Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

みんなでポストプレー?(7/31浦和対大宮)

2010-07-31 21:49:38 | 浦和レッズ
浦和は、暑さの中でじっくり攻める手もあったのですが、前半早々の失点でそうも言っていられなくなりました。本来なら入りそうもない、遠い距離のFKですが、スピラノビッチが坪内に競り負けてしまい、ラファエルについていた阿部勇樹が対応し切れませんでした。この失点はスピラノビッチの責任と言えます。

しかし、浦和もサヌが前節の好調を維持していて、自陣からのロングドリブルで見せ場を作り埼スタを沸かせるなど、同点ゴールは十分可能に思えました。そんなゲームが変わったのは前半40分の大宮DF村上の退場です。これはイエローかなと思ったプレーだったので、一発退場は厳しいように思えましたが、大宮は自らの不安材料を考慮しながら、段階的に選手交代をすることで対処しました。

まず、村上のいた左SBには、本来MFの鈴木規郎を回します。ここが第一の不安材料で、少し前にFWからコンバートした右SB渡部のところも不安材料です。そして、ラファエルもうまいけれども運動量はそれほど多くないという弱点を抱えています。ただ、浦和に追いつかれてしまったら攻撃的布陣に戻せないという理由で、大宮の鈴木監督は「何分までもてば誰を投入する」というゲームプランを明確にしていました。

15分に市川を下げてCBマトを入れ、20分に鈴木規郎に代えて右SB杉山を入れる交代は、まさに浦和が攻めあぐんだことを象徴する交代で、これなら逃げ切れるという手応えを鈴木監督は感じたでしょう。最後はラファエルに替えて石原を入れてロングボールを追わせる手で、ハーフコートマッチだった後半戦で少しでも時間を使おうとしてきました。

ただ、10人でも点が取れそうな気がしたG大阪とは違って、大宮の10人はべた引きが手一杯でしたから、「このやり方では絶対に守り切れない」と後半の開始時点では思っていました。それが成功して0-1で大宮勝利に終わった理由は、浦和の選手の意識にあると思います。

相手の攻めをほぼ断ち切り、ハーフコートマッチにできる能力があるのだから、浦和の選手たちが劣っているわけではありません。むしろ優れているくらいですが、浦和の選手たちはポストプレーやパス回し、クロスなどは喜んでやるものの、最後のシュートに持ち込むプレーを誰もやりたがらないという意識の問題ではと思いました。誰か一人、思い切りシュートを連発していればと、最後のフィニッシュのところに決定打がないことを残念に思います。
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大宮戦プレビュー

2010-07-30 22:24:23 | 浦和レッズ
週2試合のペースだと、毎日浦和のことを書くようなペースになりますが、明日は早くも大宮とのダービー戦です。大宮は浦和戦が遠かったり、チケットが取れなかったりしたときはよくNack5スタジアムに遊びに行っており、一番知っている他チームです。

大宮のキーマンは間違いなくFWのラファエルです。ブラジルでは全国選手権2部にも入っていなかった無名チームの出身ながら、組織力を重んじるJリーグには非常に向いているFWです。

初めてラファエルを見たときは、その足元の技術の高さに驚きました。ポストプレーは正確ですし、ファーサイドで待って頭で折り返すプレーも得意です。ただ、あまり自己主張を表に出すFWではないらしく、自分自身のゴールはそんなに多くないというFWです。

このラファエルがフル稼動していれば、大宮は今の17位という位置にはいなかったでしょう。しかし、ラファエルの活躍で快勝した開幕戦のC大阪戦でラファエルは肉離れの重傷を負ってしまい、チームは低迷して張外龍監督は解任されて、昨年まで新潟を指揮していた鈴木監督が就任しています。

鈴木監督のサッカーも4-4-2で、それほど見た目で大きくわかる変化はありませんが、ボランチに青木が起用されるようになったのは一つの変化で、積極的に仕掛けてボールを取りに行く、FC東京の米本タイプのボランチです。浦和はもし柏木をボランチで使うと、青木に徹底的に狙われる可能性があります。

あとは大宮の新戦力、鈴木規郎のセットプレーも武器になっています。直線的に速いボールを蹴れるタイプで、FC東京時代は「ノリカル」の愛称も持っていました。大宮はラファエルがファウルでよく潰されるので、そこからのFKには要注意です。

