フイッツ店主と当ブログとの公開討論もようやく終盤戦にさしかかったようだ。相変わらず外野はうるさいようだが、討論に参加したい御仁は某情報掲示板などに書き込むような姑息な真似などせずに正々堂々とコメント欄に投稿して頂きたい。
1)
まず、この遣り取りをご覧の皆様は、管理人様に対する悪口は止めてください。彼は「ゴキブリ」なんかじゃなく、私の前に立ちふさがる強大な敵です。「汝の敵を誇れと言います」彼の卑下は私自身の卑下にほかなりません。それから管理人様へ、お互いに生活時間が合わなくて御迷惑御掛け致します。ご丁寧なご回答ありがとうございます。御多忙の中、私の些細なクレームにも懇切丁寧にご調査下さり、黙ってれば分からないものを公明正大に報告され、速やかに御謝罪下さりました。とても人間が出来ていらっしゃると大変感動致しました。私は誤解しておりました。それから私の数々の非礼をお許し下さい。
肝心のメールに関する釈明をします。これは私のデッチ挙げたデタラメです。作った本人が一番良く分かっています。日頃、「ディベートが・・・」とか、「論文を書く訓練をしていない」と言ったことを漏らしている管理人様ですから、こんな訳のわからない法解釈で因縁をつけられたら、きっと「ボコボコに叩きのめして晒しものにしてやろうと」、管理人様が興味持つと思いまして作りました。散々挑発して脅迫まがいの文章(流石に脅迫とか脅迫罪とか書きませんでしたね。)送り付けたのですから、討論でボロボロにしてやろうと・・・あれだけ怒らせたのに、紳士的にこのような討論の場を与えて下さりましてありがとうございます。
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さすがにこれほどすんなりと全てを告白して謝罪されると拍子抜けしてしまったというのが実感だ。高橋君、私は貴君を敵などとは思っておらぬ。それどころか貴店の今後の行く末を案じる者の一人であり、君の強力な味方だ。昨日の敵は今日の友でもある。既に多くの読者の心の中には「フイッツの店主は誹謗、中傷、捏造を労する人物」とのレッテルが貼られてしまっている。そしてこのネット社会と狭いコミュニテイである、その風評は島の隅々にまで行き渡っているだろう。中には店主の人間性とお料理の味を関連付けて、貴店を敬遠する人が現れるかもしれないし、逆に「よく正直に言ってくれた、頑張れよ」と励ます人もいるかもしれない。どちらの島民が多いかは今後の展開次第としか言いようがない。しかし高橋君よ、真っ直ぐ前を向いて歩け、貴店の作るパスタは都心の一流ホテルのイタリアンレストランのそれを凌ぐとの評価を得たではないか。そして貴君は、3年8ヶ月前に客に提供したパスタの具剤を正確に記憶していた。通常のレストランの店主ならばそんな遥か昔の事など当に忘れていよう。無論、調査員を北朝鮮のスパイと勘違いするような印象に残った一日ゆえ、覚えていて当然と言われればそうなのだが。。。私はあえて言いたい、「佐和田のフイッツジェラードと当ブログとは対決ではなく融和の局面に向かった」と。そして一人でも多くの人に来店して頂き、このお店のお料理を味わって頂ければと思うし、その事が高橋君の名誉の回復にも繋がるだろう。
2)
私共の記事に「そしてその時のお料理の感想を記述するのは憲法で保障された表現の自由であり、あなたにはそれを書くなと命じる権限などはない。」とあります。後半の命じる権限などはない。は御説明頂きました。前半の(憲法で保障された)表現の自由とは「国家が国民の表現活動を思想統制や検閲などを用いて侵害しないと」いう意味であって「特定の個人の表現活動を国家が憲法により保障する」という意味ではないのでしょうか?。私の読解力の無いだけで、佐渡の翼様は普通に「国家が国民に保障した自由」程度の用法で、私の穿った思い違いでしょうか?
貴君の言わんとするところがよく分からないのだが、「基本的には中国共産党のように国家に不都合な言論をことごとく弾圧するような体制を国家に禁じている」と理解すればよろしいかと思う。従って我が国に於いては基本的には自由な表現活動をする権利が認められている。ただし、貴君がコメントの後段で述べているように、その権利の濫用は憲法違反にあたる。何をもって濫用とするかは憲法学者の間でも意見が分かれるほど微妙な問題で、それゆえそれを巡って様々な裁判が生じ、様々な判例が生まれている。そして当ブログは憲法学者の集まる学会ではないので、そうした細かな議論の場には適さないゆえ、今後この種の議論を俎上に載せる事はしないつもりだ。ただ、特定の個人や組織を誹謗中傷したり明らかに公序良俗に反するような発言はこの権利の濫用と言える。某情報掲示板で時折跳梁跋扈し、当ブログを中傷するちんぴらうじむし共は明らかにこの権利を濫用しており、そうした発言を長時間放置すれば掲示板の管理人は管理者責任を問われよう。
3)
佐渡の翼様はよくこの表現の自由と使用なされます。2009年05月03日 06時23分08秒の記事でも「自由に感想を表現することは「憲法」に於いて保障されている。」と度々目にします。芸術か猥雑かとかの法解釈ギリギリの問題ならともかく、全ての表現は「表現の自由」なのでは?
