こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

憧れを意識する

2008年12月30日 | 意識と知覚
個人の考え方や価値観は育った環境や時代の影響をうけて形づくられますが、私の場合かなり小さな頃から、欧州への憧れは強いものがありました。何しろ、まま事遊びではエリザベスを名乗り、友達をメアリーにして悦に入っていたくらいです。

小学生の頃の冬のお楽しみ会では、班ごとに余興を発表することになって、私の班は“ジェスチャーから国名を当てさせる”というのをやりました。このアイディア自体テレビの影響を感じさせますが、私が演りたくてたまらなかったのがトレビの泉の一こま。後ろ向きになってコインを投げるやいなや、元気よく “イタリア~!”と正解が返ってきました。当時の小学生がいかにテレビを見ていたかが分ります。

今年の夏の終りに、降って湧いたように実現したイタリア旅行は、アグリツーリズムの旅でした。夕べNHKテレビで、訪れたトスカーナ地方を自転車で縦断、ローマを目指す旅番組を観ましたが、番組の最後にチラッと映し出されたトレビの泉を見て、“やはりローマは一度は訪れてみたいもの”と思いました。できれば遠景を眺めただけのフィレンツェも。テレビをみて憧れをかきたてられるところは、子供の頃とちっとも変わってないみたいです。

遠くの見知らぬ国々に憧れをいだいていた子供時代と、今再びローマに思いを馳せている私と・・・新しき年に向けて、夢に向うエネルギーを意識して知覚してみるのは、とても有意義なことだと思います。

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黒い革シャツ

2008年12月28日 | 和解と平和
クリーニングと染め直しを頼んで、今日仕上がってきた革のシャツは、20年以上前に、親友の絵が初めて売れた時に買ったもの。当時、欲しいものを尋ねられ、私は直に新生活のお正月用の漆器が浮かんだのですが、何か身につけるものをという親友の意向を汲んで、アニエスBの黒の革シャツとスカートを選んだのでした。

乾燥している信州から九州に来て初めて“日本の湿度とは、こういうことをいうのか、、、”と知ったわけですが、シャツはたちまちカビだらけになりました。拭いて消毒しても捗々しくないので、戸外の作業用にする前に一応クリーニング店に相談してみたところ、染め直しを助言されました。

これには何年も遠ざかっていた黒色を、また着てみたくなった心境の変化もありました。生成りと白の時代から再び黒色へ・・・理由は定かではありませんが、なんとなく“内面の強さへの希求”は関係しているような気はします。

染め直しの仕上がりは上々で、6,7年も使い物にならなかったシャツが生まれ変わり戻ってきました。

20年前は、私の漆器の必要を解さなかった親友も、今なら喜々として選ぶだろうと思うと可笑しいし、染め直しに大枚はたくくらいなら、ワインが何本買えただろうと言い出しそうな気もします。

事あるごとにモメタリ言い争ったりしながらも年月を経て、共有するに至った価値観の数々。すべては必要なことだった、揉めたからこそ今があると思える幸い。時は愛ですね…とおっしゃった方がいましたが、ホントウ、時はありがたいものだと思います。

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しっぱいは成長のもと!

2008年12月26日 | 愛とゆるし
“失敗のあとの態度で器の大きさが測られる”…今の私に必要な標語のようなものですが、失敗と感じているかどうかは私自身の問題なので、この標語に他者は関係してきません。

失敗の大きさや内容によって、私のとる行動はいろいろですが、後悔の念に苛まれたあと、“なかったことにして忘れる”というのは、脆い器のときにありがちな態度のような気がします。もちろん、いちばん大事なのは生き延びることなので、忘れてしまうことが最善のときもありますが、忘れてばかりで済ませていると強固な器は望めない・・・。

どうせ失敗したなら自分を責める-自虐的になるのでなく、出来事を見つめなおして吟味して、同じ失敗は繰り返さないぞという心意気がほしいもの。こんなことを書いているのも、せっかくのクリスマスを晴れやかに過せなかったことの後悔の気持ちからですが、感情との付き合い方、自他への誠実さ、意志の問題、これまでのこころの在りようのすべが招いた結果だった。これを認めると、すっきりします。

失敗したときの態度として多分一番大事なのは、人の思惑は圏外にしてしまうことで、自問自答して、こころを見据える勇気があるときに、失敗は成長のもとになるのではないでしょうか。

