Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

伸二記念日(6/30磐田対浦和)

2007-06-30 22:36:12 | 浦和レッズ
スタメンは写真参照ということにして、意外だったのは左ストッパーが阿部勇樹で、堀之内がリベロだったことです。ただ、この組み合わせはよく機能していて、阿部勇樹が本来ボランチらしい守備範囲の広さを見せて太田や成岡のサイド突破をよく止めていました。前半は磐田にイージーミスが目立ち、前田の決定力を恐れるような展開にはまったくなりませんでした。

しかし、そうさせたのは、田中達也と小野伸二の活躍です。立ち上がりの1分、田中達也が倒されたFKを、壁5枚の上から小野伸二がここしかないというゴール左隅にカーブを掛けて決め、あっという間に浦和が1点リードする局面を作りました。

これで、浦和は面白いようにパスが回せる展開になり、プレビュー記事で述べた磐田の浦和対策は浦和が優勢すぎて本当にわからない展開になりました。2点目もスペースがあったら走る田中達也の持ち味からです。山田暢久のスルーパスに走りこんだ田中達也の突破をクリアしようと、GK川口が前に出ていた一瞬でした。

そのクリアボールが小野伸二の前にこぼれ、小野伸二は右足のアウトサイドのキックでうまく戻りきれないGKの頭上を抜いて、きっちり2-0としました。その直後に、磐田のDF田中誠が、審判に侮辱的なポーズをしたとかで退場になり、浦和にとっては流れるような展開に数的優位が加われば、どれだけ圧勝できるかという展開を期待しました。

ところが、その通りにならないところが、今季の浦和が完璧ではない理由です。このプレーで田中達也は負傷し、代わりに永井が出てきたことも一因として考えられますが(事実永井は良くなかった)、後半の浦和は明らかにおかしかったです。

まず、疑われる理由には、ワシントンの不振があります。何度もカウンターでフリーで抜け出しながら、クロスバーに嫌われてノーゴールで、こういう展開なら点を取って自信をつけて欲しいというサポーターの願いは届きませんでした。

また、中盤より後ろも、あまりにも余裕がありすぎるため、プレーがゆっくりとしてしまい、追い詰められた磐田の戻りの前にボールを失うシーンも目立ちました。数的不利の相手なら、容赦なく攻め倒すG大阪のような圧倒的攻撃力は、今季の浦和にはないということなのでしょう。今季は堅守で守り勝つしかないのかと、ちょっと寂しさも感じた試合後でした。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磐田戦プレビュー

2007-06-29 20:45:00 | 浦和レッズ
浦和は明日、敵地エコパで磐田と対戦します。浦和は3連勝中で、チームの雰囲気はいいでしょう。闘莉王の負傷は残念ですが、清水戦では阿部勇樹がリベロに入って、安定した守備を見せています。最終ラインに関しては、まったく心配要りません。

ただ、浦和は3試合全てを完勝した訳ではありません。絶好調だった田中達也の消し方を、清水が実行できたことは、磐田にも大いにヒントになったことでしょう。ワシントンも調子を落としています。確かにポストプレーならこなしているので、まったくチームに貢献していない訳ではありませんが、その決定力の不足は心配です。

ポンテも出場停止の今回は、必ずしもCKで点を取れるとは思いませんから、そろそろワシントンの奮起を望みたいところです。

対戦相手の磐田は、アジウソン監督になってからは相手に合わせて布陣を複雑に変えるチームになりました。前回の埼スタでの対戦でも、1トップの脇にサイドアタッカーを3枚置くという奇策で、浦和が勝ったことが不思議なくらいの苦戦を強いられています。

普通に考えると、3バックの浦和を攻略するには、一般に3バックに相性が良いと言われている4-5-1を用いるような気がしますが、アジウソン監督は何をやってくるかわからない監督なので、テレビ観戦の私には何の策を打ったかわからないかもしれません。

