Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

稀勢の里、大関昇進

2011-11-30 18:53:02 | 他スポーツ
今週は水曜にはJリーグの試合がないので、今週終わったばかりの相撲からネタを引っ張ってきます。白鵬の九州場所5連覇は立派ですが、話題性となると稀勢の里の大関昇進だと思います。

大関昇進の目安は3場所合計33勝と一般に言われていますが、稀勢の里はそれに一つ足りなかったものの、関脇を6場所連続で務め、今年一年間で白鵬を2度も破るなど十分上位で通用するという判断での昇進になりました。

正直な感想は、もっと早く上がれる力はあったと思うので、ずいぶん三役で苦労したなという印象です。稀勢の里は幕下上位に17歳で上がってくるなど、若い頃の出世は順調で、同じ時期に幕下上位にいた琴欧州とよく比較され、曙と貴乃花のように二人で一時代を作るのではと期待されていました。

結果的には稀勢の里も琴欧州も大関に上がったので、その期待はだいたい当たりましたが、一時代までは苦しいかもしれません。それでも、稀勢の里のように本格的な四つ相撲を取る力士は好きなので応援したいです。

稀勢の里といえば、場所前に急逝した元横綱隆の里の先代鳴門親方が育てた力士です。手塩に掛けた弟子の大関昇進を見られなかった先代の無念を思うと残念ですが、厳しい部屋という評判だった先代の指導を吸収して、ここまで来た稀勢の里は立派だと思います。

25歳での昇進は早い方ではないですが、相撲のスケールが大きくこれから完成していく楽しみがある力士で、横綱ももちろん狙って欲しいと思います。白鵬の連勝を63で止めた実績のある稀勢の里には、双葉山の69連勝を止めた安芸の海が後に横綱に昇進した歴史を繰り返して欲しいという期待もあります。

国技館の優勝額が東京場所毎に2枚ずつ掛け替えになりますが、最後の日本人力士の優勝だった栃東の優勝額が外され、優勝額が全部外国人力士になっています。日本人力士の優勝はやはり国技ですから期待していて、琴奨菊と稀勢の里で優勝を争うような展開を是非とも見てみたいです。
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日本シリーズ雑感

2011-11-29 18:55:36 | 他スポーツ
A代表、レッズ、U-22代表とサッカーの試合が続いていたので、ここのところ試合の記事とプレビュー記事ばかりでした。今日はまだ柏戦のことを書くには早いので、頭の中にはあったものの書けなかった日本シリーズに触れます。

私がファンである西武がたとえ出なくても、日本シリーズは日本プロ野球の集大成だと思っているので、例年レッズ戦と重ならない限り見ています。もちろん西武戦でなかった今年は長い試合になりそうなら風呂に入ってしまうほど、100%の集中力では見ていませんが。

今回のシリーズは、中日がチーム打率12球団最下位という成績で、セリーグを優勝してクライマックスシリーズでもヤクルトを下していたという驚異的な事実が楽しみの一つでした。確かに今年は岩瀬の前のセットアップの浅尾が大車輪の活躍で、8回までリードしていれば勝てるという計算は落合監督自身もしていたと思います。

ただ、中日の場合は勝ちを計算できる先発投手がチェンと吉見の二人で、この二人で4勝できないと、3番手以下の先発投手は不安材料ではありました。これに対し、ソフトバンクは貯金40を超える圧倒的な強さでパリーグを制し、例年苦い思いをしてきたクライマックスシリーズも3連勝と余裕を持って日本シリーズに出てきました。

こういう事実を総合するとソフトバンクの優位は動かないと思っていましたが、秋山監督はシリーズの先発投手を始まる前から7戦すべてで決めていたと後で知って驚きました。理由は第五戦の山田の先発です。レギュラーシーズンでもローテーションの谷間で先発していた育成選手上がりの選手を、もし1勝3敗でも出していたかと思うと、私は2勝2敗にしたからこその奇襲と思っていました。

結果的には、秋山監督は見事に賭けに勝ったと思います。山田が好投して第五戦を取り、2試合のうち一つ勝てばいいという条件でヤフードームに帰れたからです。中日は第七戦の先発にレギュラーシーズンわずか3勝の山井を送らざるを得ず、接戦続きだったこのシリーズも第七戦は完全にソフトバンクの試合でした。

今、ソフトバンク本社が日本シリーズ優勝用のCMを流していますが、たぶんシリーズの前に撮ったと思うので、そこまで自信があったのかと驚いています。
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差はわずか(11/27日本対シリア)

