30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

奈良倉山からオオマテイ山=速報その2

2007-11-19 | 登山
奈良倉山の名前を知ったのは、今年の4月に坪山北都留三山を歩いたときだ。それまではまったく知らなかった。地 図で確認すると、その位置は奥多摩と大菩薩連嶺のちょうどその接点にあり、今回の登山口の鶴峠を挟んで三頭山と対峙している。このコースはきのう報告した ように落葉樹の林の中を歩く。高低差がないのでのんびり歩くにはうってつけのコースだ。

今回の登山でメモしておきたいこと。
1、鶴寝山で昼食をとっていると5人のグループが通っていく。登山者とは異なり、場違いな格好をしている。ヘルメットをかぶっている人もいれば、大きな手 提げカバンを持っている人もいる。測量関係者かなと思った。私はちょうど食事を終わったところなので、たまたまその後ろについて歩くことになった。頂上から すぐ下のところで立ち止った。登山道の脇にブナの巨木があった。このブナを見上げてなにやら話し込んでいる。「こんなところに、こんな巨木が」と思えるほ ど立派なブナだ。その肌を触ってはなにやら考え込んでいる。尋ねたところ「このブナを保存することに決まった。根を踏まれて傷まないようにここに木道を敷 く」のだという。樹齢が約250年だということも丁寧に教えてくれた。ヘルメットを何気なく見たら、そこには「埼玉県・・樹医・・なんとか」と書いてあ る。ああ、そうか。この人は樹医さんなのかと分かった。これで状況をつかめた。すでにブナの近くには木道設置の材木が積み上げてあった。このコースは、この山には分不相 応かなと思えるほどのブナやミズナラの巨木を楽しめる。





2、日帰り温泉・小菅の湯。下山口にこの湯があり、ここからバスが出る。最終の上野原駅行きが16時30分。下山したのが15時30分だからバス出発まで に一時間ほどある。温泉は大好きである。鄙びた山の湯にこだわるだけに、芋の子を洗うような日帰りの温泉施設は敬遠する。どうしようか迷った。暮れて寒く なった。やはり温まって帰ることにしよう。温泉となると私は長湯である。一時間があっという間に過ぎた。汗をふきふきバスに乗り込んだ。この湯は肌がるつ るつるする。規模も小さくサービスもよい。思った以上によかったのである。願わくばもう少しゆっくりしたかった。





3、新しい登山靴をおろすことにした。いつおろ そうかと思いながらも、つい履き慣れた靴ばかりを選んでしまう。そうかといって、いつまでも押入れに入れておくにはもったいない。そろそろろ足慣らしをし ておくか。今回のースはこの靴が足に合わなくても大事に至らないコースだ。それでも少しばかり不安だった。最初から足にぴったりの登山靴に出合えるとは思 えない。履いていくうちに靴と足が折り合いを付けるのだが、この日はマメができることもなく、皮膚がこすれて痛い思いすることもなかった。快適だった。詳しく は次のページを。

スカルパ シャルモGTX



4、今回の登山が、この秋の名残の紅葉になるのか。なんども立ち止って存分に紅葉をあじわった。那須岳から始めたこの秋の紅葉登山。これが四山目になった。いずれもいい思いをした秋の紅葉登山だった。「今年は思いのほか楽しめたな」と満足している。














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