不祥事で出場できない菊地のポジションは、サブに置いていた村井を左SBで起用し、上田をボランチに回すことで対応したようで、それほど戦力の低下は大きくないと思います。磐田はFWの前田が好調で、うまくフリーになって決めるワンタッチシュートが多いです。ただ、前田がワンタッチシュートを決めるということは、サイドを崩されているということです。磐田が誇るサイドアタッカーの太田を消すことの方が、浦和にとっては重要に思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジアカップ展望

2007-06-28 20:50:53 | ワールドサッカー
今だに続くJリーグですが、来週に入るとアジアカップが始まります。BSでは全試合中継ですが、さすがにW杯ではないので、外国同士の試合に熱狂することはなさそうです。しかし、情報収集と称して、日本と決勝トーナメントで当たりそうなチームは見そうです。このブログが、マニアックな外国サッカーネタで埋め尽くされたら、レッズネタを楽しみにしている方にはごめんなさい。

日本の1次リーグの組み合わせは、皆さんご存じでしょうが、カタール、UAE、ベトナムです。この3チームは、前回のドイツW杯予選では1次予選を突破できなかったチームです。オシムジャパンには協会からのノルマは課されていませんが、普通に考えると1次リーグ敗退は許されないでしょう。

ただ、カタールとUAEは、決して楽に勝てる相手ではありません。カタールに元浦和のエメルソンが帰化して代表入りするかもという噂も聞いたことがあります。さすがにカタールは見たことがないので、論評はできませんが、UAEなら、2005年のキリンカップで来日したので、国立競技場で生で見ています。

その試合はなんと日本が0-1で敗れているのですが、このときのUAEのイメージは、相手に合わせるサッカーをするというものです。当時の日本はスピード型の大黒の1トップで、トップ下に小野伸二と小笠原を並べていました。この日本に対し、UAEの取った策は、3人のストッパーの後ろに守備専念のリベロを置くという極端な守備的布陣でした。

いくら、中盤がスルーパスを出しても、このリベロにクリアされてしまい、大黒の良さはまったく出ませんでした。その結果、カウンターを食っての失点で敗戦しました。しかし、1990年イタリアW杯に出場した強豪のUAEが日本相手に極端に引いてきた事実は、結果は敗れたとはいえ、既に日本の方が圧倒的にボールを支配できる力関係になったことを証明しています。国立の敗戦が再現する確率は低いと思います。

ベトナムは3チームの中で一番格下で、開催国枠がなければアジアカップには出場できなそうなレベルです。しかし、代表チームは弱くてもサッカーは盛んな地です。観客はほぼ全員が敵のサポーターだと思います。審判の判定も相手寄りだと思いますので、不用意なファウルをしてPKを献上するのは避けたいです。日本が2連勝して、最終戦を消化試合にすればレギュラーを休ませられて、ベストなシナリオですが。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑田投手の成功要因

2007-06-27 20:44:33 | 他スポーツ
現在、メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツで活躍する、桑田真澄投手が成功した要因を挙げます。桑田は39歳という年齢に加えて、過去2年間で一軍では1勝しか挙げておらず、日本のプロ野球の常識では契約することはありえない選手でした。

それが、ここまで活躍できたのは、大リーグの球団が提示するマイナー契約に理由があります。さすがに実績のない39歳とは契約しませんが、桑田の場合、日本で約170勝を挙げた元スター選手です。過去に実績のあるベテランを、安い年俸で雇って、仮に復活してくれれば儲け物という大リーグの球団独自の論理で、契約に至ったのです。

事実、大リーグでは実績さえあれば、40歳を過ぎた選手でもマイナー契約を結べることが多いです。そのあたりの合理主義は、プロスポーツの先輩の大リーグならではのものでしょう。まだまだ、日本のプロ野球が吸収できていないノウハウもあるのですね。

また、もう一つの要因に、桑田が中継ぎ投手を目指したこともあります。私は2000年の開幕直前にニューヨーク・メッツが来日したときに、西武と対戦したオープン戦を見に行ったことがあります。メッツの先発投手は3Aの選手でしたが、何人も出てきた中継ぎ投手はメジャーの一線級の投手でした。