大宮の最終ラインは深谷が復帰かもという情報もありますが、マトはカードコレクターなので早い時間にイエローを一枚出させれば思い切ったプレーができなくなり、優位に試合を運ぶことができそうです。それでも、昨年は0-3で負けている相手ですから、格下意識は持っていないと思います。俊足FW石原を走らせるカウンターも武器で、暑さを考慮して引いたサッカーをする可能性もあると思います。
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つかんだもの(7/28京都対浦和)

2010-07-29 22:15:19 | 浦和レッズ
これまでの浦和は速く攻めることばかり考えていて、相手が引いていてチャンスが少なそうなときでも無理攻めして、結果的に相手より先に足が止まってやられるという、日本の暑さを考えないサッカーをしていました。

しかし、昨日の京都戦は不器用で危なっかしい形ながらも、相手が出てこないときは休むサッカーをしていました。相手が出てこないなら、坪井とスピラノビッチのCB2枚で回して、詰めてきたら山岸に返す手で、無理攻めを避けました。

京都も広島の成功を見ていますから、引き気味に戦って隙あれば1-0で勝つゲームプランだったでしょう。浦和は京都が出てこないことで、ゆっくりと時間を使う、本来夏場ならばやらなければならない策をようやく披露しました。それでも、前半を0-0で折り返したのは京都のゲームプラン通りで、ワンチャンスで1点取ればあとは引いて守り切るという頭はあったと思います。

それを打ち破ったのは、意外な選手でした。当ブログでは「DFではない」と酷評していたサヌでした。確かに戻りの遅さが目に付くシーンはありましたが、京都のDFが寄せてこないのを見たサヌは思い切りミドルを放ち、見事先制点になりました。つまり、先に足が止まったのは京都の方だったわけです。

その後の京都は無残としか言いようがない出来でした。本来なら通らないのを覚悟で蹴っている山岸のロングキックをエジミウソンがキープし、普段とは逆にエジミウソン→ポンテラインで追加点に結びつけました。これが通るのも京都の動きが落ちているからともいえます。

特にひどかったのは3点目で、水本がヘディングを空振りして、フォローに入ったGK平井までパントキックを空振りしています。2重のミスは采配などではどうすることもできないもので、京都のロッカールームはお通夜状態だったでしょう。最後はサヌに代わって入った宇賀神にまでゴールが生まれ、試合は4-0と浦和の圧勝に終わりました。

相手が良くなかったのは確かですが、今の浦和に必要なものは勝利でしたから、サヌの思い切りがいっぺんにチームの閉塞状態を打破したことは評価したいです。その勢いで、次の大宮戦も思い切り攻めて、時には休んでしっかり逃げ切って欲しいものです。
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南アフリカW杯を振り返る

2010-07-28 18:28:13 | ワールドサッカー
今日は浦和の京都戦ですが、平日夜の試合の即日更新は例によって勘弁していただきます。代わりに穴埋めネタで失礼します。

今の夏場の時期は、全試合がナイトゲームの開催なので1日1試合しか見られず、結構サッカーネタは砂漠の時期です。そういえばW杯の総括をしていなかったなと気がついたので、ちょっと古いネタですが書かせていただきます。

南アフリカW杯のMVPはウルグアイ代表FWのフォルランでした。得点王が同数(5点)に4人が並んだため、豪快なゴールが目立ったフォルランを選んだのでしょう。この選考自体は妥当だと思いますが、大会前にスター候補だった選手の不振も目についた大会でした。

今大会はMFのスターのカカ(ブラジル)、C・ロナウド(ポルトガル)、FWですがメッシ(アルゼンチン)が3大注目選手でした。中盤から華麗なドリブルで駆け上がり、点まで取ってしまうスターが注目されていました。

しかし、カカとメッシはノーゴール、C・ロナウドも7-0と圧勝した朝鮮民主主義人民共和国戦での1点だけと本領を発揮したとはいい難いです。W杯のMVPを当てるのは、優勝国を当てるより難しいですが、4位のチームからMVPが出たのは史上初なので、余計当てた方は少ないでしょう。

大会全体を見ると、4強に残ったウルグアイを筆頭に堅い守備を誇るチームが健闘しましたが、決勝戦になると毎回それなりに攻撃力のあるチームが出てくるところは不思議です。華麗な攻撃サッカーのはずのスペインが決勝トーナメントの全試合1-0だったのは意外でしたが、スペイン対オランダというカードは決勝にふさわしいと思います。

