海岸線に点在する秘境の地を海から眺められるという絶好のクルーズツアー、それが力屋観光汽船さんが毎年6月に運航する外海府クルーズだ。と言ってもこのクルーズ、今年で4回目というのだからまだ歴史は浅いようだ。従って運航を知らない島民も多いらしく、毎年最小催行人員の10人ぎりぎりしか客が集まらないようである。クルーザーは「はなふさ8号」という時速30キロで海上を疾走する高速観光船で60人程度までは収容可能な大きさだった。このクルーズは事前に予約が必要で、波高が1.5mを超えたり、霧で視界不良の場合には中止になるとの事で、緊急連絡用の電話番号を教えるようにと要望されたので、前日の宿泊先を伝えておいた。

6月13日の午後2時に、鷲崎集落内のデイサービスセンター「かんぞう」前にある岸壁から高速船が出航した。クルーズ料金は三千円。乗船スタッフは、普段は小木でたらい船を操っているガイド役のおねーさん、航海士、船長(船の操縦士)の三人である。当日の乗船客は、大人9名と子供2名の11名だが、子供は大人の半額料金なので、実質10人分の乗船料収益で、採算的にはぎりぎりであった。筆者は船尾の甲板に陣取りカメラを構えたが、船が加速すると船尾が跳ね上がるような感じでちょっと怖い。大急ぎで前方の船室内の操縦席後方へと移動し、巡行速度に達し落ち着いたところで船尾へと戻った。鷲崎を出航すると船は全速力で一気に関岬へと向かった。当日の天候は生憎の曇り空だったが時折日が差す場面もあり、撮影にはさほど問題はなかった。弾崎灯台、藻浦集落、願集落などが視野に入ると、2台のデジカメをぶら下げたおじさんと共に、筆者達は次々にシャッターを切り始めた。するとおねーさんがやってきて、「お客さん、一旦関岬まで行き、帰りにポイントポイントで速度を緩めて撮影し易いようにしますから慌てなくてもいいですよ」と言ってくれた。

普段は陸からしか見ていない、大野亀や二つ亀を海上から見ると又新たな発見がある。特に二つ亀の二つの岩は陸から見ると離れているように見えるが、海上から見るとちゃーんと繋がっている部分を視認できたし、大野亀の突端にある三つの岩が漁師達の帰還の際の目印になる事なども初めて知った次第だ。真更川集落の沖合いに浮かぶ鴨島近辺では行きにはその北側を通り、帰りには南側を通過した。岩谷口の所謂跳ね坂のさしかかる所にある滝は陸上から見ると三段にしか見えないが、海上から見ると、橋の上に四段、橋の下に一段あり、全部で五段に見えるというのも初めて知った。海府大橋の下に注ぐ、陸上からは決して見えない「大ザレの滝」も観光船を真近に寄せてくれたので写真撮影に成功した。この辺の海の色はエメラルドグリーンで透明度が高く、見ていると吸い込まれそうなくらいの美しさだった。

岩谷口の跳ね坂を越えたあたりの断崖絶壁を万丈幕と言うが、この景観を真近に見た時は圧巻であった。クルーズの所要時間は一時間30分。海上から見た外海府の秘境の数々はデジブックにアップしておいたので、ネット上で外海府クルーズを楽しんで頂き、是非とも来年は多くの方々にこのクルーズに参加して頂きたいと思っている。

民芸食堂「駒澤」     投稿者:メシュラン覆面調査員

2010年09月20日 06時00分15秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
佐渡汽船両津港ターミナル前に建ち並ぶ食堂街の一画にこの古びた食堂があった。玄関前にはお料理サンプルもなければメニューの表示すらない。階段を上がった二階がお店になっていた。民芸食堂の民芸とは店内に民芸品が飾られているという意味で、その民芸品も佐渡の民芸品と言うよりも、「常在戦場」の文言が彫られた軍人の銅像だの「新高山登れ」という文字が入った兵隊さんの集合写真だのが並べられた軍国調の飾りだったりする。一種異様にして奇妙な空間に尻込みする観光客もいるのかもしれまい。店内には、小上がりに6人掛けのテーブル席が5卓と、中央に12人掛けの大テーブルとがあった。いずれも黒光りがし、床は何故か油でどす黒く染まっており、歩くたびに靴底に油がくっつくような感じで、そのべたべた感は、まるで蝿取り紙の上を歩いているかのようだ。6月のとある日にこの食堂を訪ねてみた。僕が店内に入ると、おばちゃんは椅子の上にまな板を置き、じゃがいもか何かを切り刻み仕込みの真っ最中だった。午後12時を回っていたが、先客は皆無で僕が食べ終わるまでの30分間に来店した客は中年カップルの一組だけだった。店内の窓は佐渡汽船のカーフェリーの船首部分の丁度真向かいに位置するという絶好の立地条件ながら、観光シーズンにこれではちと寂しい。お隣が繁盛店の彩花亭さんだけによけいその差が際立っていた。

