佐渡の翼

佐渡の面白観光スポット紹介、島民に人気の飲食店や東京レストランの食べ歩記、島のスナックの飲み歩記、人気宿の実力評価など

トッキチ(佐渡市佐和田)   投稿者:佐渡の翼

2012年04月18日 05時07分37秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

2月上旬のとある日、筆者は佐和田のラーメン屋「トッキチ」さんを訪ねてみた。両津方向から行くと、労金さんのある交差点を左折し、次いでオートバックスと割烹「よねやま」の間の道へと右折したらすぐ右手にこのお店があった。11時半丁度にお店にお邪魔した。店内には、10席のカウンター席以外には4人掛けのテーブル席が三卓あるだけで座敷席などは無かった。厨房内にはおやじさんがいて、一人でお店を切り盛りしていた。メニューにはラーメン以外に、チャーハン、カレー、餃子などがあった。

 

筆者は味噌ラーメン(700円)を注文した。おやじさんは、まず湯を沸かし、次いでそれを、ラーメンのスープの素が入った丼に注ぎ、ゆがいた麺を湯切りなどの動作をせずに静かに丼の中に入れた。そして具をトッピングして出来上がり!7分ほどで出来上がった。スープを啜ってみたら、チェーン店のどさんこと似たような味で美味しい!麺は中太のストレート麺だ。具のチャーシューは小さくてしかも硬く、とてもじゃないが食べられる代物にあらず。茹で卵は冷たいままだし、具はこれ以外にはワカメとネギとコーンだけ。もやしなどの野菜も入れればいいのにと思ったが、単価が700円のラーメンである、これが限界かもしれない。格別突き上げてくるこだわりを感じさせない凡庸なラーメンである。トッピングする具材を暖かいままで保管するために、それらを保管ケースに入れておく出世街道さんの爪の垢を煎じて飲ませるか、「麺好や ゆうじ」さんへ、そのとろけるようなチャーシューの作り方を修業させに行かせるかしなければこれ以上の客足の増加は望めまい。店主のご努力は多としたいが、残念ながらそう感じざるを得ない「トッキチ」さんだった。例によって筆者の懐と頭の中は温かかったが、食べ終わるまで誰一人として客が来る事はなく、地吹雪が舞う外の天気同様、寒々とした店内であった。

 

佐和田地区はラーメン屋が13店舗あるラーメン激戦区だが、筆者がお勧めできるラーメン屋は、「出世街道」、「麺好や ゆうじ」、「だいまるラーメン」、「池袋大勝軒佐渡店」の4店舗だけである。

 

 

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

あじゃあじゃ(佐渡汽船両津港ターミナル1階)   投稿者:佐渡の翼

2011年12月06日 05時42分01秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

「あじゃあじゃ」とは佐渡汽船両津港ターミナル1階にあるラーメン屋であり、2010年4月のオープンから既に1年半が経過している。某情報掲示板への書き込みが火付け役となり当ブログへの中傷を拡大させた張本人である、「居酒屋:ゾウの巣味家のおやじ」がその経営に関与するラーメン屋だ。しかし、過去の事は全て恩讐の彼方にだ、筆者はそうした色眼鏡で見ることはせずに、公正にこのお店の実力を評価したいと思う。このお店がオープンする前は、ラーメン、蕎麦、カレーなどを提供する、どこにでもあるようなターミナル食堂が入居していた。筆者は10月9日の午後12時45分頃にお店にお邪魔した。店内は、確かに食べログに書かれているように場末の食堂のような感じであった。だが座席の配置に関する記載は間違っており、二人掛けの席が2卓、6人掛けの席が2卓、4人掛けの席が1卓、そして2席のカウンター席があると言うのが正しい記載だ。店に入ると右手奥に券売機があり、ここで食券を買ってカウンターまで持っていく、よく高速道路のサービスエリアにあるようなセルフ形式のお店だ。水やビールもセルフ方式と徹底した合理化策で経費節減を図っていた。都会の駅ビルあたりに入居するラーメン屋のそれが不味いのは分かりきっていたのでそれほど期待せずに入ってみた。テーブルの上には割り箸と胡椒が置かれていた。箸が立って置かれているのは安い店、箸が寝て置かれているのは高級店、だけど牛丼屋の箸は寝ているよ。厨房内には若いおねーさんと中年のおばさんがいた。このおねーさん、まじまじと見たらどうだか分からないが、ぱっと見は、なかなかいけていた。おばさんが「あ、あの人が来たあ〜!」と言う表情を一瞬垣間見せたように思えた。筆者はカウンターに背を向ける格好で6人掛けの席に座り、食べログで評判の「こってり塩ラーメン(650円)」を注文してみた。若いおねーさんがその若さに任せて2〜3回、麺の湯切り動作を行い、しかる後、スープが入った丼に麺を次から次へと放り込み、最後におばさんが具をトッピングして出来上がる、そんな調理過程を想像させた。わずか3分で出来上がった。「えらく速いな!」と思わず言ってしまう程、素早い出来だった。所謂やっつけラーメンだな。だが、やっつけの割には意外と美味かった。スープは澄んだ色をしているが油の輪が表面に浮き出ている。一口啜ってみたら魚介系を思わせるものの、脂分が口の中に纏わりついてかなわない。あっさり系が好きな人には向かないラーメンだが、こってり系の好きな人にはたまらない味だろう。もっともあっさり系の好きな人向けには、普通味の塩ラーメンも用意してあるので、そちらを注文すればいいだろう。麺は中太のちじれ麺で、麺とスープの絡み具合は絶妙だった。チャーシューはさほど部厚くはないが非常に柔らかい!お店の外に置かれた黒板には「当店のラーメンはトリプルスープで仕上げてあります。魚介系の場合、8種類の魚介を使用し、塩は沖縄産、醤油にもこだわりがあり、更に佐渡産甘エビを使用したオリジナル海老油を乗せてあります」と言う趣旨の文言が書かれてあった。どうせこだわるのなら塩や醤油も佐渡産にすればいいのにと思ったが、これが「ゾウの巣味家のおやじ流」なのだろう。誰かが言っていたが、フェリーターミナルによくある、ただのラーメン屋で無いことだけは確かだが、わざわざ佐和田から車を飛ばして食べに来るほどのラーメンでも無かった。断っておくが、中傷の火付け役になった事への意趣返しでの辛口評価ではなく、正直な感想を述べたまでである。これは私怨に基づくものではない。言葉と言う物は、小刀と同じである。小刀で己の指を傷つけてその痛みが分れば、指を傷つけないような使い方を覚える。同様に、自らが他人からの言動で傷ついてみて初めてその痛みが分かり、他人の心を傷つけないような言葉使いができる。その言動が、自身は気付いていなくとも相手を傷付けていると言う事が理解できない軽薄者が、ツイッターや掲示板上に跋扈している。いずれ彼らに鉄槌は下るだろう。その悪性は他に類を見ないからだ。