あと、裏方の話ですが、日本の西村主審が最も難しいカードの準々決勝のオランダ対ブラジル戦で笛を吹いたのは日本サッカー界としては快挙です。毅然としてブラジルのフェリペ・メロに一発退場を宣告したのは正しい判定でした。

西村主審は決勝でも第四の審判としてベンチ入りして、日本の審判の評価は上がっていると実感しました。以前、家本主審がウェンブリースタジアムのイングランド対メキシコの笛を吹くと聞いたときは「世界に恥をさらして来ないか」と心配でしたが、もうそんな心配はしなくてもいいかもしれません。
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広島戦マニアック分析

2010-07-27 18:50:20 | 浦和レッズ
広島戦は、本当に各選手が得意なポジションで出たのか疑問の残る試合でした。前回「山田直輝と柏木の共存は楽しみ」と書いていましたが、この試合は柏木が右サイドハーフに置かれ、持ち味を出せませんでした。

広島時代、「走れるファンタジスタ」と呼ばれていた柏木はスペースに食らいつくタイプで、この日の広島のベタ引き布陣は柏木の良さを消す意味もあったでしょう。それだけ古巣と当たるのは難しいということなのでしょう。

こういう展開だと、ポンテからエジミウソンのラインがつながるような、論理を超えることがないと点を取るのは難しく、ポンテを外したフィンケ監督は広島が攻めてくると予想した可能性があります。

守備はスピラノビッチの足の遅さは目につきました。坪井なら何とか佐藤寿人との競争にも勝てていましたが、スピラノビッチだと非常に不安です。なぜ相手がスピード型の広島戦で使ったかはわからないです。

この試合は暑さの中の試合になったので、スタメンで出ていた選手と途中出場の選手では走りが明らかに違いました。そのため、試合の終盤、平川がへばっているのに気づいた堀之内は代わりに右サイドをオーバーラップしていました。

この選手交代が的確だったのが広島のペトロビッチ監督です。まだ同点の場面でしたが、運動量の多い横竹をボランチの位置に入れた交代は見事でした。これで浦和の中央の攻めは寸断され、槙野のゴールに間接的につながります。

また、浦和も自滅的な要素もあり、失点の場面では左SBのサヌが戻っていません。前に行く攻撃力と左右両足で蹴れるキックの精度は評価していますが、苦しいときにMF気味のポジションに残ってしまうのは「DFではない」という評価をせざるを得ません。

フィンケ監督はフライブルク時代のサヌを自ら右SBにコンバートした過去があるので、日本でも大丈夫と思っていたかもしれませんが、ファウルしないで守る技術などは明らかに足りません。使うつもりがあるならサイドハーフでしょう。
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京都戦プレビュー

2010-07-26 18:36:08 | 浦和レッズ
今週はJリーグは強行日程で、土曜にリーグ戦を戦ったばかりの浦和は水曜にアウェイの京都戦があります。京都は現在最下位と低迷しており、浦和としてはアウェイ戦とはいえ確実に勝ち点3を取っておきたい相手です。

ただ、今の浦和のチーム状態はかなり悪いです。広島戦で暑さの中、無闇に走らされて体力を消耗して、足が止まったところをやられる失点には策略の無さを感じざるを得ません。特に左SBを争うサヌと宇賀神が攻撃型の同タイプなのは浦和としては困ったところで、どうして守備的なタイプを補強して置かなかったんだとフロントへの不満が出てきてしまいます。

また、スピラノビッチの途中交代はスタンドから見ると謎でしたが、本人が負傷で交代を直訴したそうです。それを考えるとCBは山田暢久が出場停止なので、坪井、堀之内のコンビになるでしょう。控えのCBには濱田が置かれるかもしれませんが、こういうチーム状態の悪いときに出場するのはプレッシャーになるでしょう。

対する京都は、前節の川崎F戦が0-1の惜敗だったことを考えると、決して楽に勝てるチームではありません。ディエゴ、柳沢とボールキープができる選手もいます。会場の西京極は相当の暑さが予想され、浦和のフィンケ監督次第ではロングボールの蹴り合いになる可能性もあります。

