30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

凍えそうなエンドウ

2012-01-15 | キヌサヤ

ウオーキングがほぼ日課になっている。いまの時期は、3時半から4時の間に家を出る。1時間30分ほど歩くから家に戻るときは真っ暗だ。きのうことだ。ふと「あっ、日脚が伸びてきたんだ」と気がついた。日一日とちょっぴりでも日がのびることを感じるのはいいもんだ。心の隅っこに小さな明かりがともる。

厳寒期を迎えて野菜たちも凍えている。なかでもエンドウがいちばん寒さで縮こまっている。いまにも枯れそうだ。さて困った。越冬するには大きく育ってしまって、20㌢以上ある。大きくなると冷害に遭う。

越冬するには10㌢前後に育ったものがいい。そのことは十分わかっているのだが、これがむずかしい。タネはいつもの年と同じく10月下旬にまいた。11月は温かい日が続いた。おかげでエンドウは大きくなった。大きくなるのはうれしいのだが、越冬するには伸び過ぎだ。生育がいいのは喜ばしいのだが、エンドウの場合は困る。

エンドウの越冬には寒冷紗をかぶせている。それでも毎年何株かは寒さで枯れてしまう。今年は12月末に見回ると寒冷紗をかぶせてやっていても、やっぱり寒さにやられていた。どうしたらいいのか。そこで寒冷紗をもう一枚かぶせて二重にした。これでなんとか冬を越してほしい。

エンドウの葉は春になるとそれはそれはみずみずしい若草色になる。その姿を見ているだけに、寒さで傷んでいるのがなんとも痛々しい。


     


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