 

ちなみにこのお店、ラーメン好きの元佐渡シーサイドホテル(本年5月31日をもって閉館しました)の支配人氏がご贔屓のお店のようである。元支配人氏の言う通り、このお店のラーメンを食べ終えると汗だくだくになる。ラーメンを食べ終えた後に、東海林君よろしく「あじい〜あじい〜」となるから店名を「あじゃあじゃ」と命名したのかもしれない。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

「麺好や ゆうじ」その後     投稿者:佐渡の翼

2011年11月17日 06時22分59秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

「麺好や ゆうじ」の開店から早2週間以上が経過した。「麺好や ゆうじ」さんの、オープン初日のわざと(か?、それとも調理が追いつかなかったのか?)客を待たせ、繁盛しているかのように見せかけた戦略は、格好の話題作りにはなったが、店の中で待たせたのならともかく、店内座席に余裕があるにも関わらず、店外で客を待たせたのは、店に行けばすぐに入れてもらえるのに慣れた佐渡島民の神経を逆撫でし、「客さばきに問題あり」と相当の反発をかったようである。その後のなりゆきを見てみると、券売機で食券を購入後、席まで案内され、そこで「お水とおしぼりはセルフサービスにつき取りに行って下さい」と言われたら、「何だ又逆戻りかい」と舌打ちする客は多かろう。これが両津の「あじゃあじゃ」程度の小さなお店ならば苦にはならないが、旧「一龍」の店内は広すぎるので、せめて水とおしぼり程度はスタッフが運んでもいいのではないだろうか?お客様からのご意見を真摯に受け止めて、従業員全員で話し合い、軌道修正をするために、開店3日目の11月4日に臨時休業したのは賢明なる英断だったと思うし、店主の、お客様のご意見を素直に受け止める、その姿勢は高く評価されるであろう。お客様に不快感を与えない事、イライラさせない事、長時間お待たせしない事、怒らせない事、これらは自身が客の立場に立てば身に染みて感じる事である。常に客の身に置き換えてサービスを考える、それが重要なのである。麺が売り切れたため閉店時間前に店じまいと言うのも、どのくらいの客が来店するかの予測、つまりマーケテイングリサーチが不充分なためと思わざるをえない。せっかくこのお店のラーメンを楽しみにやってきた客の落胆が続けば、そうしたお店の不備は口コミで伝わるのが早い。仕入れ量と来店予想客数とをぎりぎりまで合わせ込んだ仕入れや仕込みを行えば無駄のない経営ができるが、材料切れのリスクを伴う場合があり、収益減につながりかねないし、「何だせっかく来たのに閉店かよお〜」と客に思われるのは店の評判を落としかねない。米粉で作成した麺の日持ちが短く、その日のうちに売り切らないと味が落ちると言う事情があるのかなと想像しているが、麺の作成方法は企業秘密だからいたしかたのない事かもしれない。

 

スープの味、米粉使用の麺作り、などは客の好みで様々に評価は分かれると思うし、美味しいと思う人の方が大半のようだが、中には「う〜ん」と言う人もいるようだ。それぞれに少しづつ改良の余地はあると思うのでお客様のご意見をアンケート方式で求め、味改良に役立てる努力も必要ではないだろうか。最後に、口さがない外野が何と言おうと、己がこのラーメンならば自信が持てると言う物を出し続ける信念と執念を持ち続ければ必ずや道は開ける。何故ならば、文句を言いながらもこのお店には頑張ってもらいたいと言う佐渡島民はたくさんいるからだ。店主に於かれては、寒さに向かう折、十分に自愛し、様々な風評に惑わされる事無くひたすら美味しいラーメン作りに邁進し、精進してもらいたいと思う。最初はけなしはしたが、あくまでも激励が本音であり、「麺好や ゆうじ」さん、当ブログは応援していますよ。  

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

麺好や ゆうじ(佐渡市佐和田中原)その3   投稿者:佐渡の翼

2011年11月04日 04時21分47秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

筆者が確認した限り、スタッフは、ギャルソンが3人にギャルソンヌが2人、これに調理スタッフが加わるが、「一龍」時代はスタッフの数が多すぎた事を反面教師にしているのかもしれない。席に座ってから肝心のラーメンが到着するまで更に20分も待たされた。正直言ってふざけているとしか思えない。たかがラーメン1杯にありつくまでに寒風の中を2時間15分も待たせおったのだ!先に座っていたおじさんは、このお店のラーメンを心行くまで味わい尽くし、スープは最後の一滴まで飲み干していた。よほど美味しかったのだろう。そう言えば、行列している間に見た、出てくる客の顔は皆満足気で、小首を傾げつつ出て来た客など皆無だった。「長時間待たせて申し訳ございません」と言う代わりなのかも知れぬが、まず餃子5個(一皿)がサービス品として無料で、一人客、あるいは一組の客全員に供された。この餃子、焼き過ぎたのか焦げ目がやや黒いのだ!島民客は、全員が、2時間も待ってようやく出てきた料理だから、そして行列に加わる事により、このお店の集客に十分貢献したのだとばかりに、有難くこの餃子を美味そうにパクツイていた。だが筆者は「このお店のラーメンを食べに来たのであり、別に餃子を食べに来たわけではない」と言う矜持を示すために、「餃子は要りません」と断り、それをギャルソンヌが持つトレーの上に戻した。開店初日の行列客で餃子が不要だと言った客は恐らく筆者だけであろう、それほど皆さんお腹を空かせていたのだ。餃子など食べてしまっては肝心のラーメンの味など正確に評価できまい。それも理由の一つなのだが。

 