2011-11-28 20:11:10 | ワールドサッカー
この試合は国立競技場で見たのですが、ゴール裏で見ていたので反対側のゴールが見にくく、決勝点の大津のゴールはオーロラビジョンでようやく誰が決めたかわかったほどです。ただ、シリアがコイントスに勝ち、心理作戦であえてベンチとは逆のサイドを取ったため、前半にシリアの背番号がよく見えました。

そのため、前半はシリア中心に見てみましたが、3バックのような撹乱作戦は取らず普通の4-2-3-1でした。攻撃は比較的シンプルな形で、SBはあまり上げずに最終ラインからロングボールを出してMFを走り込ませるか、サイドハーフの長い距離のドリブルかでした。

シリアの弱点も探ってみましたが、あまり決定的なものはなく、さすが最終予選で2勝しているチームという強さはありました。ただ、一つ挙げるとシリアのダブルボランチの守り方に難がありました。基本的にゾーンで守っているのですが、バイタルエリアで山田直輝や東がフリーで持てる場面は多かったです。

日本のダブルボランチの扇原や山口がボールを持ったときに、シリアのボランチは中途半端に釣り出されてしまい、バイタルエリアにスペースを与えたところに山田直輝を走らせるのは彼の持ち味が最も生きるパターンです。しかし、バイタルエリアを奪ったらシュートを狙った方が有効とも言われています。

山田直輝にしても、東にしても、ここでパスを選択することが多かったので、何か前半はしっくり行っていないような気分がする理由にもなりました。それでも、CKから浜田がヘディングシュートで1点先に取れたので、このままバイタルエリアを取り続ければ勝てると思っていました。

しかし、後半はシリアが逆に日本のバイタルエリアを攻め込む機会が多くなることになります。シリアも前半を見て日本がボランチを上げてバイタルエリアを取りに来る傾向があるのを読んで、その裏を一本のパスで崩そうと意図を持ってゲームを運びました。後半の日本はたしかにカウンターで後ろを向かされるケースが多く、その展開での失点は必然とも言えなくはありません。

最後、比嘉のクロスから大津がヘディングで押し込んで貴重な決勝点を得ましたが、U-22代表クラスでは試合運びのまずさは時折見られ、やはりA代表とは違うと感じざるを得ませんでした。それでも、この試合を勝っておいたことは大きく、アウェイのシリア戦が政情不安の影響でどこで開催されるかわかりませんが、それを引き分けてもいいというのは多少落ち着けたはずです。
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良かった(11/26福岡対浦和)

2011-11-27 22:33:01 | 浦和レッズ
昨日は浦和の運命の一戦、アウェイの福岡戦でした。勝てば99%残留決定という条件には普段冷静に試合を見ている私もしびれて、シビアな分析は書けません。前回の埼玉スタジアムの福岡戦は平日夜で食事をしながらのテレビ観戦だったので、福岡のことはあまり印象には残っておらず初めて見たようなものでした。

先日キーマンとして名前を挙げたドリブラーの田中佑昌が右SBだったのにまず驚きましたが、福岡というチームがたとえ残留という結果は残せなくても、攻撃サッカーをやりたいという意志は随所に見られました。

柏木のサイドチェンジのキックを田中佑昌が奪ってパス2つで決定的な場面を作ったプレーなどを見ていると、気を抜けばやられるという緊張感は家でテレビを見ているだけの私にも伝わってきました。

浦和はエスクデロが好調でした。エスクデロの場合はたとえ1トップとはいってもサイドに流れる癖は許してやる必要があるのですが、そのサイドでボールをキープしてくれることが条件です。そのエスクデロのキープからマルシオがシュートを打った決定機は、今日はエスクデロ次第かなと思う出来でした。

そのエスクデロが、GKとの接触プレーで負傷交代したのは残念でした。田中達也ではあまりキープはできないので、高いラインを引く福岡の最終ラインとうまく駆け引きして、一回でも抜け出せば決定機というのを期待するしかなくなってしまいました。

このエスクデロの負傷交代の後で先制点を取られてしまったのはさすがにしびれました。負けたり引き分けたりすると甲府が俄然やる気を出すのは明らかで、頼む、誰でもいいから点を取ってくれと祈る気持ちになりました。

こういうときはベテランが効くようで、坪井はシンプルにクリアしていましたし、平川の体力レベルの高さは攻守両面で効き焦る浦和を落ち着かせる効果がありました。同点ゴールは平川のクロスからで、田中達也は競り負けてしまいましたが、そこを柏木が詰めていて、ミドルが相手選手に当たる幸運もあって浦和が同点に追い付きました。

