佐渡の翼

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これがザ・ペニンシュラ東京の和朝食?   投稿者:週間食べ歩クイーン

2007年11月25日 16時47分30秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
鳴り物入りで9月に開業したザ・ペニンシュラ東京。最低宿泊価格帯が65,800円台という超高級ホテルです。

このホテルで和朝食を頂くべく、車で出陣。ホテルのパーキングに入れようとしたら、ドアマンがすっ飛んできて、「お客様、当ホテルはバレットパーキングと申しまして、お客様のお車を当方がお預かりするシステムになっております」とよどみなく話しかけてきた。「ふむふむ、米国式なのね。分かったわよ」「車傷つけないように注意してね」、そう心の中でつぶやきながら、車のキーを渡しました。

回転ドアーを自分で押しながら開けて入るのがペニンシュラ流。1階のラウンジで朝食を取ることにしました。ホテルの中は超リュクス。デジカメで撮影なんて憚られるような雰囲気です。このラウンジは、エントランスからフロントに向かう通路を左右から挟み込むような構図になっています。つまり、いい雰囲気の中で朝食を取れるかどうかは、通路を行き交う人々の立ち居振る舞いに懸かっています。この日の客層は、ホテル内の雰囲気に輪を掛けたような超リュクスでした。

だけどパークハイアット東京のようなイケメンはいません。舌足らずなしゃべり方をする佐渡のあんちゃんっぽい風貌のおにいさんが、うやうやしくメニューを掲げながらやってきて、「洋食はコンチネンタルとなっております」とメニューの解説を始めた。「和食を頂きたいの」と言うと、「かしこまりました。ジュースは、オレンジ、グレープフルーツ、野菜、トマトとございますが、いかがいたしましょう?メニューにはございませんが、桃のジュースなどもございます」。「だったらメニューに載せなさいよ、もったいぶらずに。。。」と言いたい気持ちを押さえて、桃のジュースを注文しました。紅茶はさすがにポットで出されましたが、有無を言わさず1種類のみ。待つ事9分ほどでお料理がテーブルに運ばれて来ました。デジカメで撮影のために椅子を引いて席を立つと、それが終了するのを待ちかねたように、すばやく可愛いウエイトレスが椅子を押し戻します。席を立つたびにこれをやられるので、恥ずかしいったらありゃしない。

肝腎のお料理はというと、なにこの筑前煮。言っちゃあー悪いけどおー、そこらへんのスーパーの惣菜コーナーの味のレベル。焼き鮭のお味は花の木さんの足下にも及びません。酢の物は「和奏」さんのレベル(決して、和奏さんのレベルが低いという意味ではありません)。漬物に至っては、佐渡の某お料理屋さんで出された沢庵にも及びません。味噌汁にはワカメが入っていましたが、味が濃い。玉子焼きは帝国ホテルのなだまんの方が上。あまりのひどさにお米の産地を聞くのを忘れたほどです。お代は3900円。お料理よりもリュクスな雰囲気を味わうためのお値段のようです。

更に駐車料金がべらぼうに高い!!30分停めただけで、2,100円も取られました。バレットだかパレットだか知んないけど、6000円以上の飲食でなければ割り引かないとのこと。恨ミシュラン風に言うならば、「絶対行ってはいけない有名ホテル」の第一号に指定してもおかしくないホテルでした。


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1 コメント

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Unknown (ネコ6)
2019-09-05 08:46:30
ホントホント。5年ほど前えしたが、結婚式で、2泊して、和朝食を。エッって驚く質素極まりない、お味も、お惣菜レベルで、おそれいりました。。何よりも、量が少ない、品数があまりにも少なすぎて、一膳のご飯が、あまりました。
洋食もほとんど同じレベルです。。
ここの、朝食は価格にみあっていませんね。。
お部屋のルームサービスや、メイドは、かなり優秀な方がいますが、フロントもイマイチだったし、
宿泊料を考えると他ホテルに、かと。

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