ピダハン族

外出しやすい状況になって真っ先に出かけたのが眼鏡店でした。老眼鏡の新調は実に９年ぶり、検眼、計測装置が格段に進歩していることに驚きますが、それよりも担当してくれた女性販売員の過不足のない気持ちの良い応対は、そのような接客は想像していなかっただけに嬉しい驚きでした。老眼鏡を注文するのに、こんなハートウォーミングは予想していなかったですからね。

思いがけない出来事があると、どうしてこういうことが起こったのか？と、つい考えたくなるのはいつものことで私の癖というか習慣になっています。その日は幸福感の検証ですから終始晴れやかに出来事の前後の心境、心の流れをあれこれ思い巡らしますが、思い当たる節が一つありました。

その日は朝からアマゾン川流域のピダハン族に思いを馳せていたこと。今この地球上に、そのような心の世界を生きている人がいるとは！と驚きつつ、その日は朝からなんだか愉快、晴れやかな気持ちで地球の反対側に生息するピダハンの人々のことを想っていたのを思い出しました。

類は類を呼ぶ。こころの内側と外側と、いろいろな要素が、ひょっとして時空を超えて（と表現してもいいような）様々な要素が集まって、そのような事象が、幸運が起こってくるのではないかと。そんな共時性的な解釈がわたしは好きなんですね。

ピダハンの人々は「心配することがない」そうです。心配？それって何？意味わからない、、、ピダハン族ってすごい！私たちの対極の意識を生きている、そのような人々の存在があって地球は生きながらえているのではないかしらと、朝からそんな感慨に浸っていたのでした。

ピダハン族に思いを致すと幸運がやってくる、、これは個人的な感想にしても、こころを晴れやかにしている方が福が来る、幸運が来やすい。これは本当ですね。
(2021/10/12)

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2021/10/12

毎朝、裸足で庭に出るのが習慣になりました。小雨程度なら平気で出てしまうので、このひと月半で休んだのは二日あったかどうか。。。

草引きに体操、作物コーナーの小さな収穫など、時間にすればほんの十数分ですが、最後はヨガの木のポーズで庭のひとときを終了するのが決まりです。

五感と体感、心身が気持ちがよいので続いています。

今朝は小雨でした。暑くもなく寒くもなくちょうどよい気候が続いていますが、さて気温が下がるとどんな感じでしょう。土はどのような感触になるのか。裸足の日課は冬至ぐらいまで続けられるでしょうか？初めてのことなので、まったく予想がつきません。

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一日の終わりに

ストレス曲線から幸福曲線へ、暗い感情の世界から明るい感情の世界へ移行させるための方便に「今日一日の、よかったことを挙げてみよう、数えてみよう！」的なことを、ときどき耳にします。「感謝できることを数えてみよう」というのもあったでしょうか。

わたしは長い間、どうも違うような気がして、この言い様が安易に使われすぎている気もして好きになれませんでした。相手によっては、かえって抑圧を深めることになりはしないか？たとえば「よかったこと」を数え上げたところで、「こんなによいことがあるにも関わらず、落ち込んでいる私はダメだ」と自己否定を強めてしまう場合だってありそうだと。。。でもタイミングを間違えなければ、あなたとわたしの状況を吟味して適切に使われるのであれば、やはり効果的な助言なのだと最近は思うようになりました。

その場合でも、よかったことを考えるのではなくて、嬉しかったことを思い出してみると表現するのが適切と感じます。そこに感情が、喜びや嬉しいといった感情が参加していなければ意味がないし感情の意識化が成ってイキイキとした知覚がでてくる、これが何より大事だと思うからなのです。

私自身、嬉しいことを数え上げることの効果を実感したこと。考え方が変化したのは、実はこれが一番大きかったのですが、シンプルに嬉しかったこと、感動したことをサラッと思い出す。思い出してニタニタする、一日の終わりに嬉しかったことを思い出して眠りにつく。。。美味しかったなあ、、とか。なかなかよいですよ。
（2021/10/9）
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