その通りですよ。それに関しては全く異論はない。
4)
佐渡の翼様の表現の反論に対する論拠を「表現の自由」に依存しており、そのため「表現の自由」を事あるごとに使用するのは、憲法第12条の「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」の「これを濫用してはならない」に当たるのではないでしょうか?
貴君のおっしゃる事が意味不明です。「佐渡の翼様の表現の反論」とは何か?「佐渡の翼様の表現に対する反論」と言う意味なのか?それとも「佐渡の翼様の反論と言う名の表現」と言う意味なのか?いずれにせよ、そう表現する論拠は「表現の自由」に依存しており、当方はその表現の自由と言う権利を濫用した事はいまだかつてない。
5)
辛口批評も構いませんし、「表現の自由」です。「これを濫用してはならない」に当たるか当たらないかは別として、御自身の表現に対して「表現の自由」以外の論拠をお持ちなのでしょうか?。勿論「公共、公益、公正」の全てに該当するならば、それ自体が論拠なのでしょう。では御伺い致しますが、削除依頼を受け既に削除された店舗に対して削除後も「泣き寝入り」だの「恐れた」だの、そのお店と分かる形で更に酷評を続ける理由が何処に在るのですか?私の目からは批評を通り越して攻撃にしか見えません。表現の自由以外の論拠が御有りなのでしょうか?「公共、公益、公正」の何れにも該当する行為なのでしょうか?
君ねえ~、個人の主張、主観、思想と言う物は、憲法で保障された「表現の自由」の範囲内ならば場所を選ばす、時を選ばずそして無論表現回数の制限などもなく自由に発言できる。一回だけ言うのならいいが繰り返し言うのは違法などとする法律はどこにも存在しないんだよ。
6)
尤も「某」や「外部リンク」を使用しその文脈の中ではそれと分からない様に示唆すれば、
何を書いても問題無いと言うのであれば私にはもうお手上げです。論破できません。
憲法で保障された表現の自由の濫用に当たらなければ何を書こうと問題はありません。
7)
もう感情論でしか有りませんが、「削除依頼は受けたがそれ以外の依頼は受けてない」とか「店舗名は出してはいない」等と言う言葉遊び程度の理由でしたら、私は卑怯にしか思えませんし、見るに堪えません。あまりにも酷すぎます。そして、表現の自由以外の何の論拠も持たぬまま、執拗なまでに店舗を攻撃する様を見せられては他の店舗に対する批評も疑わざるを得ないのではないでしょうか?
高橋君ねえ~、感情的になってはいかんよ。喧嘩と言うと語弊があるが、白熱した議論に於いては興奮した方が負けである。頭を冷やしてよく考えよ。個人のお料理の味に対する主観(美味しいとか残念とかいまいちとか)というものは虚偽か事実かの問題ではなく、自由に述べて構わない事だし、お店側もそうした指摘を謙虚にそして真摯に受け止めてサービス向上に努めるべきなのだよ。無論憲法でもその自由は保障されている。
8)
どっちにしろ、私を管理人様を支配する上司でもありませんし、捜査機関でもありません。ですからお願い致します。そのお願いにしたって法的な権利を私は有しませんので、論拠を示せません。が、止めて頂きたい。そして、それらの店舗の名誉を回復して頂きたい。
高橋君よ、君はまず自分自身の店を守る事に心血を注ぐべきだ。君自身の名誉の回復とお店の信頼回復が先決事項であり喫緊の課題だ。他人の店の心配などしている暇はないはずだ。君が繰り返しそのお店の事を話題にすれば、君がそのお店から依頼を受けて言わされていると勘ぐる連中だって出てくるだろう。そうなればそのお店だって迷惑を被るだけではないのかね。そのお店の事はそのお店に任せておけばいい。自分のお店は自分で守るしかないのだから。
9)
実名まで公表され、思考回路、精神構造、そして行動規範は到底理解不能である。とか反社会性とかまで書かれてしまいましたので、とことんまでお付き合い頂きます。私の名誉にも関わりますので。
確かに私も少々言いすぎたと反省している、その点に関しては衷心よりお詫び申し上げる。今回の討論でお互いに深く心を傷つけあってしまった。その意味ではどっちもどっちで、その代償は大きくなかったと言えば嘘になる。だが得られた物も幾つかあった。高橋君は様々な社会ルールを再認識できたし、当方も無用の誤解を解く事ができた。高橋君よ、今回の討論を奇貨とし、一日も早くお店の信頼を回復して経営を軌道に乗せ、通常の平穏な生活を取り戻される事を当方は切に願っている。頑張れ高橋君、そして佐渡島民も是非彼を温かい目で見守ってやって頂きたい。これが私からの最後のお願いである。