カラスのいたずら

年明けから書いていた仕事が、先日一段落し、きのうから別の話しを書き始めた。去年一度書いたけれど、書き切れていないので、もう一度書き直すことにしたものだ。

新しいものにとりかかった初日は、物語世界に入り込むために、精神の集中を必要とする。たいていは、３日ほどすると、コンスタントに書けるようになる。
そんなわけで、午前中、６時頃から集中して仕事をした。午後は、ショートステイに頼んでいた母を介護施設まで迎えにいったり、合い間に娘がかかっている病院に薬をとりにいったり、とぎれとぎれに、忙しい１日であった。

そんなさなか、ベランダを見ると、物干し竿にかかっている針金ハンガーが、２０本ほど、バラバラになって、ベランダに落ちていた。
そんなに風強かったっけと思いながら、拾ってかけておいた。

しばらくして、おそめの昼ご飯を食べていると、カタッ、カタッ、と音がする。
何だろうと、窓からベランダを見て驚いた。
カラスが、物干し竿にとまっていて、針金ハンガーを、一本ずつくわえて、ベランダの床に落としているのだ。すぐ目の前でみるカラスは、すごく大きくて、
「うわー。」と思わず声をあげたら、カラスの方も驚いて、飛んで逃げていった。

私は３階に住んでいるが、大きい鳥といっても、せいぜい、ヒヨドリ、ムクドリが遊びにくるくらいで、カラスなんかが来たのを見るのは、初めてだ。
いたずら？　それとも何か目的があったんだろうか？　
と考えたが、ちゃんと目的があったのだ。何のためにそんなことをしていたのでしょう？

カラスのことを調べていて、面白いホームページを見つけた。
◆「愉快なカラスたちのページ」