大リーグをそれほどじっくりは見たことがなかった私は、大リーグはパワーとスピードの対決というイメージがありました。しかし、メジャーの一線級の中継ぎ投手は、速球で勝負するタイプはあまりおらず、独特の変化球を投げてくるタイプが目立ちました。ストレートの球速が140kmに満たない投手も、珍しくありませんでした。

おそらく、先発だと相手打者に球筋を覚えられて通用しない投手が、相手打者が慣れないうちに降板する中継ぎに生きる道を見つけたのでしょう。桑田も、既に全盛期の球威はないことを自覚して、投球術で勝負できる中継ぎに賭けたのでしょう。

また、中継ぎの場合、メジャーの枠が先発より多いので、よりチャンスが多いだろうという意図もあったと思います。メジャーのマウンドに立つには、いろいろな道があるということを、桑田は日本のファンに示してくれました。あとは、本人が納得行くまで、投げることができるといいなと思っています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦和時代の河合竜二

2007-06-26 20:43:21 | 浦和レッズ
今となっては、横浜FMの選手というイメージしかない河合竜二選手ですが、プロ入りして最初に入ったチームは地元の浦和でした(西武台高校出身)。入団はたぶん1997年で、当時現役だったブッフバルト前監督より、足のサイズが大きいことで、最初に話題になりました。本人は、「あまり足の話をされても。」と、あまり嬉しくなかったようですが。

そんな河合は、なかなかトップでは出番がなく、ようやく出てきたのは浦和がJ2を戦っていた2000年です。私はたまたま、河合のデビュー戦を生で見ています。その試合は埼玉ダービー(対大宮)のアウェー戦でした。当時ボランチのレギュラーだった石井が累積警告で出場停止だった試合で、斉藤監督は思い切ってトップ初出場の河合を代役に指名しました。

初めて見た河合の印象は、体のサイズが大きく、無理そうなボールにも足を伸ばして届くことでした。本来はDFの選手ですが、浦和に大型ボランチの誕生かと嬉しい気分になりました。しかし、一つ気になる点もあり、それはパスセンスの不足でした。この試合は浦和のゴールラッシュで、6-0という大勝に終わったので目立ちませんでしたが、河合が前線にパスを送ろうとすると、ミスになってゴールラインを割るシーンは何度かありました。

この試合に限れば、石井の果たしている守備面をクリアしてくれれば良かったですが、河合がボランチでポジションを取ろうとするなら克服しなければならない課題でした。この年はある程度出番を得た河合でしたが、翌年にピッタ監督が入団2年目の鈴木啓太をレギュラーに抜擢したことで状況は変わりました。

サテライトに甘んじた河合は、ラフプレーが目立ち、2002年のシーズンを最後に浦和を戦力外になりました。このオフに結婚を控えていた河合は、何が何でも移籍先を探さないといけませんでした。

当時JFLの愛媛FC入りが決まりかけたときに、横浜FMの岡田監督がチームのために脇役に徹してくれる選手を探していると、当時浦和を引退したばかりの井原元選手に相談しました。このときに井原が推挙したのが河合でした。

これで河合の運命は変わりました。横浜FMで貴重な控えとして活躍し、2004年のCSではヘディングでゴールまで決めました。今年、埼スタで見た河合は、かつて課題だったパスセンスも改善していました。浦和戦で活躍されると複雑ですが、是非、一年でも長く、現役で活躍して欲しいです。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大宮No1のパサー(斉藤雅人)

2007-06-25 20:48:49 | 他チーム
私は、浦和が参戦不可能な遠いアウェーゲームのときは、近いという理由で大宮の試合を見ています。そのため、大宮の主力選手の特徴はだいたいわかります。私が大宮の試合を見るときは、偵察と称して相手チームを見ていることが多いですが、大宮の中にも印象に残る選手はいます。

今回は、その代表格のボランチ、斉藤雅人選手の話です。斉藤は、大宮がJ2に加入する前年の1998年に大宮に入団した最古参選手で、チーム唯一の社員選手ということがよく話題になります。しかし、今の大宮は、藤本や小林大悟ら、他チームで実績を残した選手が次々と集まってくる、完全なプロチームです。