さて、いよいよラーメンの味について語ろう。まずスープを一口啜ってみた。う〜ん、だいまるラーメンのそれを彷彿させる味わいだが、本来、こってり系の豚骨とあっさり系の魚介のコンビネネーションは相入れない物、それゆえ、それらのコラボは非常に難しくかなりのテクニックを要する。筆者にはコラボが十分だとは思えなかった。ちと合わせ方に無理がある、そう感じざるを得なかったのだ。更に麺だが、こってり系なので太麺がよく合うのは事実だが、このお店の麺は、佐渡産100%の米粉を使用した自家製麺を使用しているそうだ。だから奇妙に白色の麺である、食感はなんだか細目のうどんを食べているようだ。ラーメンの麺はやはり、かんすいが入った黄色麺の方が合うと思う。ま、この辺は好みの問題で一概には言えないのだが、スープとの絡み具合は黄色麺の方が優っているように思う。そして煮卵だが、割ってみたら黄身の部分まで煮汁が浸み込んでおらず、黄色のままだった。これが師匠のだいまるラーメンとの決定的な違いである。だがチャーシューはさすがに部厚くてしかもとろけるほど柔らかくて美味しかった。総合評価は美味しかったが、騒ぐほどのラーメンでもなければ行列するほどのラーメンでもなかったと言うのが実感である。「2時間も待たされた割には大したラーメンではなかった」と言う後味だけが残ってしまった。このお店、本家の「だいまる ラーメン」とは独立して経営しているとの事だが、今のところ、「だいまる ラーメン」さんのライバルには成り得まいと思う。「ゆうじ」の店主におかれては初っ端から出鼻をくじかれてあまりいい気分ではないだろうが、東大を卒業した学生が実社会に出て、いきなり鼻っ柱をへし折られるような厳しい社会の洗礼を受けたのと同じだと考えた方がいい。そして、大事なお客様からの大切なご意見として、それらを謙虚に受け止めるべきであろう。最初っからちやほやされたら従業員が天狗になるだけだからだ。

 

このお店が流行るか流行らぬかは今後の展開次第だが、「だいまるラーメン」への客層の分散化を招き、共食い共倒れの危うさを孕んでいそうなので、身の丈に合った商売を心がけた方がいいと思う。島内でのラーメンの移動販売を始めようとする「駄貸し屋」とて、背伸びしているきらいが無いわけではないからだ。屋台骨がしっかりしている企業が多角化経営に乗り出すのは理解できる。されど実力が無い者がやたら背伸びをするといつかは足元をすくわれる。いかに自己評価がきちんと行われているのかが問われるのだ。組織と言う物は、現状に満足していては決して発展しないが、さりとて急速な拡大路線は必ず破綻への道が待っているのが通例だ。転ばぬ先の杖として老婆心ながら申し沿えておきたい。「麺好や ゆうじ」、確かに美味しいラーメンだったが、残念ながら出藍の誉れとはいかなかったようである。今後のご奮闘に期待したいと思う。

 

最後に、プロの調理人とは、客の注文を受けてから料理を仕上げるまでの時間を自在に操れる人の事を言う。店の混雑度、場合によっては客の味の好みにより、調理時間の長短の変化を強いられるが、それにきちんと対応できる人を意味するのだ。調理時間が長くなる不行き届きでお客様をお待たせする事を、開店から日が浅く不慣れだからと言い訳する事は許されない。何故なら、それらに慣れているきちんとした調理人を確保してから開業すべきではなかったのか?そう反論されたら返す言葉はあるまい。やるべき事は人員の増強などではなく、現有勢力で、いかに効率よく美味しいお料理をスピーデイーにお客様にお出しできるかを考える事だ。今後のご健闘をお祈り申し上げ、これで筆を置きたいと思う。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

麺好や ゆうじ(佐渡市佐和田中原)その2   投稿者:佐渡の翼

2011年11月03日 02時59分09秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

行列開始から1時間が経過しても行列の中ほどまで進んだだけだった。何故にこのように行列渋滞が早く解消しないのか?その理由はお店に入ってからようやく分かった。1時間45分が経過して、ようやく玄関内側に設けられた、病院の中待合室のような定員9名が座れる空間へと招き入れられた。そして見知らぬ9人が向かい合う異様な時間が流れた。全員無言でひたすら自分の名前が呼ばれるのを待った。まるで診察の順番を待つ患者のような雰囲気である。誰もが押し黙り、じっと耐えて待つ、まるで患者そのものだ。何で、たかがラーメンを食べに来ただけで患者と同じ心理状態にさせられなければいけないのか?ただでラーメンを食べさせろとは言ってはいない、ちゃんと金を払っているのだ、おかしいんじゃないのか?そう感じたのは筆者だけではあるまい。日本橋の高島屋の特別食堂でもわざと30分ほど待たされるが、待つ場所はホテルのロビーと同じ高級感のある広々とした待合室である。そして待たされた後には極楽の空間とサービスと美味しいお料理が用意されているので別に苦にはならない。しかるに、いかにここが佐渡だからと言って、待たせる空間が病院の待合室さながらで言い訳がない、そう思えるほど既に我慢の限界に達していた。更にこの待合室で10分ほど待たされた。隣に座った腹出り中年おじさんが盛んに後ろを振り返るので落ち着かない事おびただしく、いやあ〜な時間が流れた。ようやく予約帳ギャルソンが、まるで病院の看護師が、先生が待つ診察室へと患者を呼び込む姿さながらに、筆者の名前を呼んだ。筆者の前に並んでいたおじさん二人組よりも早く名前が呼ばれたのは一人客ゆえなのだが、日本橋高島屋ならば、まるで勝ち誇ったかのような表情で、「どうだ」と言わんばかりに周囲を睥睨しながらゆっくりと立ち上がるところだが、こんなところでそんな大仰な芝居をしても誰にも受けないだろう。そう思いつつ、おずおずと席を立ち、お店の中に入った。すると今度は本待合室のソファーがあり、そこでまたしても待たされる羽目となった。一体いつまで待たせるのか?待たせればいいってもんでもないだろう?たかがラーメンを食べるだけのために、何でこんな拷問さながらの苦痛を、それも金を払ってまで受けねばならぬのか?既に怒りは頂点に達していた。佐渡の人々は相当我慢強い、と言うよりも何も知らないからなのだろう。佐渡の翼が美味いと言うラーメン屋と子弟関係にある店だから、無条件で美味いと思い込む佐渡島民!ああ〜、このブログも相当罪な事をしたものだ。このお店、食券の自販機を備えて可能な限りの経費節減を図っていたが、初日は混乱を避けるため、レジで事前にオーダーして前金を払うシステムになっていた。ようやくレジの前に来るように促され、筆者はお店一押しの魚介系豚骨醤油ラーメン(730円)を注文した。すると別のギャルソンが、一人客用のカウンター席へと案内し、回転椅子をくるりと回して席を客の方に向けた。これが田舎臭くて思わず鼻でせせら笑ってしまった。あのねえ〜、客の椅子と言うものは回すものじゃなくて引くものなの。こんな接客サービスを従業員に教育しているようではセンスが田舎丸出しなのを証明しているようなもの。服装でお洒落感を演出しているつもりらしいが、食券の自販機と言い、「誠に申し訳ございませんが、お水とおしぼりはセルフサービスとなっております」と慇懃に伝える物言いと言い、噴飯物と言うよりも、臍で茶を沸かしたくなるくらいの面白さである。久々の田舎丸出しオンパレードの大ヒット!この面白さでこのお店、きっと繁盛するだろうな、いや、この面白さを続けて欲しいので繁盛してもらいたいな。そんなに勿体ぶるんなら、お水やおしぼりはスタッフがお客様の所まで運べばいいだろう!券売機システムなどという両津の「あじゃあじゃ」の真似などせずに、どうせ高級ぶりたきゃあ〜、都心のホテルのように、お客様のお席でお会計をくらいやったらどうなんだ!そんな陰口が聞こえてきそうである。

