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2016年6月15日午後の予定は、ウイーンから電車で7分ほど北へ行った所にある、ベートーベンゆかりの地であるハイリゲンシュタットを訪ねた後にウイーンへ戻り、リッツカールトンホテル裏手にあるベートーベン広場のベートーベン像を見、その後は、ケルントナーリング通りを西へ向かい、美術史博物館と自然史博物館を見た後、国会議事堂と市庁舎を見学した後ホテルへ戻ると言うものであった。ウイーンの日没時間は午後10時くらいなので午後5時から行動を開始しても充分時間には余裕があった。
ところが、ハイリゲンシュタットでは、事前のリサーチが不十分だったため、肝心のベートーベンが交響曲第6番「田園」のモチーフとなったシュライバー川沿いの小径を見つける事が出来ず、わずか1時間09分ほど滞在しただけでウイーンへ戻る羽目になった。
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カールマルクスアパート
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ボッシュ通り
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右側がハイリゲンシュタット方向
電車が来た
カールスプラッツ駅から7分ほどでハイリゲンシュタット駅に到着
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ハイリゲンシュタット駅
あのカップル
ハイリゲンシュタット駅の地下
駅の出口
時刻表
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駅を出た
駅前広場
お待ちかねのザッハトルテはすぐに運ばれて来た。お代は6.50EURだった。ザッハトルテは、オーストリアの代表的な菓子(トルテ)で、古典的なチョコレートケーキの一種。小麦粉、バター、砂糖、卵、チョコレートなどで作った生地を焼いてチョコレート味のバターケーキを作り、アンズのジャムを塗った後に、表面全体を溶かしチョコレート入りのフォンダン(糖衣)でコーティングする。スポンジを上下に切り分けて、間にジャムを塗る場合もある。箸休めとして砂糖を入れずに泡立てた生クリームを添えて食べる。こってりとした濃厚な味わいを特徴とする。ウィーンのホテル・ザッハーの名物菓子であるが、今日では広く世界各地で作られており、チョコレートケーキの王様と称される。
アンズジャムの酸味とチョコがほどよくマッチした微妙な甘さで美味しい!筆者には生クリームは不要だったが、これがないと甘ずぎると言う女性もいるようである。日本ではデメルがザハトルテを作成し、百貨店などで販売しているが、ウイーンに来たら、本家本元であるホテルザッハーのザッハトルテを食べるのが日本人観光客の定番になっている。店内には長時間並んだ挙句にようやくありつけたザッハトルテに舌鼓を打つ日本人カップル達がひしめいていた。
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午後3時55分、旅装を解いた筆者はザッハトルテを食べるために、カフェザッハへと向かった。ホテルのスイートルームの宿泊者以外の人がこのカフェへ入るためには、道路に面した入り口で行列に並ばねばならぬが、スイートルームの宿泊者は、カフェザッハへと通じるホテル内の秘密通路を通ってカフェに到達出来る。スイートルーム宿泊者専用フロントで、スタッフに頼めばカフェまでエスコートして貰える。筆者は支配人氏に依頼してカフェまで案内して貰った。カフェの入り口で支配人氏は女性スタッフに「このヤングマンがザッハトルテをお召し上がりになりたいと言っているのでよろしく頼む」と耳打ちした。筆者は行列を作りながら待っている日本人観光客達を尻目に、カフェの最上等席へと案内された。この種の厚遇を受けるのは誠に気分がいい。日本人観光客達は「あ、あの人芸能人かしら?」とでも言いたげな表情で、待たずにカフェへ入れる特別待遇を受けた人物を羨望の眼差しで眺めていた。
お部屋を出た
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エレベーターで下へ降りた
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支配人氏を呼んだ
コンシェルジュデスク
ここが秘密の入り口
一般客はここでチェックインをする
バーの入り口の待合室
カフェザッハに到着
バスルーム
バスローブ
石鹸
シャンプー、コンデイショナー、シャワージェル、ハンドローションなど全てチョコ風味
バスタブ
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トイレ
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シャワーブース
石鹸置き
アメニテイ
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スリッパ
その下には体重計があった
洗面台にもテレビがある
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2017年4月16日、この日は最高気温が26度に達する夏日となった。筆者はスマートを新宿高島屋に停めた後、新宿のプレミアムバーバーでカットをして貰った後、新宿西口にある大衆食堂「しんぱち食堂」を訪ねてみた。このお店は午前7時から営業しており、安くてボリュームのある焼き魚定食が楽しめる大衆食堂として有名である。午前11時8分頃にお店にお邪魔した。店内は薄暗く、15人程度が座れるコの字型のカウンター席があるだけでテーブル席はなかった。しんぱち食堂は新宿プリンスホテル近くにも支店がある、チェーン店である。客層はと言えば、昼間からビールを煽るような客ばかりで、お世辞にも高級感などは微塵もなく、普段高級ランチを食べなれている筆者には明らかに場違いな雰囲気であった。
カウンターの内側には、中国訛りの日本語を話す女性スタッフが二人いた。筆者は、このお店の一番人気である、鯖文化干し定食(730円)を注文した。注文後7分ほどで定食が運ばれて来たが、普段近所の大衆食堂で食べている焼き鯖定食とほとんど変わらぬ味であった。1回くればもういいや、そんな感じのお店であった。
お店の入り口