社員選手だからという理由だけでは、もはや残れません。それは、斉藤が十分プロレベルの選手だからです。斉藤の優れている点は、パスセンスです。しかも、藤本や小林大悟というビッグネームをも上回ります。浮き球でも、グラウンダーでも、斉藤がパスを出すと、よくそこのフリーの選手が見えているなと感心するセンスです。

プロ契約をしていれば、年俸数千万円は堅いと思われます。ただ、サイドアタッカータイプではないので、斉藤の出番は4-1-4-1システムの1ボランチがほとんどです。そのパスは試合の流れを変えることができるので、ベンチに置いても重宝する選手です。斉藤が負傷や出場停止以外の理由で、ベンチ入りメンバーから外されることはほとんどありません。

もちろん、ボランチですから、守備もそつなくこなします。浦和戦ではレアンドロと二人でワシントンを前後から挟んで、ワシントンのドリブルを封じています。監督が代わっても、常に起用され続ける貴重な選手です。

どこのチームにも、きっと一人は、こういう他チームサポには知られていないいい選手がいると思います。タイプは違いますが、浦和で言えば内舘のような存在ですね。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サルスベリ?の花

2007-06-24 14:17:16 | 雑記
近所の公園まで、雨の中散歩したところ、写真の赤い花をつけた立木が目に留まりました。夏の花で、赤い花といえばサルスベリです。サルスベリは百日紅と書きますから、百日間もつほど長く見られる赤い花という意味でいいのかなと思い、自信を持ってブログに載せました。

ところが、家に帰ってインターネットで検索すると、花の形が違い、幹の皮のめくれも違います。本来なら名前のわからない花は載せたくなかったのですが、画像で検索を掛けることはできませんから、仕方がありません。

しかし、携帯カメラの雨の中の画像の劣化振りには驚きです。これでは霧の中で撮った画像のように見えることでしょう。実際は霧はなく、雨の中で撮ったにすぎないのですが、やってみないとわからないことは、実は多いのですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水戦分析

2007-06-24 10:50:49 | 浦和レッズ
昨日の清水戦、勝ったことは嬉しいのですが、決してゲームプラン通りに運んだ試合ではなかったと思います。神戸戦で機能した達也のサイド突破からの得点というのが浦和のゲームプランだったと思いますが、達也は清水のDFの前に完全に消されました。

確かに達也のスピードは、以前と比べて決して落ちてはいませんが、かつてのコロンビア代表のアスプリージャのように、何人マークに来てもちぎれるわけではありません。そのため、清水の立てた達也対策は、4バックのバランスを保ち、誰かDFが達也の前に正対するというものです。達也は確かに動いていましたが、清水のDFに空いているスペースがなく、走り込む形は出せませんでした。

ただ、CKをたくさん取った事実からわかるように、浦和の攻撃は機能していたように見えました。それは想定外のボールが来たときに、ポンテとワシントンで見せる「アドリブ攻撃」が機能したからです。決して狙い通りの攻めではありませんでしたが、個人技が高いためにこのような技ができるのです。

また、阿部勇樹のゴールには伏線がありました。それはCKキッカーのポンテと、相手GK西部との駆け引きです。何本もCKを取っていた浦和は、ひたすら阿部勇樹を狙って蹴り、清水DFにクリアされていました。あのゴールの場面では、そろそろ狙いを変えようかと予想したくなる場面です。

しかし、この場面でポンテが狙ったのは、またも阿部勇樹でした。そろそろ闘莉王だろうと予想した清水DFはニアで跳んだ闘莉王に2枚がつき、遠目から走り込んだ阿部勇樹を見ていませんでした。その結果、あれだけフリーになれてゴールが決まったのです。このゴールが決まってからは、ポンテも狙いを変えていましたが、ここしかないという絶妙のタイミングだったと思います。

清水は闘莉王の負傷退場の後、細貝に狙いを絞って、そこをフェルナンジーニョがドリブルで突っかけるという形を狙っていました。ただ、堀之内、坪井、阿部勇樹の後ろ3枚は頑張りました。矢島のドリブルも阿部勇樹が消し、岡崎に代わって出てきた西澤にも堀之内や坪井が対処しました。