メニューは扇子の張り紙部分に記載されていた。どこかの旅ブログでこのお店の「かにフライ定食」が美味しいと書いてあったので、それを注文しようとしたが、生憎「かにフライはできません」とのお返事。牡蠣フライも季節柄不可のため、焼き烏賊定食を注文することにした。お料理が出来上がるまでに15分近くを要した。このお店は年配のご夫婦二人だけで切り盛りしているので、佐渡汽船シータウン内の海鮮横丁並に、5分以内で料理を仕上げるなどという早業は望むべくも無いし、むしろこのゆったりとしたペースの方が望ましい。はらわたをくり抜いた烏賊の胴体丸ごと一匹と足を焼いた物がでてきた。焼き加減はミデイアムレアーという感じで、これをマヨネーズに付けて食べると非常に美味しいのだが、個人的にはもう少し焼いてもらった方がいいかなという感じだった。蓮根の煮物と野沢菜の漬物、そしてワカメの味噌汁とご飯という組み合わせの定食である。お代は千円!佐和田や金井あたりに比べるとやや割高かなという感じだが、そこはそれ佐渡汽船前価格なのかもしれない。味のあるご夫婦が切り盛りする港前の食堂、観光客の皆さん是非お立ち寄り下さい。



割烹「一酔」のお料理の数々    投稿者:佐渡の翼

2010年09月19日 03時35分43秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
さて、黒むつの焼き霜造りだが、むつの表面の皮をさっと炙ってあり、鮮度は抜群!黒むつのややピンクがかった白身は、すっきりとした脂の乗り具合で、モチっとした歯ごたえも重なり文句なしの美味しさだ。サザエのエスカルゴ風は、ガーリックとバターで味付けが施され、付け合せの生姜がほどよいアクセントとなっていた。岩牡蠣(秋田産)のソースカクテルかけは、これから旬を迎える大ぶりの岩牡蠣が一個、殻の上に乗せられ、サウザンアイランドドレッシングのようなソースがかけられていた。その身はプリプリとし、冬牡蠣とは一味違った濃厚で芳醇な味わいであった。鰯は腐り易いので鮮度が命!「いわしのなめろう」とはこれをよく叩いて味噌と合えた一品で、いやもう実に美味しかった。いつもの筆者なら、この辺でお腹一杯になるはずなのだが、出てくるお料理はいずれもポーション少なめでほどよい分量のため、もう二皿お料理を追加で注文することにした。途中で御主人が出てきて挨拶してくれたが、若くてイケメン風の新潟のお兄さんだった。女将さんは「可愛綺麗」という感じかな

このお店の名物料理は「ふわふわの甘海老のしんじょ揚げ」(画像)である。これと、「ソラマメをきすで巻いて揚げた物」を追加注文した。前者は、ふわとろっという感じで甘みのある海老しんじょで大変美味しいし、後者は、きすとソラマメの調和がお見事で全て完食してしまった。筆者はスリムな体型を維持するために、夕食には揚げ物は絶対食べない主義なのだが、新潟のお料理屋さんでの食事だけは例外である。お酒の久保田を追加で注文したためお代の総額は6,720円。大変美味しかった、割烹「一酔」さんだった。

割烹「一酔」
新潟市古町8-1436
電話:025-228-8200


割烹「一酔」    投稿者:佐渡の翼

2010年09月18日 06時00分28秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
筆者は、6月中旬のとある日、古町の鍋茶屋通りにある、昭和8年創業の素敵な割烹屋さんを訪ねてみた。新潟駅前から乗り込んだタクシーの運転手さんは、このお店をご存知ないらしく、筆者が住所を告げると、「その近くで降ろしますから、後は歩いて行って下さい」と言われ、新潟シテイホテルの近くで降ろされてしまった。メインストリートのような所を歩いて行くと、「古町の風俗案内所」が見えてきた、同時に料亭「鍋茶屋」の料理をカジュアルに食べさせる「光琳」というお店の入り口を見つけたが一向にそれらしいお店が見当たらない。おかしいなあ~と思いつつ、電話で確認してみたら、一本裏通りの鍋茶屋通りに面しているとの事。ようやくお店が見つかったが、このお店の隣にはキャバクラ「織姫」が新装オープンしたらしく、呼び込み風のお兄さんとちょいとけばい綺麗なおねーさんとが立っていた。おねーさんは、筆者の伊勢丹製の可愛いバッグにちらりと一瞥をくれながら、媚を売るような眼差しで筆者の全身を眺め回した。