このゴールは大きく、ハーフタイムのロッカールームの雰囲気も良かったと思います。後半は4-1-4-1の前の「4」のところが少し前がかったところを福岡のカウンターに攻められる場面もありましたが、梅崎が抜け出してPKをもらい、ファウルした末吉が一発退場になったことで、このPKが決まれば勝てると確信しました。

柏木がペナルティエリア内に早く入りすぎて、PKが蹴り直しになるアクシデントもありましたが、マルシオは落ち着いたもので、ほぼ同じコースに同じ弾道で決めて勝ち越し、浦和は事実上の残留決定という、かなり楽な状況になりました。甲府が新潟に3-0で勝ったので今節で残留は決まりませんでしたが、得失点差はまだ14点あり、たぶん大丈夫でしょう。

とりあえず、週末が来る度に重いものを背負って埼スタに行っているようなものでしたが、柏戦は気持ちだけは軽くして出かけます。Jリーグに一波乱起こしてやれと、そんな気持ちで最後まで浦和を応援することでしょう。
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西本幸雄さん、逝く

2011-11-26 12:19:24 | 他スポーツ
スポーツ紙の一面に、プロ野球のかつての名監督、西本幸雄さんの名前が出ていたので、気になってネットで調べたら訃報でした。日本シリーズに8回出場しながら一度も勝てなかったので、「悲運の闘将」と呼ばれた名監督でした。

今回、西本監督の実績がスポーツ紙で語られていますが、西本監督は大毎、阪急、近鉄とパリーグ一筋の監督だったので、セリーグのチームの快挙に敵として居合わせた監督というイメージがあります。一番最近では1979年の広島が日本一になった「江夏の21球」のときの相手チーム、近鉄の監督でした。

そんな西本監督は私はリアルタイムで見ている監督ではありませんが、弱小チームを強くした育成型監督だったようです。私が物心ついたときは既に強豪だった阪急も、西本監督の就任の前は弱小チームだったそうです。

福本、山田久志、加藤英司ら後に名球会入りする選手も西本監督の下で育ちました。ただ、この阪急時代は不運なことに、川上監督率いた巨人のV9時代でした。何度日本シリーズに挑んでも巨人に勝てなかったことが「悲運の闘将」と言われた所以だったのでしょう。

初優勝は1960年の大毎時代でした。このときは大毎は強力打線を持っていた強豪で、対戦相手は名将三原監督が率いるものの、日本シリーズには慣れていない大洋で、試合前は大毎有利の評判でした。

しかし、当時若手監督だった西本監督は、魔術師とまで呼ばれた三原監督の前にまさかの4連敗で、これが原因で大毎の監督を解任されます。このときは一度きりの不運かと思われましたが、まさか8回も日本シリーズに敗れるとは悲運とも呼ばれる訳です。

もっとも、西本監督本人は日本シリーズに8回出場したことの方を誇っていて、「私は悲運ではない。いい選手に出会えて8度も優勝できた。」とインタビューには答えていました。日本シリーズに敗れたことで主役にはなり損ねましたが、一時代を作った名将の一人だったと思います。
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トップ専門の俊足(永井謙佑)

2011-11-26 10:46:20 | 他チーム
今日は所用でブログを更新できないかもしれないので、穴埋めネタを用意しておきます。ちょうど五輪予選の期間なので五輪代表から選ぶと、一番目立つ永井謙佑選手(名古屋)になります。

永井は福岡大時代から大学No.1ストライカーとして有名で、Jリーグ入りのときは数チームの争奪戦の末に名古屋を選びました。50m5秒台の俊足で、名古屋入りのときはいつか海外への野望も持っていました。

しかし、私もサッカーファン歴が長くなってきたので、俊足だからといってウイングができるとは限らないし、逆に俊足のウイングをトップに回すと意外と駄目というケースも見てきています。

名古屋というチームがウイングを両サイドに置いた4-3-3でリーグ優勝を果たした次のシーズンだっただけに、永井にはウイング的役割を期待したと思います。しかし、真ん中がプレーエリアの永井はウイングは向いておらず、永井を入れるときはケネディと2トップで入れることが多いです。

俊足ではあるもののウイングには向いていないのは五輪代表の使われ方でもわかり、ベンチに置かれたときは大抵1トップの選手と交代で入ります。ストライカーとアタッカーは違う絶好の例です。

どうしてそうなのかがわかるほど、私は名古屋の試合を見ていませんが、一度見たときにクロスを大きくふかしたプレーを見ており、ケネディの頭にピンポイントで合わせられるほどロングキックの精度が高くないのかもしれません。

