紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

歌人「郷隼人」さんのこと

2004-07-15 06:18:06 | 13・本・映画・演劇・音楽など
連句を始めて約10年たつ。連句で、「花」の定座は桜のことなので春。「月」の定座は、他の季語をいれない限り秋の句になる。春、秋は3句続けるというルールがあることから、春、秋の季語をいれなくてはならない句が、1歌仙を巻く中に、だいたい10句ある。
俳句の世界はあまり知らなかったので、連句を始めてから、季語の使い方を覚えようと、日曜日(今は月曜日?)に朝日新聞の「朝日俳壇」を見るようになった。

けれども、私は俳句より、短歌の方が、詠む形式として、ストレートで、自由なところが、なんとはなしに好きなのである。俳句を読みながらも、つい目は「朝日歌壇」の方にいってしまう。
そうしているうちに、短歌の詠み人の中に「郷隼人・(アメリカ)」、という名前を見つけるようになった。歌から察するに、アメリカの刑務所に服役中の人だというのがわかった。

しばらくするうちに、日曜日には真っ先に「郷隼人」の名前を探すようになった。刑務所に自生する草花や、故郷鹿児島への思い、独房で考えたこと、etc・・などが、つづられていて、秀逸だと思った。そういう歌に接するたびに、私は、いつしか、その人はどんな人なんだろう。どんな罪を犯したのだろう。なぜ異郷のアメリカで服役しなくてはならなくなったのだろう。と郷隼人さんのことが気になりだした。

「LONESOME・隼人」

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
季語がわからない (林真蘭)
2004-07-15 22:43:44
俳句に興味がありましたが、季語が難しい。

それに5,7.5の短い文字の中に自分の気持や、感じたことなど凝縮して表すのはよほど訓練しないと。感性があっても、簡単には

読めませんものね。



でも、朝日歌壇は時々目を通しています。知り合いがよく投稿して採用されていましたので。今度私も郷隼人と言う人を探してみます。

返信する
私も季語がわからない (紅蓮)
2004-07-16 06:40:39
連句をする時は、歳時記が手放せない。どうしてこんなのが秋の季語なの? というのがたくさんあって。進歩はないけど、この頃ちょっと俳句のおもしろさも感じるようになりました。
返信する
リンクありがとうございます (早野)
2004-07-23 05:57:32
郷隼人サイトのリンクありがとうございました。ばたばたしておりまして 三輪さまのHPについてゆっくり見せていただいたのは今日が初めて。児童文学は私も好きな分野です。また山のことが書いてありびっくり。実はサブマスターは山のおじさん?です。一度HPのぞいてやってくださいね。三輪様のHP早速窓光にリンクさせていただきますのでよろしく。また寄らせてださい。

http://www.nwgp.com/mt/ ぶらり山旅です。yahooに登録されています。
返信する
ぶらり山旅 (紅蓮)
2004-07-23 07:13:40
今、丹羽さんにもメールをお送りしましたが、ほんとうにすばらしいホームページですね。山の仲間のなかにも、私のBlogを見てくれている人がいるので、「ぶらり山旅」をぜひブックマークに登録させて頂きたいです。それと、Blogでも、紹介させて頂きたいたいです。その際に、できれば郷隼人さんのホームページのサブマスターの方だという風に紹介させて頂きたいです。よろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