8月末のイチジクジャムに続き、9月はいつものようにブルーベリーのジャムづくりだ。
一昨年から近くにブルーベリー園がオープンした。おかげでブルーベリージャムを手軽に楽しめるようになった。9月に入るとブルーベリーは盛りを過ぎる。まもなく閉園になる。この時期にジャム用のブルーベリーを摘む。きのうは、そろそろかなと自転車で通りかかると摘み取りをしていた。ちょうどいい。わたしも申し込んで摘み取りだ。
1㌔で1000円。1㌔にするか、2㌔にするか。冷凍庫にはこれまで作った各種ジャムがいっぱいある。冷凍庫はジャムばかりでほかの冷凍食品が入らないとかみさんの小言が聞こえてくるようだから、ことしは1㌔にする。
ブルーベリーの生食はわたしには甘すぎる。ジャムにしても砂糖は控えめにするのだがそれでも甘い。ジャムにするには、赤い色の未熟果を1割程度入れろといわれて、その通りにしているのだがそれでも甘い。
ジャムづくりをはじめてからもう四半世紀。当然ながら要領は身についているのだが、どこで火を止めるか、これがなかなかむずかしい。かたすぎず、やわらかすぎず、いい塩梅のとろみを目指すのだが、ブルーベリーの場合はどうしても煮詰めてしまうきらいがある。
そこで、今回は、意識して少しやわらかめに仕上げたい。砂糖も控えめにして作ってみることにした。
材料はブルーベリー、グラニュー糖、レモン一個。砂糖は35%にした。ブルーベリーを火に掛け、水分が出てきたら砂糖とレモンを加えてほんの少し強火で一気に煮詰める。あっというまにできる。作り方はいたって簡単だ。
さて味見だ。まだやわらかいかなと思うところで火を止めたものの、これが微妙な加減なのだが、ほんの少しばかり煮詰めてしまったようだ。もっと前に火を止めときゃよかったと後悔。甘さのほうは、砂糖35%でもわたしには甘く感じる。保存のことを考えるとこれが限度だろうなと思う。今回はレモンをたっぷり入れ、未熟果も多く混ぜた。わずかに酸味を感じるようになった。味はわたしの好みに仕上がった。
これで完成。1㌔のブルーベリーから、250mlの瓶3本のジャムができた。すぐに冷凍庫に入れる。
このブルーべリー園の名称は、「イイダ・ベリーズファーム」。
今年の摘み取りはまもなく終わりになるから、電話して行ったほうがいい。
電話:04-7131-7302
場所:千葉県柏市布施下256