むしろ闘莉王のいた前半の方が、フェルナンジーニョに闘莉王が付こうとして岡崎を空けてバランスが悪かったと思います。オジェック監督が「パーフェクト」というのは疑問もありますが、DFの力で勝った試合でしょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ローレライ」突破(6/23清水対浦和)

2007-06-23 18:59:31 | 浦和レッズ
赤く染まったスタジアムの画像ですが、決して駒場や埼スタではありません。ここは清水の日本平球技場です。アウェー側だけを写したからとも言えますが、以前はそうではありませんでした。

私が初めて関東の外へ出かけたアウェー戦が日本平でした。当時(1998年)は浦和が2ndステージ開幕から6連勝して、これは優勝へのカウントダウンになりそうだと思った私は一人で新幹線に乗って清水を目指しました。

当時から浦和サポは日本一と言われていましたが、当時は日本平のアウェー側を満杯にするほどではありませんでした。当時私の座ったゴール裏一階には、一部清水サポも混じっていました。

そんな日本平で、私が感じた印象が、タイトルの「ローレライ」です。ローレライとは、ドイツのライン川にある船の難所で、妖精が不思議な歌を歌い、聞き惚れた船員が水難事故を起こすという言い伝えのあるところです。

ローレライと日本平の共通点は、相手サポの応援です。浦和のサポも懸命に応援していましたが、その応援が途切れると相手サポの応援が聞こえてきました。これを聞いていると、何となく体がそのリズムに染まってきて、おかしな感覚になってきました。これを選手が聞いていると、何か嫌だなと思っていましたが、その通りオリバのVゴールで敗戦し、日本平恐るべしという印象が刻み込まれました。

当時から清水の応援歌はほとんど変わっていません。10年も勝っていないスタジアムだけに、そんな雰囲気を恐れていました。しかし、今は浦和サポの人数が増え、1階ゴール裏やAゾーン指定席からも応援が聞こえてくるようになりました。清水サポの応援は変わっていませんでしたが、今では決して日本平はローレライではなくなりました。

ある意味、今回のローレライ突破は、サポーターが作った出来事かもしれません。ちょっと祝杯をあげてお酒が入っているため、いつものゲームレポートは明日に回します。とりあえず良かった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水戦プレビュー

2007-06-22 20:40:42 | 浦和レッズ
明日、浦和は敵地日本平で清水と対戦します。浦和のここ2試合の内容を見れば、達也効果で上り調子です。過去は負けてばかりの日本平で勝つには、絶好のタイミングです。

長谷部の出場停止は、おそらく小野伸二のボランチ起用で乗り切ると思います。本来は、小野伸二のボランチは、相手が引いてくるときに威力を発揮するので、攻めてくる清水には向いていない策ですが、出場停止では仕方ありません。

代表合宿への参加に意欲を見せる闘莉王は強行出場するはずで、岡崎や矢島といった若手FWが最近出場していますが、彼らとは格の違いを見せてくれそうです。清水は長谷川健太監督になって、意欲的に若手を起用しています。左MFの藤本淳吾のように、代表レベルまで成長した選手もいます。

確かに勢いに乗れば怖いですが、昨年の埼スタでの対戦を見る限りでは、青山や枝村あたりの主力選手でも、若さからくる未熟さもあります。浦和としては、そういうミスを確実に得点に結び付けたいところです。

ただ、清水は昨年の印象では、よく走るチームと思っています。昼間の試合なので、暑いコンディションになれば、浦和の動きが落ちて清水に走り負ける恐れがあります。屋根のない日本平では、サポーターにとっては雨は嫌ですが、選手にとっては暑くなるより雨の方がましと思っているかもしれません。

楽しみなのは、達也効果が3試合続くかどうかです。達也は運動量が多く、マンツーマンが効かない選手ですから、清水はパスの出し所のポンテを消しに行くでしょう。伊東がポンテにつく展開になると、小野伸二の後ろからのゲームメークが効くかもしれません。小野伸二にとっては、日本平は1999年に絶妙なパスで福田の2ゴールをアシストした場所ですから、あのときと同じ活躍を期待したいです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする