30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

豊作多産で食べきれないピーマン

2012-07-13 | ピーマン

夏だというのにもう秋野菜のタネまきだ。きのうは苗床をつくり、キャベツとブロッコリーのタネをまいた。いずれも秋からの年内どりである。ついこの間まで夏野菜のタネまきやら植えつけに忙しかったのに、季節は巡りて秋冬野菜の準備だ。なんともはやい。そろそろニンジンのタネまきもしなければならないし、8月に入ればハクサイのタネまきになる。

いま畑は夏野菜の盛りだ。毎日毎日収穫に追われている。取り始めは少ないが、盛りになると食べきれないほど多く取れるようになる。ピーマンがそうである。取れ出したころはせいぜい2,3個だが、しだいに増えていく。盛りになるともてあますほど鈴なりに実をつける。

ピーマンは2株あれば十分だ。いつもそう思っている。それができない。今年こそはそうしようと思っていた。しかしやはり4株植えつけてしまった。2株でいいとわかっていても、やはりこれじゃ少ないよな、とついこれまでどおり4株を植えつけてしまった。

ピーマンは嫌いではない。苦手な人もいる。嫌いなものは作らないからいま畑にある野菜はすべて好きなものばかりである。それじゃ嫌いな野菜はあるのかといえば、そういえば嫌いな野菜はないことに気づく。みんな好きだ。子どものころあんなに偏食だったのに、長く生きているうちに好き嫌いがなくなった。

野菜ではネギ類がだめだった。タマネギも長ネギも食えなかった。子どもならだれもが好きだというカレーライスが食えなかった。タマネギがあるからだ。うどんに長ネギが入っているとこれだけ取り出すしまつだ。それがいまやタマネギも長ネギも、なくてはならない野菜になっている。これでもかと大量に作っているのだから、あの偏食はなんだったのかと不思議に思う。

ピーマンはいつも豊作だ。不作の年を知らない。この夏もふっくらと青く輝く立派な実をつけている。ピーマンの盛りはこれからだ。日差しが強くなればなるほど元気になる。そんなに元気に多くの実をつけなくてもいいのにと思うこともある。


         


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