過去、浦和にとって京都戦は相性がいいですが、1997年に相手の17連敗を止めたり、1999年に残留争いの直接対決で敗れその年の降格につながった痛い黒星の記憶もあります。それでも、この試合に敗れるようだと一気に残留争いに引きずり込まれます。それだけは意地でも避けなければいけません。

フィンケ監督が公約していた「今年は7連敗しない」は本当に中身を伴ったものか、テレビ観戦ですがわかる範囲でチェックしたいと思います。
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太平洋クラブライオンズ

2010-07-25 10:59:35 | 他スポーツ
今、西武ライオンズといえばリーグ首位で、強豪の一角に数えられていますが、かつては弱小チームだった時代もあります。西鉄ライオンズ時代は、昭和30年代の豊田、中西らの活躍で巨人を日本シリーズで破った時代もあったのですが、野球賭博に関する「黒い霧」事件で主力選手がいっぺんに抜けた西鉄は一気に弱小チームになってしまいました。

そんな頃、入団したのは東尾で、当時はファームで鍛えるはずの年齢で1軍に上がったものの、投げても投げても勝てないという悪循環が続き、シーズン6勝25敗という成績だったシーズンもあります。そんなとき、西鉄が球団経営を手放し、中村長芳オーナーが個人所有する福岡野球会社が母体となりチームだけは残し、当時としては画期的な命名権売却でゴルフ場経営の太平洋クラブが名前だけ買い取ったチームが太平洋クラブライオンズでした。

今、西武のホームゲームで、この太平洋クラブライオンズ当時のユニフォームを復刻して選手が実際にプレーしていますが、当時は赤のユニフォームは珍しく、苦しい時代を何とかして変えようと努力した跡は感じます。また、太平洋クラブライオンズはハワードという現役メジャーリーガーを獲得して話題を呼びましたが、ホームランはわずか1本に終わる不振で結局弱小球団の位置は抜け出せませんでした。

そんなチームを変えたのは、所沢の郊外に新しく球場を作ってまったく新しい球団を作ろうとした西武でした。1978年に西武ライオンズが出来たとき、主力選手の半分くらいが新人もしくは他球団からのトレード組という新しい球団への脱皮を図りました。その結果、80年代から90年代にかけて黄金時代を作った西武は、今や強豪です。

しかし、そんな西武球場も、雷雨の多い所沢対策になる屋根こそできましたが、スタジアムの外周通路が急傾斜でバリアフリーでないなど、少しずつ時代に合わなくなっているところも出てきています。西武ライオンズも、これから時代に合わせて変わっていかなければならないのかもしれません。
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広島の策略(7/24浦和対広島)

2010-07-25 10:02:28 | 浦和レッズ
広島といえば攻撃サッカーのイメージがありました。前でキープしてオフサイドラインと駆け引きして、一回抜ければ勝てる、そんなチームだと思っていました。しかし、昨日の広島は明らかに日本の暑さとこれから続く連戦を意識したサッカーで浦和をわなにはめようとしてきました。

広島は浦和の最終ラインにプレッシャーをかけず、トップの佐藤寿人の位置をハーフウェイライン付近程度の高さに保ち、あとの選手は全員で引いてきました。これで浦和はボールを支配することはできました。しかし、サイドまでは持ち出せるものの、そのあとのクロスが全然合いそうな気がせず、空しく時間だけが過ぎていく展開でした。

これで、浦和は前半のうちから相当走らされてしまい、体力を先に消耗してしまいました。それが広島の狙いでした。広島は前半の間は省エネサッカーでストヤノフのロングボールで佐藤寿人を走らせるサッカーで足の遅いスピラノビッチの裏を狙い、交代選手を出してからの後半勝負を意識したサッカーできました。

それは、浦和サポの私にとっては非常に残念ではあるのですが、見事にはまってしまいました。決勝点は浦和のクリアボールを拾った槙野が前線の佐藤寿人とワンツーで自らゴール前に飛び込んできた形です。浦和は左SBサヌの運動量が明らかに落ちており、交代したスピラノビッチも同様に皆走らされて消耗し切ってしまいました。

エスクデロを入れて攻めに出るしかなくなった浦和ですが、エスクデロはドリブルの切れはあるのですが、自らシュートを打つ積極性が足りないという選手です。ゴール前に切れ込んでもパスを選択してカットされる場面は目立ちました。また、ベンチスタートだったポンテも、最後のCKをミスキックしてサポの失笑を買うなど、この日は本来の出来ではありませんでした。