 

見るとカウンター席は8席ほどあるのに、座っている客は一人だけ。なんだ空いてるじゃないか、なのに何でこんなに待たせたのか?店内は行列客を全員入れてもなお余裕があるくらいの広さに思えたが。渋滞の原因は、流入する車の数が多いか、あるいは道路工事のために片側交互通行の場合のどちらかである。食べ終えてお店の入り口から出てくる人の頻度をつぶさに観察してみたら、およそ10分に二人又は二組の割合だった。つまり、客が出てくるのと入れ替わりに次の客を入れているような感じなのだ。鋭い読者はもうお気づきであろう。そうなのだ、このお店は片側交互通行と同じような事を意図的にやっていたからいつまでたっても渋滞は解消しなかったのだ。通常のラーメン屋ならば、お店のキャパ一杯に客を詰め込み、次から次へとラーメンを供給し、食べ終えたらさっさと客を送り出し、次の客を迎え入れる。そうやって客の回転をよくして儲けるのが常道だが、このお店はあえてそれをせずに、座席に余裕を持たせたゆったりめの空間で客にラーメンを味わわせる戦略として入店制限をしたようだ。高級フレンチならばゆったりとした空間で洒落こみながらそれを優雅に味わえばいいのだが、ラーメンにそれを求めたら田舎丸出しである。ラーメンにフレンチレストランのギャルソンの格好は似あわないし、あまりにもギャップが大きすぎて笑い話の種にしかなるまい。何を考えておるのか?だからそれが裏目に出た。ラーメンなどと言うB級グルメは手早く食べてさっさと帰る客が大半で、客の回転をよくして薄利多売で稼ぐのが基本!本来、大衆B級グルメとお洒落は相反するコンセプト!それをあえてラーメンダイニングなどと言う田舎臭いネーミングでフユージョンさせたのがそもそもの間違いの始まりではないだろうか?そういうストラテジーは、そうするテクニックがあり、なおかつ都会ならば通用する手法なのだが、佐渡では、味のレベルの高さを伴わなければ、まず受け入れられないだろう。この辺に戦略の甘さがあったように思えてならない。厳しい言い方だが、覆面の有料モニターに頼んでもこれほど正直な感想は恐らく書かないと思う。このレポート、明日に続きます。

 

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

麺好(めんこう)や ゆうじ(佐渡市佐和田中原)その1   投稿者:佐渡の翼

2011年11月02日 05時37分58秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

かつて、セーブオン佐和田店の左隣に中華レストラン「一龍」と言うのがあった。ファミレス感覚で中華が味わえるお店だったが、折からの不況の嵐に晒されあえなく閉店した。その建物を利用し、2011年11月1日に「麺好(めんこう)や ゆうじ」なるラーメンダイニングと言う触れ込みのお店が新たに開店した。聞くところによるとこのお店、「だいまるラーメン」と同じ系譜のお店らしく、スープの味が「だいまる」さんのそれに酷似していたのはそのせいかもしれない。筆者は、オープン初日の、11月1日のお昼にこのお店を訪ねてみた。午前11時丁度にお店の前を通りかかったら、既に50人ほどの行列ができていた。たかがラーメン1杯に行列するのか?行列ができるラーメン屋として有名だった二見食堂が閉店したため、行列をしたくてうずうずしている暇な島民達が一斉に駆けつけたのだろうか?そう思わせるほど異様な光景であった。見ると、建設作業員風、スーツを着たサラリーマン風、電気工事屋風、リュックを背負ったラーメンおたく風のあんちゃん、そして若いおねーちゃんまでいる。平日のこの時間帯に行列に加われると言う事は、少なくとも官公庁の勤務者ではあるまい。行列作業が可能なのは、時間に余裕のある人、自営業、暇な無職の人々くらいである。行列を見ると、「何事か」?と行列したくなるのが大衆心理である事を巧みに突いた戦略のようだ。行列をわざと作らせて流行っているように見せかける戦略なのかもしれない。このお店、開店初日で多忙なためかしらぬが、開店予定時刻を30秒ほど過ぎていたのに客を中に入れようとはしなかったのが不思議だった。都心の百貨店などが新規に開店する際は、行列が長蛇の列となって不測の事態に陥る事を避けるため、通常ならば予定時間を早めて開店するからだ。

 

筆者はその場を通り過ぎ、佐和田海岸へ行き、しばし行列客の興奮が沈静化するのを待つ事にした。午前11時50分にお店に戻り、行列の最後尾に付いた。見るとまだ30人ほどが行列している。そして誰かが2時間待ちだと叫んだ。佐渡で2時間も待ってラーメンを食べるなどと言う事は、およそ信じられない光景である。都会の有名ラーメン店ならそれくらい待つのは珍しくもないのだが、大抵そう言うお店のラーメンの味は口ほどではなく期待はずれの事が多いのが通例だ。当ブログではかつて、九段下にある、行列のできるラーメン屋「斑鳩」で1時間ほど待たされた経験があるが、大したラーメンではなかった。今回はどうなのか?読者ならずとも大いに気にかかるだろう。人間が食事のお預けをくらって待たされる時間の限界は1時間ほどだと思う。案の定、行列開始から1時間を経過したところで、最初は冗談を飛ばしながら余裕しゃくしゃくだった、待っている人々の間から一斉に愚痴がこぼれ始めた。筆者の前に並んでいたおじさんは「行列するのは今日だけさ、1週間もしてみい、頼んだって客は来ないだろう」と捨て台詞を吐いた。筆者の後方に並んだ中年カップルのおじさんは、行列場所が日陰でしかも時折強い風が吹いてくるので、「今日はまだ暖かいから待つけども、寒かったら絶対待たんぞ!まあ〜いい、いっぺん食うてみたら分かる。駄目だったら二度と来なきゃあいいだけさ」と、皆さん、それぞれに好き勝手な事を言ってガス抜きを図り、待つ退屈しのぎをしていらっしゃる。ふと見たら、行列の前方には車椅子姿の身体障害者まで並んでいる。玄関にスロープがあり、バリアフリーとなっているのは「一龍」時代からだそうで、老若男女、子供、ハンデイのある人まで様々な人が並んでおり、この行列は午後2時を過ぎても途絶える事はなかった。だが、時折吹きつける強風が冷たいため、2時間も待たせたらご老人などは風をひきかねまい。足腰の弱った老人ならば2時間も立たせっぱなしにしたら腰を痛めかねまい。案の定、疲れたと言って、行列から離れ、縁石に座り込むご婦人が続出した。お店側は待たせるのは構わぬし、待つのは客の勝手だが、老人や弱者に対する少々の配慮も必要かなと思った次第だ。持病のある人、身体障害者、妊婦などは別レーンで並ばせ、優先的に入店させるような工夫が必要かもしれない。中年カップルのおばさんは、「麺好(めんこう)や ゆうじはのお〜、しばらく、「だいまるラーメン」で踏ん張っとったんだじゃあ〜」と言った。すると、白シャツに黒のジレ、グリーンのエプロン姿の、まるでどこぞのフレンチレストランのギャルソンかと見まごうような格好のおにいちゃんが店から出てきて、並んでいる客に予約帳を示し、そこに名前と人数を書き込むようにお願いしていた。するとどこかのおばさんが「ようけ並んどるなあ〜」と言ったら、このおにいちゃん「予想通りです」と胸を張った。当ブログ風に、このおにいちゃんの言葉を解釈するとこうなる、「佐渡の翼が盛んに佐渡で一番美味いラーメンはだいまるラーメンだと宣伝している。さすれば、その流れを汲む、ゆうじのラーメンだって美味いに決まっている」。無論、このお店の巧みな宣伝戦略があったのかもしれないし、その努力は大いに多としたい。だが、いくらなんでも2時間は待たせ過ぎである。たとえそれだけ待たせてもラーメンが美味ければ客は誰も文句は言うまい。果たして文句のないラーメンなのかどうか?

