こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

感情を呟く・一冊の絵本から

2019年07月24日 | 自己実現
ヨシタケシンスケという絵本作家を、テレビで偶然知りました。
へーっこんな絵本があるんだと、画面に引き込まれました。
番組で取り上げられていた一冊は、
誰かを嫌いという感情に苦慮している子どもが
ユーモラスに描かれていて、最終的に、
嫌っている自分も嫌い、、というフレーズが出てきたときには、
クスっ、、わかるわかると笑ってしまいました。

子供だけでなく大人もヨシタケさんの絵本に魅かれている人は多く、
支持している人々の声が画面に映し出されますが、
平素、世間が(多勢が)支持しているものに「?」を感ずることが
少なくない私としては人々と共感できるとはなんと嬉しく愉快なことかと、
肯定感を共有するヨロコビを久しぶりに味わった気がしたものです。

「ものごころついてから、何もなくても悲しくなってしまうような子供だった・・・
そういう自分をもりたてたい・・・ネガティヴな感情を楽しさに変える・・・
世の中は考え方一つで捨てたもんじゃない・・・
何が自分を幸せにしてくれるのかを丁寧にさがす・・・」

ヨシタケさんが語っていたことを思わず走り書きしていましたが、
健やかな感情生活に対する示唆が含まれた味わいある言葉は、
フレーズの一つ一つから想像を拡げて、
生き甲斐の心理学に照らしながら語り合うことも可能でしょう。

正直な感情を意識できること。自分の好き・嫌いを、自分の本音を、
正直な感情を否定せず、捻じ曲げることなく(自分自身に)呟ける心。。。
これが私の生き甲斐の心理学の学びの出発点であり同時に終着点かと、
ふと、そんなことが浮かんでいます。

学び始めの頃に比べて多少なりとも心の自由を生きられるようになったとすれば、
自分なりの感情の取り扱いのコツを掴んだから。これに尽きる気がします。

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