本気で優勝を狙うつもりだったとすれば、この3連戦は3連勝するしかなかったので、非常に痛い敗戦です。フィンケ監督に対しても、どうやら昨年の7連敗の教訓があまり生きていないのではと疑問を持ってしまいます。

暑さで動けないはずの選手に、強気にボール支配率を上げて勝ちに行くサッカーをやらせても、結局は先に足が止まってやられてしまうのではという去年同様の悪循環です。京都、大宮と続く2戦は相手が残留争いのチームであることを考えると、連勝が必要です。それができなければ、浦和はオーストリアまで何しに行ったと非難されても文句は言えないでしょう。
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広島戦プレビュー

2010-07-23 18:51:20 | 浦和レッズ
今週は1日平日が短いにもかかわらず会社を夏バテで休んでしまいましたが、明日は埼玉スタジアムで浦和対広島戦があります。18時キックオフと暑さの残る時間で、天気予報では明日まで暑いということで選手もサポーターも大変だと思います。

浦和は山田暢久が前節のレッドカードで出場停止です。代役はスピラノビッチが間に合えば使うと思いますが、前節ベンチにも入っていなかったことを考えると堀之内の起用が有力でしょう。

相手の広島がスピード型の佐藤寿人の1トップで、強力なポストプレイヤーを置かないチームであることを考えると、足の遅いスピラノビッチよりは堀之内の方がいいかもしれません。佐藤寿人には坪井がつくことになるでしょう。

また、柏木と山田直輝の共存が威力を発揮するかも、この試合のポイントです。その場合は4-1-4-1になって、阿部勇樹をアンカーに置いて細貝を外す強気の布陣になるでしょうが、柏木のコンディションが90分持たない可能性があるので、慎重策なら山田直輝先発で途中から柏木を入れる策もあり得ます。

広島は遠くのチームでアウェイ戦を見に行けないため、1年に1度埼玉スタジアムに来るときしか見られないチームです。そのため、最近の試合はチェックしていないのですが、今のJリーグでは珍しくなった3バックのチームです。

しかもスピード型の佐藤寿人の1トップではどこにボールを収めるのかと思いますが、広島のボールキープのポイントは2枚置いているトップ下です。このトップ下と両アウトサイドの二枚で相手のSBに対して数的優位を作って攻めてきます。

もし阿部勇樹のアンカーならば、この数的優位を阻止するのは山田直輝と柏木ということになります。運動量に自信のある山田直輝はともかくとして、柏木を守備に走らせてしまって攻撃はどうなるのという気はします。

また、広島といえば全員がオフサイドラインぎりぎりの飛び出しを狙っている印象もあります。DFの槙野まで攻撃参加してくるチームなので、あまり受けに回らずに打ち合うくらいの気持ちで戦った方がいいかもしれません。
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懐かしの201系国電

2010-07-22 16:07:49 | 雑記
今日は夏バテで会社を休むほど調子が悪く、午前中はほとんど寝ていました。2時頃ようやく目が覚めて、少しはブログを書けるほどになったので書きます。

以前、立川駅で中央線を待っていたら、反対側の青梅戦ホームに写真で示すように201系国電が止まっていました。中央線の電車はほとんどがE233系に置き換えられ、201系は数編成、細々と走っているだけになりました。

201系の思い出は数知れません。それまでの103系は冷房車でない車両もありましたが、201系は全車両冷房車で、ホームのどこに立っても確実に冷房車に乗れるのは嬉しかったです。201系になってから扇風機が廃止されて、今のエアコンに近い形になりました。

チョッパ制御という、省エネ技術も新たに導入されたようですが、当時少年だった私には何のことか分かりませんでした。ただ、それまでの103系がいくら電力を食っても構わないという発想だったのに比べると、新しい考え方を導入した車両でした。

デザインも斬新でした。運転席の上下が黒一色で、行き先方向幕の行き先が見やすいようにした発想が印象に残っています。その後の205系にもこの発想は受け継がれ、行き先方向幕がLEDになる現在では古い発想ですが、当時としては新しい考え方でした。

201系最終運転の案内が八王子駅に出ていたので、廃止は目前でしょうが、今度見るのは鉄道博物館かもしれません。
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