こういうタイプは点を取って結果を出すことが求められます。そういう意味ではまだ海外うんぬんは口にできず、五輪予選でも名古屋でも点を取ってアピールしなければいけません。

ロンドン五輪本大会に出れば欧州のスカウトは来ていると思うので、ここで結果を出せば可能性はあると思いますが。
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U-22シリア戦プレビュー

2011-11-25 18:20:39 | ワールドサッカー
日曜の夜、日本五輪代表はホーム国立競技場でシリアと対戦します。シリアはA代表がよく親善試合で来日しているので、未知の怖さはありませんが、今回のU-22シリア代表は今までシリアのA代表に感じていた脆さは克服しているかもしれません。

シリアは政情不安でホームゲームをシリア国内で開催できず、中立地のヨルダンでバーレーンとの初戦を戦っていますが、その試合を3-1で勝利しています。この組では最も格下のマレーシアとのアウェイ戦も2-0で無難に拾っています。

日本とシリアが2勝0敗の勝ち点6で並ぶ展開になっており、今回シリアとホームで対戦した次の試合はシリアとのアウェイ戦です。この2試合の結果がこの組の行方を左右する可能性が高く、この試合は大きな天王山になります。

過去に親善試合で見たシリアA代表は戦術意識はしっかりしていて、CBの高さもありました。しかし、連続して何本もクロスを上げ続けると次第に集中力が切れてきて、フリーの選手を作っていました。前回の対戦では内側に切れ込んでくる長友に意表を突かれ、ミドルで失点しています。

シリアは2度の親善試合で日本から点は取っていません。どうやら悪いグラウンドに慣れているらしく、日本のグラウンドは良すぎてドリブルでボールを置いていくようなミスもありました。

もちろん今回のU-22シリア代表を見た訳ではないので、国立競技場に行く予定の私は立ち上がりはシリア中心に見ると思います。シリアは強いのか弱いのか、今回はわからないので、布陣とチームの攻め方くらいは確かめてみようと思います。

日本は2列目が足りないので、顔を負傷した山田直輝が裂傷だけだったら強行出場すると思います。負傷でバーレーン戦を欠場した山崎亮平も、出られる状態なら使いたいです。永井は俊足ですが名古屋でも2トップで使われているように、ウイングは得意ではありません。

清武と原口が不在の今回はサイドアタッカータイプが山崎だけなので、シリアのサイドがスピード不足だったら狙ってみたいですが、今回は厳しいかもしれません。
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福岡戦プレビュー

2011-11-24 18:56:15 | 浦和レッズ
五輪代表にちょっと意識が行っていましたが、今週末の土曜日に浦和の運命の試合、アウェイの福岡戦があります。前節の勝ち点1が効いて甲府との勝ち点差は3に開いたので、この福岡戦に勝てば甲府が逆転するには残り2試合を連勝して10点以上ある得失点差を逆転しなければならず、事実上不可能にできます。

福岡は既に降格が決まっていますが、守って降格した訳ではなく、負けた試合でも2点を取っていることもあるので、決して侮れません。大宮とのアウェイ戦ではサイドをドリブルで崩す会心のサッカーで、2-0と見事に勝利しています。

そのときのキーマンは途中出場の田中佑昌でした。以前から福岡にいる選手ですが、最近は途中出場が多くなっているようです。攻めるサッカーの福岡ですが、リードした広島戦では5バックにしてなにがなんでも勝ちに来ることもあるので、あまりリードは許したくないです。

浦和戦は土曜、甲府戦は日曜なので、浦和としては先に勝って甲府の戦意をそぎたいです。この試合を引き分け以下で終わると、甲府は連勝すれば残れるとやる気を出すでしょう。なぜ最終戦の一戦前なのに同時刻キックオフではないのかというのが残念ですが、浦和はリードする立場なので相手の結果を恐れる必要はありません。

浦和は坪井が前節で結果を出したので、継続性を重んじるなら相手にスピード型の多い福岡戦は先発すると思います。山田直輝の穴をそれなりには埋めたマルシオにもチャンスは与えられると思います。何か変化があるとすれば1トップに田中達也のスタメンでしょうが、前節途中出場で機能していなかったので、その起用はないと思っています。

一番気になるのは共和国帰りで明らかにコンディションを崩していた原口が一週間でどこまで回復しているかです。今季チーム得点王だけにこの福岡戦も頼りにしたいですが、もし前節と同じ出来なら田中達也を交代で左ウイングに送り込むべきです。

田中達也もまだプレーではトップコンディションを証明してはいませんが、前節の原口の出来なら、実績十分の田中達也に賭けた方がいいと思います。
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埼玉の再現阻止(11/22バーレーン対日本)

2011-11-23 21:14:55 | ワールドサッカー
試合前はバーレーンがチームに内紛があるような噂がスポーツ紙に載っていましたが、そんなチームだったら昨日のような接戦はできません。昨日のプレビュー記事で2004年の五輪予選でバーレーンが日本に勝ったことを書きましたが、今回のバーレーン五輪代表は監督が当時と同じシャリーダ監督で、「埼玉の再現を」という見出しが地元紙に載っていたようです。

バーレーンはA代表の3次予選こそ敗退寸前とふるいませんが、それはどうやら思い切って世代交代をやっているかららしく、今回の五輪代表にはA代表で点を取っている10番や、他にもA代表の経験者がいました。

前回バーレーンのA代表が豊田スタジアムで日本と対戦したとき(2010年)はイサやサルミーンというベテランが未だにプレーしていましたから、バーレーンも今回は3次予選の結果はともかく、世代交代をしようと思ったのでしょう。

若い世代のバーレーンも堅い守りからのカウンターというチームカラーは受け継いでいました。今回のバーレーンはGKがCKをキャッチミスして、こぼれ球を大津に押し込まれるらしくないプレーもありましたが、ロングボールからのカウンターにはいい形もありました。

日本の方は、清武と原口の不在は影響があり、2列目がキープしてサイドから速いクロスを合わせるいつもの関塚監督のサッカーは十分にはできませんでした。浦和サポとしては山田直輝の負傷交代は気になるところですが、裂傷だけならエメルソンがナビスコ杯の決勝戦で裂傷を負って次の試合に強行出場したこともあるので、次のシリア戦に出ていてもおかしくはありません。

1トップは大迫が決定機を逃し、次のシリア戦は永井がスタメンかもしれません。山村の穴も多少は感じましたが、山口、扇原のC大阪コンビにしたら多少落ち着きました。

以前、前園がいた頃にA代表とU-23代表のどちらが強いかという議論があり、前園がいる方が強いという冗談がありましたが、今はもちろん断然A代表が強く、最近はミスが出たときもA代表のようなわけにはいかないなとあきらめ半分で見ています。

それは、A代表のように代表招集に強制力がないので、完全なベストメンバーを揃えられない事情もあるでしょう。いつか宇佐美や宮市のいるU-22代表も見てみたいです。
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U-22バーレーン戦プレビュー

2011-11-22 18:52:47 | ワールドサッカー
今夜遅く、U-22日本代表が敵地マナマでバーレーンと対戦します。バーレーンは組み分け抽選のいたずらかA代表やU-22代表がよく当たる相手で、堅い守りからのカウンターで2006年、2010年とW杯一歩手前の大陸間プレーオフまで勝ち上がった、西アジアの強豪です。

特に2004年の五輪予選で来日したバーレーンは印象的なチームで、結果的に五輪出場はならなかったものの、日本とUAEに連勝する活躍でした。当時、リベロだったフセイン・バーバの相手の動きを読み切った冷静な動きは、Jリーグで見たいと思ったほどです。

しかし、最近のバーレーンは国際試合で不振です。3次予選を戦うA代表は、イランにアウェイで0-6で敗れたのが痛く、インドネシアからよほど大量点を取らない限り、ほぼ3次予選敗退です。

五輪代表の方も、これまでなら力の差があったシリアとの初戦で敗れています。紛争状態でチームが思うように組めていないという噂もありますが、ここしばらく強豪の地位にあったバーレーンの不振はサッカーファンとしては残念です。

日本は欧州のように五輪予選には醒めている国から見ると、なんでそこまで五輪にこだわるの?と言われてしまいそうですが、2000年のシドニー五輪のときは年齢的には出場可能だったものの、当時欧州でプレーしていた中田英寿を呼び戻してまで勝ちにこだわったこともあります。

その当時と比べると、欧州でプレーしている宇佐美や宮市は呼べず、A代表との掛け持ちになる清武と原口を休ませるなど、今はなにがなんでも五輪に出るんだというところまではこだわっていないようです。

それでも、もちろん予選を通った方が貴重な国際経験を積めるのは間違いなく、前回の北京五輪も内容は良くありませんでしたが、本田圭佑、岡崎、香川、長友ら今のA代表の主力を輩出したという意味では成果はあったと思います。

今回のバーレーン戦はキャプテンの山村を負傷で欠きます。ただ、今回の五輪代表は控え組中心で広州アジア大会で優勝するなど、選手層の厚さには自信を持っています。代役の山口も当たり前のように穴を埋めてくれると思っています。
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