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寝る前の家

2008年12月24日 | 愛とゆるし
朝はふしぎです。少し重たい気持ちで眠りについても、目覚めた途端、心の暗雲は一掃されているふしぎ。眠っている間に努力しなくても、心が調整される働きとは、なんとありがたいことかと、いつも思います。

朝とは対照的に夜は、平安感のうちに眠りにつくためには、大抵、私の意志が必要で、これがなかなか難しい。けれど夜を、平安感と感謝のうちに眠りにつくことができたなら、朝はもっと素晴らしくなるのだろうな。夜の努力がなければ、なんだか朝に申し訳ないような気がしてきました。

今の私は小さな怒りの中にいます。知り合いの“利に敏い”一面に触れたためです。利は必要ではありますが、心よりも利に価値の度合いが大きいことを再確認して、がっかりしました。そして怒りの矛先が、だんだん見極められなかった自分に向いてきているのが分ります。

寝る前の家とは昔、朝を気持ちよく迎えるための家事の心得として教わった言葉ですが、家をこころに置き換えて、“寝る前のこころ”を目指すのがよいかもしれません。爽やかな朝を迎えるために、眠りにつく時刻までに、なんとか自分に対する友好感を取り戻したいもの。こうやって言葉に綴っていること自体、その道筋の徴になりますように。。。

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ため息をつくとき・・・

2008年12月22日 | 無意識の世界
昔は、しょっちゅうため息をついていたようです。ようですとは人ごとみたいですが、実際、自分ではまったく気付かなくて、“また、ため息ついて、、、”と言われてはじめて気付くのです。聞かされる方はたまったものではないから、本当に、はた迷惑なことでした。

その後こころの世界を学び始めた頃、思わぬところで、ため息がでて慌てたことがあります。ミチキン(5/15のブログの、あのミチキンです)が旅の途中、我が家で一泊したときのことです。南九州に住む恋人の両親に初めて会いに行くというミチキンは、少し緊張気味で昔のように飲みすぎてハメをはずす心配はなかったのです。それなのに、祝宴の気分で楽しく飲んで、旧交をあたためた翌朝、別れの挨拶を交わした途端に、“はぁー、、、”と、でてしまったのですね。気疲れのため息…その意味は全員わかっているので、苦笑いして顔を見合わせますが、ちょっときまりがわるい思いをしました。

こころの世界を理解するにつれて、ため息の回数は減りました。まったく自覚がなかったところから、時々ため息をついている自分に気がつくようになって、今は、ため息をつくとしても、一人でひっそりつくことの方が多いはず。

湧いてくる感情にすべて意味があるように、ため息にも意味があります。感動のため息は別として、ため息は“不安感に気付いていますか?” “気疲れしているようですよ”と知らせてくれる、大事なシグナルではないかと思っています。

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素直なこころ

2008年12月20日 | 五感と体感
一日の中で、たとえ数分でも呼吸に意識を向けるようになると、ちょっとした変化が生まれます。意識しない頃に比べて、不安感に気付きやすくなったと思うのですが、呼吸することで安定感を体得し、それだけ体感としての不安に敏感になったせいかもしれません。

現実を上手く受止められなくなるときに人は悩み出し、不安感におおわれますが、“現実を受け止められなくなっている”という事実を、以前より素直に受け止められるようになった。不安感に対して“開かれる感じ”が生まれてきたというか、おもしろいものですが、そんなふうに感じます。

そして呼吸に意識を向けることで、悩みに対する確かな道しるべまでも得られるのですね。以前に比べて、“迷う時間が減った”とも感じます。

今日はこれからフルーツケーキを焼きます。急遽決まった明後日の訪問、友人へのお土産ですが、訪問のTPOと材料と時間など条件を考えて、直ぐに判断をくだす。こんな単純なことですが、変化している自分を感じます。

一言でいってしまえば、呼吸に意識を向けるようになってから “こころに素直に動けるようになっている”、これは確かなようです。

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幸いの根

2008年12月18日 | 意識と知覚
“幸いの根”・・・目覚めと同時にこの言葉が浮びました。(たしか羽仁もと子さんの言葉だと思いますが)今、気になっていることにピッタリするので、そのまま使ってみます。

日々起る出来事や湧いてくる感情には“成長の芽”が隠されている。それを上手に成長させるか、枯らせてしまうかは、出来事や感情の意味をどのように受け取るかにかかっているということ。

こころは自由ですから、日々の出来事をいかようにも受け取りますが、“思い込み”という不自由な衣を付ける事もしばしばなので、こころだけではこころもとない。そこで大事になってくるのが五感や体感、身体感覚の要素だと思うのです。

身体感覚を意識するのに、いちばん基本にしてシンプルなことは“呼吸を意識すること(呼吸法)”、これにたどり着きました。これなら一人でもできます。そして生きている人なら、だれでもできます。身体感覚を研ぎ澄ますことは、悔いのない人生の力強い“幸いの根”を育てること。日々の出来事や感情に隠れている、成長の芽を上手く育てるためにも、丈夫な根を張らせたいと願います。

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おいしいな~の、しあわせ!

