30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

寒さなんかにへこたれない春キャベツ

2012-01-19 | キャベツ

晩酌をおえて、食卓の皿にざっと目をやると、ひとつの皿が気になった。この皿のおかずはなんだっけなと、ほかのおかずはすべてわかっているのだが、ひとつの皿のおかずが思い出せない。その皿をじっと見つめて懸命に思い出そうとした。もの忘れは年々ひどくなるばかりだが、いまちょっと前に食べたおかずがわからなくなっている。さすがにヤバいと思った。必死になって思い出そうとした。どうしても出てこない。あきらめて風呂に入っていると、ふと思い出した。さすがにほっとした。毎日が老いとの根比べになってきた。

冬を越している野菜たち―エンドウ、ソラマメ、タマネギに続いて今回はキャベツだ。

このキャベツは春キャベツになる。5月に収穫できる。タネまきは昨年の10月下旬に行った。品種は金系201号。この品種を気に入っている。キャベツの味は品種で異なるから、3,4種を作ってみて、うまいと気に入ったものを作る。家庭菜園ではそれができる。

キャベツは春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツを作っている。好きなのは春キャベツだ。いま収穫しているのが冬キャベツになる。春キャベツは、巻きがゆるやかで、まるでレタスのようだ。やわらかく、色合いも若緑で春らしいところがいい。

いまのキャベツは防寒していない。野ざらしである。虫除けのためキャベツは年中寒冷紗の中で育てているが、いまはその心配もないので取り除いている。それでもへこたれない。寒さによる被害はみられない。元気である。この寒さの中でも成長しているようにも見える。その姿に感心して、私もさあ、北風に向かって背筋を伸ばしウオーキングだ。


       


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