 

この続きの記事は明日掲載いたしますのでお楽しみにお待ち下さい。こう書くと、「佐渡の翼よ、お前だって、「ゆうじ」同様勿体ぶって読者を待たせるじゃないか」と思う人がいるかもしれない。それゆえ、佐渡の翼が何と言おうと、このお店のラーメンのお味が気になってしょうがないと言う人は、行列覚悟で是非とも本日このお店を訪ね、自らの舌でお味のほどをお確かめ頂ければと思う。諸君らの来店をお店側は必ずや心から待ち望んでいるであろう。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

宿根木体験学習館のラーメン    投稿者:佐渡の翼

2011年09月16日 04時21分17秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

8月1日の午後12時15分、筆者はこの施設の目の前の駐車場に愛車を乗り付けた。中は観光休憩所になっており、ラーメン、蕎麦、うどんなどの麺類の他、簡単な一品料理を食べる事が出来た。奥が広い座敷席になっていて、フロア部分には二人掛けと4人掛けのテーブル席とがあった。古民家を改造したような造りで天井には、昔、田植えの時に用いた「だったん」と呼ばれる農耕機具に和紙を巻き付け、和風の照明器具にしつらえたようなインテリアが複数本ぶら下がっていた。そしてほんのりとした明かりが心和む空間に花を添えていた。更に花を添えていたのが、厨房内での洗い物やお運び担当を引き受ける三人の若い女性達である。中学生っぽい子、高校生っぽい子、女子大生っぽい子のthree generationsの三人で、多分夏休み中の三姉妹がお店を手伝っているのだろうと思った。そしてお店の中央にはたらい船があり、それをひっくり返した底部分に「いももち」や竹細工などのお土産品が並べられていた。筆者はサザエ入りの冷やし中華を食べたかったが、ここのラーメン(600円)は美味しい宿根木ラーメンとして有名らしかったのでこれを注文する事にした。メニューを見ると「コラーゲンたっぷりの海鮮風味です」と書いてある。どんなラーメンなのか?高校生っぽい可愛いおねーさんから「醤油味と塩味の2種類ありますがどちらになさいますか?」と問われたので「醤油味をお願いします」と笑顔で答えた。待つ事9分ほどでラーメンが出来上がった。今度は中学生っぽい女の子がラーメンを運んできた。ゆで卵、チャーシュー、葱、しなちく、若布がトッピングされている。まずスープを一口啜ってみた。さっぱりとした味わいだ。今はやりのコラーゲンドリンクと魚介系のスープを混ぜたような感じの不思議な味わい!しつこくないのでいくらでも飲める。化学調味料などは一切使用していないそうだ。麺は細いちじれ麺。しなちくは「げんき家」の時とは違い冷えてはおらず、チャーシューは部厚くて食べ応えのある味だ。だいまるラーメンやおおぼらラーメンなどのこだわり系のラーメンが好みな人々には向かないラーメンだが、「食べて痩せる」などと言う安直なダイエットを目論む女性達には受ける味である。首都圏からやってきたOL観光客のグループが宿根木観光に疲れ、休憩にとこのお店にふらっと立ち寄り、メニューの「コラーゲン」の文字を見たら、「ねえねえ、コラーゲンだってよ、美容に良さそうね、このラーメンを食べたらお肌がつるっつるっになりそう!」「そうよね、それに海鮮風味で佐渡バージョンだし」などと言う会話が交わされそうだ。お店側もそうしたミーハー観光客狙いでこうしたメニューを開発したのかもしれない。メニューの中にあった「1週間に一度しか作らない、佐渡産大豆100%使用の石臼豆腐」を追加注文したら、高校生っぽいおねーさんは「1週間に一度しか作りませんので、昨日で終わってしまいました」と残念そうに言った。

 

この美味しいラーメンを食べ終えてお店を出た後、車に乗り込み、エアコン始動前の喚起目的にと、四つの窓とサンルーフを全開にし、歯磨きのために一旦車の外に出てお店の隣の洗面所へと向かった。歯磨きを終えて車に戻ると、お店の厨房内に篭って姿を見せなかった女子大生っぽいお手伝いおねーさんが店外に出ているのに気付いた。そして後方から筆者の車を眺め回し、「う〜ん、すっげえでかい車に乗ってるじゃん」とでも言いたげな表情で二三度頷き、次いで室内を覗き込み、「上品なグッチのバッグね、後席の白のマリンバッグも夏らしくて洒落てるわね」とでもいいたげな表情を見せた、ように思えた。筆者がこのおねーさんに「このお店の名前は何と言うのですか?」と尋ねたら、「ここは宿根木体験学習館と言い、二階では蕎麦打ち体験が出来ます。もし又機会がありましたら是非お寄り下さい」と小首を傾けながら可愛い笑顔で答えた後、お店の中へと消えていった。筆者が車をバックさせ、県道方面へと左へ舵を切った時、お店の中にいる高校生っぽい可愛いおねーさんと目が合った。筆者が笑顔で右手を振ったら、おねーさんは微笑み返しをしながら手を振り返してくれた。女子高校生にもててどうするんだよ、あんた。

 