2008年12月16日 | 五感と体感
師走も半ばを過ぎると、日常の家事に加えて、年末行事の予定がチラチラ頭を巡り始めます。心積もりして日々を送っていても、なんとなく焦りがでてくる頃ですが、今朝目覚めて、これはいけないと思いました。どんなに疲れてバタンキュウで眠ってしまうときでも、翌朝のお味噌汁の準備だけは忘れたことがないのに、夕べはすっかり忘れていました。

準備といってもイリコを水に浸けておく、それだけのことですが、これをしないと朝の美味しいお味噌汁は望めません。火にかける前にイリコを取り出してしまうのが旨味のコツ。そういえば、朝ご飯で頂くお味噌汁を一口すって、“ああ、おいしいィ…”の一言が、この一週間ぐらい、なかったことにも気付きます。その上、とうとう翌朝の準備まで忘れてしまうとは、ストレス曲線の注意信号なのだと思いました。

以前、環境が激変してもストレスに押しつぶされることなく、心のバランスを上手にとっている方が、ミルクティを味わうときの幸せを、しみじみと語ってくれたことを思いだしますが、“おいしいなあ”と感じられることは、健康感の大事なスケールといえるでしょう。

朝一番の幸せ。香り高いコーヒーでも、ミルクティでも、お味噌汁でも、人それぞれの “おいしいなあ”・・・
小さな、しみじみとした幸せ。大事にしたいものです。

     *ストレス曲線:テキスト57ページを参照
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サンタクロース

2008年12月13日 | 第9章:愛
教会からクリスマスのミサの案内が届きました。几帳面に打ち込まれた小さな文字を読みながら、なんとも幸せ~な気持ちになります。冒頭の“親愛なる ○○様”の文字が目に飛び込んできて、もうそれだけでニッコリ。“信徒の皆様”だってそれまでのところを個別に呼びかけられるだけで、暖かなものが伝わってきます。

ミサとパーティのお知らせの後に、“現在の○○教会には、神父は いつも居ますので どんな時間でも 歓迎されますので お出掛け下さい”とあります。

さて我が家のクリスマスの飾り付け、今年は棚に小さなサンタクロースが5人並びました。プレゼント配りに世界中を奔走するサンタクロース。“人々が感じる愛”を真に理解して使命を生き抜くF神父の姿は、ユーモアのセンスも相まって、私のサンタクロースのイメージになんとなく重なります。大人になって、すっかり忘れていたサンタやツリーを飾る単純な喜び・・・今年はいつになく子供心で楽しみました。

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おもしろいのは、人間

2008年12月10日 | 愛とゆるし
人は長く付き合ってみると、短期間では知りえない“関係の面白み”がでてくるように思います。常に変わらぬ親密さと安定感ある関係はもちろん貴重ですが、折々の情況で、接近したり距離を置くことを繰り返しながらも、細々と繋げて来た関係というのもいいものです。

長い付き合いの友人や知人の意外な一面を知り、感心することもあれば、時には失望させられることも。お互い様ですが、そうやって小さな刺激をくぐり抜けながら努力してきた関係ほど、時の経過と共に面白みを増してくるような気がします。意思の疎通が図れず、苦い体験をくぐり抜けてきた関係が、何時しか、深く味わいある関係に変貌していたということもあります。

時の流れの中で人は変化していきます。だから“内的成長”の可能性を信じて、あきらめたくありません。これ以上は付き合いきれない!と耐えがたくなったときでも、遠のいて遠のいて限りなく遠ざかったとしても、ギリギリのところで切ってしまわない。こころの持ち方の問題ですが、“可能性が息づく余地”だけは残しておきたいものです。

“人間はおもしろいなあ”としみじみ思えたら、今生の人間業(?)は成功していると思うのですが、どうでしょう。。。

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