午後8時半丁度にお店にお邪魔したら、女将さんが出迎えてくれた。店内には4人掛けのテーブル席が二つに、小上がりに4人掛けのテーブル席が3卓あるだけの実にこじんまりとした割烹料理屋さんだった。小上がりのテーブル席は薄い御簾のれんのような布生地で区画されていた。まず「お飲み物は?」の問いに、「〆針鶴の純米酒をグラスで」とお願いした。ほどなくして付きだしが運ばれてきた。トマトのゼリー寄せに雲丹と豆腐とじゅんさいが添えられていた。う~ん、美味しい!筆者は次いで、「黒むつの焼き霜造り、サザエのエスカルゴ風、岩牡蠣のソースカクテルかけ、鰯のなめろう」の四品を注文した。岩牡蠣を除き、いずれの食材も佐渡産で本日揚がった魚介ばかりである。佐渡の料理屋のように一挙にどかどかとお料理が運ばれてくるかと思いきや、女将さんは、筆者が一品食べ終えるごとに皿を下げ、そして次のお料理を運んでくるという会席方式でお料理を出してくれた。新潟のきちんとした割烹料理屋では頼まずとも自ずとそのようにサービスしてくれるものなのだ。佐渡では、一挙出しを希望する島民が多いゆえ、このような計らいをするお店に出会う事は少ない。


鶯山文学碑の林     投稿者:とある旅人

2010年09月17日 04時50分36秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

鷲崎のお土産屋兼酒屋である「中京屋」さんに程近い所に「鶯山文学碑の林」と書かれた案内標識を見つけた。ここは佐渡市のホームページにも掲載されていないので、私的な場所なのかもしれない。標識が指し示す方向に向けて山側へと歩いていくと、俳句や和歌を刻んだおびただしい数の歌碑が並んでいる一角に出た。有名な俳人、歌人、そして和歌の先生などが佐渡を題材にして詠んだ作品がずらりと並んでいて、正に圧巻、壮観と言ってもいいような光景が広がっていた。敷地内にはこの文学碑を管理する家屋らしきものが建っていたが鍵がかかっていて留守のようであった。

この文学碑のある場所からやや海側にある家の庭で椎茸を切り刻んでいたおじさんに、私はいくつか尋ねてみた。「この文学碑は誰が作ったのでしょうか?」するとおじさんは「ああ、あれはねえ~、鷲崎出身のどっかの大学の教授が作ったんだよ。奥さんが年に二回ほど東京からやって来るみたいだ。何せこれがあるからさあ~」と、右手の親指と人差し指で輪を作り、それを私の方に示しながら片目をつむりつつ答えた。何でもその家屋の中には能舞台もしつらえてあるそうだ。全く無名の観光スポットだが、個人でここまでの文学碑を設置できるのだから、この林を整備した人はかなりの素封家に違いない。時間に余裕があれば全ての歌碑を一つ一つ丹念に鑑賞したかったのだが、帰りのジェットフォイルの出航時間が迫っており後ろ髪を引かれる思いでこの文学碑を後にした。



クチーナ ダ アマノ(新宿御苑前)   投稿者:佐ガット覆面調査員

2010年09月16日 05時06分53秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
6月上旬のとある日、私は新宿御苑前にあるイタリアンレストラン「クチーナ ダ アマノ」を訪ねてみた。12時8分頃にお邪魔したら先客は一組のカップルと男の二人連れだけ。店内には、二人掛けのテーブル席が4席と四人掛けのテーブル席が2席あるだけの実にこじんまりとした構成のお店だった。私はこの先客達の間に挟まれる形で二人掛けのテーブル席へと案内された。メニューは2000円と3500円のプレフィクスのコース料理とシェフお任せの5500円コースとがあった。実に安い!私は2000円コースをお願いした。前菜は、北海蛸のマリネと福岡県産紫アスパラの冷製ヴィシソワーズ仕立て。ヴィシソワーズとは、冷たいポロネギ風味のジャガイモのポタージュスープの事だ。ものの2分ほどでこの前菜が出てきたが、けっこういいお味でした。

ところが、メインの「あおり烏賊とイタリア野菜のスパゲッテイ、北イタリア風トマトソース」が出てくるまでに20分近くを要した。お料理を出す段取りが実に悪い!ま、ホテルのようにサービス料を請求しないのだから文句は言えないのだけれども。。。イタリア料理のトマトソースは、トマト、オリーブ油、玉葱、ニンニクの組み合わせが基本なのだが、このお店のトマトソースはこの基本をよく押さえてあった。お野菜はトマト、胡瓜、黄色のピーマンなどだったが、徳島県産のあおり烏賊とよく調和し、美味しいパスタに仕上がっている。分量も女性客を意識してかほどよい感じです。このお店のパスタは全て手打ちだそうだ。パンは1個だけ提供されたが手を付けずに残しました。ドルチェ(デザート)はパンナコッタ(生クリームを煮立ててから砂糖を加えて固めたもの)だったが、これも残した。私が食べ終わる頃には、店内は満席となっていた。ホテルのような高級感は味わえないものの、低料金で美味しいイタリアンを食べようと思ったら、御苑前にあるレストランを探すのが一番ですね。

クチーナ ダ アマノ
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-5-15 第一山興ビル1F
TEL:03-3341-9447

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