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

げんき家(佐渡市佐和田)     投稿者:佐渡の翼

2011年09月05日 10時00分31秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

八幡地区へ移転した「恵比寿」さんの旧店舗を居抜きで引き受けてオープンしたラーメンと牛丼屋のようなお店が「げんき家」さんである。筆者は7月下旬のとある日にこのお店を訪ねてみた。午前11時半頃にお店にお邪魔したら、一人のおじさんが退店した直後で先客は皆無だった。店内の構成は4人掛けのソファー席が2卓に6席のカウンター席、そして奥の座敷に4人掛けのテーブル席が2卓と言うものであった。厨房内にはおばさんと若い娘さんの二人がいて忙しそうにお店を切り盛りしていた。メニューはと言えば、ラーメン、カレー、牛丼、餃子が中心で、そばかラーメンにカレーか牛丼を組み合わせた、健康にはあまりお宜しくなさそうなメタボメニューが用意されていた。だいまるラーメンのようなラーメン専門店ではなく、カレーや牛丼やギョウザをラーメンと一緒に食べたいと言う所謂労働者向けのスタミナ料理屋である。その店名どおり、食べてスタミナを付けて元気になれるお店なのであろう。

 

筆者は、このお店で一番高いメニューである「野菜ラーメンの味噌味(850円)」を注文した。10分ほどでこのラーメンが出来上がった。まずスープを味見したら、ほんのりキムチ味が効いたそして意外とあっさりしたスープであった。うん、これは美味しい!麺は中細のちじれ麺であり、スープとの絡み具合はいまひとつかなという感じである。炒めた野菜類(キャベツ、もやし、人参、コーン、きくらげ)、しなちく、ゆで卵、鳴門巻き、海苔などがトッピングされていたが、チャーシューはなかった。しなちくが冷たい!恐らく冷蔵庫から取り出してすぐに麺の上に乗っけたのだろう。スープの味はさっぱり系でそれなりに美味しいのだが、こくといいまろやかさといい、完成度の高い「だいまるラーメン」さんのそれに比較するとやはり見劣りがする。冷たいしなちくをそのまま乗っけると言う手抜き作業も本格派ラーメン道を追及し続けるB級グルメ達の心証を必ずしも良くするとは限らないであろう。だけどスープのさっぱり感が項を奏したのか、いくらでも麺が入っていき、いつのまにか完食していた。食べ終わったら汗びっしょりである。キムチの辛味もさほどではないし、全てがほどよいので結果として美味しく感じるのであろう。筆者の後におじさんが入ってきて、野菜ラーメンのしょうゆ味と餃子を御注文であった。メタボ養成ラーメン食堂の面目躍如である。ダイエットを気にする女性達が通うには不向きなお店であろうか。

   

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

万楽のラーメン(佐渡市相川地区)     投稿者:佐渡の翼

2011年06月05日 04時19分43秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

3月中旬のとある日の夕方、筆者は、尖閣湾揚島遊園前にある焼肉の「万楽」さんを訪ねてみた。焼肉を食べるのが目的ではなく、このお店のラーメンが美味しいと聞いていたのでその真偽のほどを確認するための訪問だった。このお店の定休日は月曜で、午後5時から9時までの営業である。筆者は午後5時丁度にお店にお邪魔した。店に入ると靴を脱いで座敷に上がる形式で、畳の上に焼肉用の卓上コンロが置かれた4人掛けのテーブル席が4卓ほどあるだけのこじんまりとしたお店である。冬場は主に地元の常連客を相手に営業し、観光シーズンには観光客相手にてんてこ舞となりそうなお店であった。メニューには果たしてカルビラーメン(500円)と言うのがあった。カルビ肉が入っていたら残せばいいやと思いつつ、恐る恐るこのラーメンを注文してみた。7分ほどでこのラーメンが出来上がった。まず、蓮華でスープを掬い一口味見をしてみた。やはり女将さんが言った通り、激辛である!丁度キムチから具材を除いた残りの辛味噌を溶かし込んだようなスープである。麺は細いちじれ麺で凡庸だが、スープは意外にもくせになりそうな不思議な美味さである。にら、葱、卵がほどよい緩衝材になり辛味が中和されているため、何度でも飲みたくなるような不思議なスープだ。スープの中にお肉は一切入ってはいなかった。30分ほどで食べ終えたが、お客さんは筆者以外に2歳くらいの男児を連れた親子3人が来ただけだった。

 

唐辛子には食欲増進効果に加えてダイエット効果もあるらしいので、食欲が落ちた夏場やダイエット志向の強い女性読者層にはお勧めのラーメンかもしれない。

 

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

あじ芳(佐渡市新穂潟上温泉内)      投稿者:佐渡の翼

2011年05月26日 04時49分22秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

筆者は3月中旬のとある日、新穂潟上温泉内にある食事処「あじ芳」さんを訪ねてみた。この「あじ芳」さん、温泉に入った後に食事を楽しむ場所として利用され、温泉を使用しない一般客も利用は可能だ。店内には座敷席に6人掛けのテーブル席が2卓あり、カウンター席は3席ほどと極めて小体なお店だった。厨房の中では3人の男性が働いていた。おやじさんらしき人、ピアスをした今時の若あんちゃん、そしてその兄貴分らしきお兄ちゃんとがいた。先客は、小学生の女児二人を含む六人の家族連れだった。メニューを見ると、ラーメン中心の麺類の他に、カツ丼、カレー、炒飯などのご飯物、そして野菜炒め定食、焼肉定食などの定食物が並んでいた。中には特大カツ丼定食などというものまであった。筆者はシンプルな500円のラーメンを注文した。早速ピアスお兄ちゃんが調理に取り掛かった。わずか3分で出来上がった!えらく早い!湯切り動作も「麺屋武蔵」のようなパフォーマンス的なものではなく、通常タイプだった。出来上がったラーメンを見ると、表面にラードの粒が浮いている。それをよけるようにして蓮華でスープを掬い味見してみた。う〜ん、見た目ほど脂っこくなくあっさりとした醤油味でなかなか美味しいではないか。麺は細麺で、3分ほどのやっつけ仕事の割にはスープとよく絡んでいる。麺の量は筆者にはほど良かった。筆者にとってほどよい量と言うことは、当然佐渡の大食漢氏にとっては物足りない量である。だから、ラーメンに炒飯やカツ丼を加えたセットメニューが人気らしく、先客の家族連れはこのメニューを注文していた。先客の女児二人が盛んに筆者お気に入りのダニボブのピンクのクロドーロバッグに視線を向けていたが、色と言い形と言い可愛いこのバッグはどこでも人気がある。このキャンバス生地でこの色合いのバッグはダニエル&ボブ社では既に生産を停止しているそうである。

 

話が横道にそれたが、以前、ネット上で誰かが「このお店で鍋焼きうどんを食べた時、海老天麩羅の加熱が不十分だった」と書き込んでいたのを読んだ記憶があり、「どうかなあ〜?」と思いながらの試食だった。結果は、意外にもと言っては大変失礼だが、美味しいラーメンを提供してくれた店名どおりの味良し、いや「あじ芳」さんだった。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

だいまるラーメン     投稿者:佐渡の翼

2011年04月26日 06時40分27秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)

1月中旬のとある日、筆者は、佐渡市東大通にある「だいまるラーメン」さんを訪ねてみた。午後5時10分頃にお店にお邪魔し、カウンター席に座った。先客は筆者の左隣におじさんがいて、だいまるラーメンを注文したようだった。他にはカウンター席に女性二人組みと小上がりに女性4人組とがいた。客層としては女性や子供の比率が高いような気がする。筆者がだいまるラーメン(750円)を注文したら、このおじさん、「あ、だいまるラーメンってえ〜、味噌味だっけ?俺、味噌駄目なのでえ〜醤油味に変えてくれるう〜?」と店員に依頼した。店員は「ええ、いいですよ」と言った。注文後4分ほどでラーメンが出来上がった。えらく早い!通常なら10分ほど待たされるのだが、多分、このおじさんが注文したものを筆者に振り向けたのだろうと思った。筆者が食べ始めて5分ほど経過してからおじさんの醤油ラーメンが出来上がったからだ。この「だいまるラーメン」、スープには佐渡産の白味噌に信州味噌と富山味噌をブレンドしたものを使用し、タレには胡麻と○秘の何かが隠し味として使われているそうだ。にんにく味までは分かるのだが。。麺は、豚の背脂ぎとぎとスープがよく絡みつく太麺である。麺と具のお野菜は完食し、スープは5口ほど啜っただけで終了とし、チャーシューは残した。このラーメンをおかずに半ライスなどを食べていた客もいたようだが、ラーメンライスと言う炭水化物同士の組み合わせは健康に最もよくないので止めた方がいい。ま、とにかく超美味いラーメンだった。文句無しの★★★である。こってり味噌味系の島内ラーメンランキングの頂点が「だいまるラーメン」で、二見食堂が諸事情により閉店廃業したため、醤油系のあっさりラーメンのトップに君臨するのが高千の「赤ちょうちん」と言うのが筆者の総合評価である。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

与三郎(佐渡市小木)    投稿者:佐渡の翼

2011年01月03日 05時10分16秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)
昨年の9月中旬のとある日、筆者はお昼ご飯を食べようと、小木へと向かった。与三郎さんのラーメンを味わうのが目的だった。事前に地図を調べ、生蕎麦の「まるかめ」さんの通りを進むと左手にあるはずだった。ところが地図が示す位置へと向かう道が見当たらない。おかしいなあ〜と思いながら、時計屋さんで尋ねてみたら、裏手の方に入り口があると教えてくれた。そこで一旦Uターンをし、一本裏手の道へと周りこんでみた。すると左手に味処「まつはま」さんが見えて来た。そしてそのはす向いに目立たぬ風情で与三郎の暖簾が風に揺られていた。この狭い入り口を通り抜け、隣家の軒先を通過したところで、ようやくお店の入り口に到達した。お店の内部は非常に小奇麗で、女将さんの真面目な人柄をそのまま反映したような整然さであった。5席ほどのカウンター席以外は小上がりに4人掛けと5人掛けのテーブルがあるだけのこじんまりとしたお店である。メニューにはラーメン以外には餃子があるだけで、新穂の伝次郎と同じ営業スタイルだった。こういうお店は大抵美味しいものだ!

筆者はネギ味噌ラーメン(700円)を注文した。注文後10分ほどでラーメンが出来上がった。その間、女将さんは「どこから来たの?車で?お一人?今年の夏は暑かったわねえ〜」と盛んに筆者に話しかけてきた。筆者が「一人の方が相手に気を使わなくていいから気楽でいいですよ。それに気に入った人とだけしゃべればいいんだから別に寂しくもない」とキッチンミツコさんの受け売りをそのまま話したら、女将さんは「一人は確かに気楽でいいけど、でもやっぱり寂しい。だから私はいつもどこかへ行く時は必ず二人で行くの」と夫婦仲の良さを強調しながら言った。

さて肝腎のラーメンのお味であるが、スープはあっさり系で豚の背脂のギトギト感はまるで無い。麺は中細麺でよくスープと絡んでいる。具はもやし、玉葱、ピーマンくらいでコーンは入ってはいなかった。そして豚肉のかけらが二切れほど入っていた。麺と具は完食したがスープは半分ほど飲んで終了とした。「おおぼら」や「燕人」などのこってり系ラーメンを好む人にはやや物足りなく感じる味かもしれないが、あっさり系を好む人にはうってつけのラーメンであろう。筆者の評価は★★★である。30分ほどの滞在中に客は筆者一人だけだったが、美味しいラーメンだった。


コメント (0) |  トラックバック (0) | 

三光亭(佐渡市佐和田)     投稿者:メシュラン覆面調査員

2010年03月17日 06時00分18秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)
11月初旬のとある日、僕は河原田本町の交差点にほど近い、三光亭さんにお邪魔した。この三光亭さん、以前は寿司割烹のお店だったが、現在では味のある老夫婦がラーメンやカツ丼を中心メニューに据えたこじんまりとした食堂に衣替えして営業を続けている。僕は午後12時丁度にお店にお邪魔した。店内のカウンター席には高齢者が5名ほどいてラーメンの出来上がりをいまや遅しと首を長くして待っていた。小上がりには4人掛けのテーブル席が二つほどあり、フロアに4人掛けのテーブル席が一つあった。僕はカウンター席に座っていたおばあさんの右隣に座り、ラーメン(400円)を注文した。僕の眼の前には寿司屋の名残である、寿司ネタを貯蔵する冷蔵ショーケースがあったが、現在では全く使用されてはいなかった。厨房ではおばさんが調理し、おじさんが運び役を勤めていた。5分ほどでラーメンができあがった。

スープはあっさりとした醤油味で美味しい。麺はストレート麺だ。しかしチャーシューは冷たくてちと固い。メンマも少々冷たいかなという感じだった。でも湯切はバッチリだったのでスープがうまく絡んでなかなかいける味に仕上がっていた。僕の評価は★。400円でこれだけのラーメンが味わえるのだから、けっこうCPは高いのではないだろうか。ラーメン系譜としては上海亭さんと同じであろう。老夫婦二人で頑張っている佐渡のラーメン屋さん。心から応援したくなります。このお店のカツ丼は中堀さん同様美味しいそうです。是非お試し下さい。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

上海亭(佐渡市佐和田)     投稿者:メシュラン覆面調査員

2010年03月15日 06時00分32秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)
11月初旬のとある日、僕は佐和田にあるラーメンのお店「上海亭」にお邪魔した。店内には2人掛けのテーブルが5卓と、4人掛けのテーブルが2卓あった。先客は若者4人組と中年夫婦、そして新聞を読みながら「鍋焼きうどん」を啜るおじさんとがいた。僕は入り口にほど近い4人掛けのテーブル席に陣取り、味噌ラーメン(500円)を注文した。7分ほどで出来上がった。スープを一口飲んでみたら、豚の背脂のしつこさがないあっさりさっぱり系の味だった。高齢者には受ける味であろう。逆に言えば、だいまるラーメンやおおぼらさんのラーメンの持つ独特な旨みを好む人にとっては少し物足りなさを感じるスープかもしれない。麺はちじれ麺のように記憶しているが、いかんせん湯切不足のため、スープとの絡み具合がいま一つであった。更に麺を充分ほぐさないまま丼の中に入れていたのでちょっと食べにくいのが難点!奥の厨房ではおばさんがラーメンの調理に忙しそうに立ち働いていた。僕の評価は★。

この上海亭さん、ラーメン以外にも中華丼などのメニューもあったが、中華料理屋の範疇に入れるほどのメニューの充実度ではなかった。とはいえ普通のラーメンが400円とワンコインでお釣りがくる安さである。手軽にあっさりとした美味しいラーメンを味わいたければこのお店もお勧めかな。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

新保屋食堂のラーメンのお味     投稿者:メシュラン覆面調査員

2010年03月03日 06時00分10秒 | 佐渡グルメ食べ歩記(ラーメン編)
なるほど、あの有名な新保屋食堂の美味いダシの源泉の一部は「いの一番」だったのかあ〜。ふと眼の前の壁を見たら、恐らく常連客の誰かが持ってきたのであろう、「佐渡のラーメンランキング」をプリントアウトした紙が貼られていた。新保屋食堂は、二見食堂、新穂の長三郎に次いで堂々の3位にランクインしている。このお店のメニューは「ラーメン、タンメン、チャーシューメン、ライス」といたってシンプルだ。Simple is the best.だが味のほうもベストなのかどうか僕は5分ほどで大急ぎで作ってもらったラーメンのスープを一口啜ってみた。スープの色は透き通った黄金色でやや軽めの味付けの醤油味だった。確かに美味いスープだが、「いの一番」という袋の文字が脳裏に焼きついて離れない。心なしかスープを啜るほどにグルタミン酸の味で舌がしびれそうな気分になってきた。チャーシューは硬すぎず柔らかすぎずほどよい美味さだしメンマも上々だ。しかし麺の湯切が不充分なため、福来軒さん同様スープとの絡まり具合がいまいちなのだ。麺は細麺のストレートで、「あかちょうちん、伝次郎、福来軒」さんなどと同じだ。多分両津のさる製麺所の麺を使用しているのであろう。ネット上でも誰かがそのような事を言っていたように記憶している。茹でた青梗菜は裏の畑で採れたものだそうだ。おばちゃんは「急いで作ったのでゆで卵を入れ忘れた」と言ってゆで卵の一個丸まるをどぼんとスープの中に落とした。そして「普段なら切ってから入れるんだけど、今日は時間がなかったからね」と言い訳をしつつ入れながら、おまけとして胡瓜の浅漬けも出してくれた。漬物はラーメンを注文した人全員に供されるようだ。このおばちゃん、ダシの成分は公開したが、タレの組成は秘伝、口外ご法度の企業秘密とかで、それについては黙して語ることはなかったし、僕もあえて尋ねようとはしなかった。客は筆者の他には地元の中年のおばさんが一人遅れてやってきただけ。僕のラーメンのお味に対する評価は★★だが、このおばちゃんの人情味溢れるキャラクターに敬意を表し、更に星を追加して、最終評価は★★★とさせて頂きました。

お代の500円を支払ってお店を出ようとしたらおばちゃんが「今日の海はなぎだから安心して船に乗れますよ」と声をかけてくれた。小木の下町で50年近くも営業を続けているラーメン屋のその秘訣とはおばちゃんのこの優しいキャラにあるのかもしれない。何だかほのぼのと心温まるラーメン屋さんだった。


コメント (0) |  トラックバック (0) | 

ブログの記事内容について

「佐渡の翼」の記事内容は、調査スタッフ個人の、お店や宿泊施設に対する感想や意見を記述したものです。これらは、すべての読者が感じる内容とは必ずしも一致しません。「佐渡の翼」に掲載された記事を参照した後、読者ご自身の判断で行動した結果、生じた損害・損失について、当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意下さい。更に、お店の外観写真やメニューはあくまでも取材時点でのものであり、最新情報とは必ずしも合致しておりません、重ねてご注意下さい。佐渡島内の焼肉屋と焼き鳥屋は調査の対象外です。これらのお店に関する情報をお求めの方は「佐渡なび」(http://www.sadonavi.net/)にアクセスしてお調べ下さい。なお、当ブログで紹介後に営業を休止したり廃業した飲食店は、佐和田の居酒屋「侍」、佐和田の中華料理「潤采」、佐和田のラーメン大学「かねふく」、佐和田のスナック「炎」、二見のラーメン屋「二見食堂」、金井の蟹料理専門店「かにっこ」、金井の食堂「ランチ@さとにわ」、畑野の食堂「菜花村」、両津の喫茶&レストラン「アン」です。なお、紹介後に閉館したホテルは小木の「ニュー喜八屋」さんと佐和田の「シルバービレッジ」、廃業した旅館は、小木の「ごんざや旅館」と相川の「中山旅館」です。

佐渡の翼管理人

当ブログは著作権法により保護されています。当ブログの記事内容、コメント、画像などの無断転載は固くお断りいたします。断らずともそうした行為は著作権法違反であり、禁止されております。しかし、当ブログ内で提案された「アイデア」の借用、具現化、実行等には何らの制限もありませんのでどうぞご自由にご利用下さい。当ブログの記事内容を著作権者の許諾なしに「引用」することは、その必然性があれば著作権法上は合法です。しかし著作権法第32条では、「引用は、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない」と定められています。「正当な範囲内で」 とは「 引用しすぎてはいけない」という事であり、質的にも量的にも、自身の文章が「主」、引用部分が「従」という関係にある(最高裁判例)事が求められています。著作権者の不利益にならぬよう充分ご留意下さい。なおアクセス状況のトータル数は2009年2月1日からの累計を示しています。 Copyright © 2009 Wing of Sado All Rights Reserved